目次
【SEO】「schema.org」とは?Google「schema.orgをサポートする」
「schema.org」とはどういうものなのでしょうか?
「schema.org」とは?
http://schema.org/docs/full.html
schema.orgとは schema.orgの仕様通りにHTMLにマークアップする事で、Google,Yahoo!,Microsoftなどの検索エンジンに正確な情報を収集してもらい、ユーザーに最適な検索結果を提供するというものです。
(Qiita より)
schema.orgではmicrodataという方式でマークアップすることで、クローラーがページの内容を解析しやすくなります。その結果、検索エンジンにリッチスニペットを表示することができます。
リッチスニペットとは、見たことがあると思いますが、検索結果の一覧にでてくる評価や画像表示のことです。
(Qiita より)
GoogleのJohn Mueller氏はGoogleハングアウトで「構造化データのマークアップをランキングアルゴリズムに組み込むかもしれない」という発言から、今後そのような仕様になっていくことが期待されます。
(Qiita より)
▼Google・John Mueller氏の動画
English Google Webmaster Central office-hours hangout
▼マークアップ方法の資料
マークアップ方法-Qiita
itemprop
は情報の項目を指定するプロパティです。ここでは、本のタイトルに、name
、本の説明description
、著者にauthor
を指定しました。指定できるプロパティはitemtype
で指定したURLで知ることができます。今回の場合であればhttp://schema.org/Book
です。book.html<section itemscope itemtype="http://schema.org/Book"> <h1>本の情報</h1> <span itemprop="name">Ruby入門</span> <p itemprop="description">本の説明</p> <p itemprop="author">著者名</p> </section>このようにして、この部分は本についての情報を持っていて、具体的には、本のタイトル、説明、著者の情報を持っているということをクローラーに伝えることができました。
すべてのschema.orgをGoogleはサポートする
すべてのschema.orgをGoogleはサポートする、可能な限り多くの構造化データをマークアップするといい[海外SEO情報ブログ]
●schema.org でマークアップされた構造化データのすべてのプロパティをGoogle はインデックスする
●可能な限り多くの構造化データをマークアップした方がいい2018年4月6日に開催された ISM Spin-off #4 ? Google Search Night で Google の Gary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏は、このように発言しました。
セッションの合間に僕が 1対1 でゲイリーと話したときのことです。
(海外SEO情報ブログ より)
レビューやレシピのようなリッチリザルトやパンくずリスト、サイトリンク検索ボックスなどに必要な構造化データは、目に見える形で検索結果に現ます。
したがって、構造化データを設定する意味がはっきりわかると言えるでしょう。しかし、検索結果に現れないとしてもできるだけ多くの構造化データをマークアップすることをゲイリーは推奨していました。
理由は、構造化データがたくさんあればあるほど、Google のコンテンツ理解の手助けになるからです。
ページにある構造化データはすべて Google にインデックスされます。
そして、ユーザーのクエリに関連性があるかどうかをより的確に判断するヒントになります。
(海外SEO情報ブログ より)
一方で John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は、構造化データにどの程度まで力を入れるべきかという Reddit での AMA に投稿された質問には次のようにアドバイスしています。
『明確な答えはないが、私なら、目に見える効果をもたらす構造化データにフォーカスするだろう(作業と結果の関係性をはっきりと把握できるから)。
その他の点に関しては、適度にやればいい。
私たちはページを理解するために確かに構造化データを使っていて、関連性が認められた場合には上位表示に役立つ。
だが構造化データがページにあるからといって、それだけで1位に順位が一気に上がるということはない。』ジョンの場合は、まずリッチリザルトなど目に見える形で結果を確認できる構造化データに集中して取り組むことを勧めています。
そのうえで、次のステップとして別の構造化データの追加を提案してます。追加する理由はゲイリーと同じで、Google のコンテンツ理解を手助けし、その結果、検索での上位表示に役立つことがあるからです。
(海外SEO情報ブログ より)
▼構造化データに取り組むべき状況
有益で高品質なコンテンツを提供できている、サイトが使いやすく表示スピードも速い、モバイル対応も完璧のように最優先でやるべきことがやれている、かつリソースに余力があるなら、積極的に構造化データの拡大に取り組むといいのではないでしょうか(ただし、リッチリザルトなど検索に使われる構造化データは最優先事項の1つ)。
あるいは競争が激しいジャンルでライバルに少しでも優位に立つための手段として、構造化データにかけるのも選択肢に含めてもよさそうです。
(海外SEO情報ブログ より)
SEOコンサルタントの感想
▼つまり、構造化データは「少しでもGoogleのサイト、コンテンツの内容を伝え価値を高めて貰う為のもの」という事です。
記事にあるように、ライバルサイトと非常に拮抗している状況で「わずかでも優位に立ちたい」というならば取り組むべきですし、そもそもコーディングとして推奨されているものですから行うべきものです。
SEOまんが
【SEO動画】「まんがでわかるSEO」SEOコンサルタント勝子/プロローグ『SEOコンサルタント登場』
【SEO動画】「まんがでわかるSEO」SEOコンサルタント勝子/第1話『SEO・内部対策をしよう!』
SEO関連著書
【本の情報】
■出版社:宝島社
■タイトル:『DeNAと万引きメディアの大罪』
■ページ: 240ページ
■著者:別冊宝島編集部 (編集)
※白石竜次は寄稿
「世界一わかりやすいSEO対策最初に読む本」