【SEO】MFIでPCサイトに集められた被リンクは評価して貰えるの?
モバイルページはリンクが少ないけど、MFIで問題は起きないの?
モバイルファーストインデックスでは、モバイル版ページがインデックスされ、ランキングの評価対象になる。リンクも当然モバイル版向けページの情報が使われる。
となると、SEO担当者ならば次のようなことが気になるかもしれない。
「一般的には、リンクはPCページに向けて貼ることが多いはずだ。モバイル版ページとPC版ページのURLが異なる場合、PC版ページに張られたリンクは、きちんと評価してもらえるのだろうか?」
「モバイル版ページではリンクを省略していることも多い。となると、PC版ページと比べて被リンクだけではなく発リンクの数も少なくなっている。影響はないのだろうか?」
グーグルは「MFIに移行しても順位変動は起きない」と言っているが、言葉をそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。
こうした心配にグーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントしている。
『MFIにサイトを移行する前に、リンクのようなことを私たちはしっかりチェックしている。だから私はそんなに心配していない。
それでも、もしモバイル向けサイトに十分なリンクを設置していないなら、修正してもいい(どのページにもある通常の機能を、サイトが提供していないのは私にはとても嫌なものだ)。』We do check for things like links before switching sites over, so I'm not too worried. If your site has insufficient links on mobile, you should be fixing that regardless (I hate it when sites don't provide the normal functionality everywhere).
— John ☆.o(≧▽≦)o.☆ (@JohnMu) 2018年4月10日
『MFIの計画では、準備ができるまではサイトを移行しないようにしている。でも、問題を修正するのは常に良いことでもある。』
The plan is not to switch sites over until they're ready, but fixing issues is always good.
— John ☆.o(≧▽≦)o.☆ (@JohnMu) 2018年4月10日
MFIが始まったとはいえ、MFIに移行すると問題が起きるサイトは移行の対象にならないということだろう。リンクの状況が原因で不必要な順位変動が発生しそうだとしたら、移行されないようだ。
ひとまず大きなマイナスは起きないだろうと考えて様子を見ても大丈夫そうだ。
(WEB担 より)
SEOコンサルタントの感想
「被リンク」の問題はいまだに断言できない部分があると思います。
不安なようなら少しでもスマホサイトのほうにリンクを集める、という事になりますね。
被リンク関連記事

■Googleのジョン・ミューラー氏 「GoogleのJohn Mueller氏はTwitterでこう語っています。「自然にリンクするだけで、他の記事とリンクするときに何か面白くする必要はありません。」 「そのような有機的な方法で他の記事にリンクするときには、何もする必要はありません。」 Q. おかしなリンクが大量にあるので否認ツールを使いたい。問題ないか? ●Googleジョン・ミューラー氏の回答 以前のSEO業者が付けたような、自分が関与しない怪しいリンクがあるならリンクの否認ツールを使ってかまわない。 とはいえ、リンクを毎週毎週チェックして、気に入らないリンクが5本増えたから否認するといったことまではしなくていい。Google 側で処理する。 否認ツールを頻繁に使ったからといってサイトの評価に影響することはない。 良いリンクと悪いリンクの両方が多くのサイトには普通は張られているもの。
■Googleのジョン・ミューラー氏 不自然なリンクではなく、ただ単にスパムサイトから張られただけなのであれば、私なら無視する。もっと大切な問題のために時間を取っておきなさい。
▼まず「YMYL(Your Money or Your Life)」がポイントですよね。 ▼そして「E-A-T(専門知識、信頼性、信頼性)」が大事です。 3つの施策(正しい理解かどうかはわかりませんが。。) ▼「サイトからブログ」のリンクを「nofollow」のリンクとした。 ▼メインとブログを別ドメインに?? ▼古いページ?などを「noindex化」した。 コンテンツ作成 ▼ユーザーの意図に焦点を当てたページを作成 ▼特定の病状に焦点を当てたページを掲載 その他 ▼著作者情報(著者プロフィール)を強化 ▼医師にコンテンツをレビューさせ、レビューアとして追加 ▼著者プロフィールは著者ページとウェブサイトをリンクした ▼フィードバックを求めるフォームを追加
▼バリューエージェントさんがクライアントのサイトにつけられたSEO業者の被リンクを外した結果の記事。 ▼このSEO会社の名前は出していません ▼リンク元サイトはよくあるSEO業者の被リンク用サイト ▼クライントの代わりにSEO業者にヒアリング ▼リンクを外したら24位から7位になった ▼被リンクの費用は49,800円/月だった ▼SEOをリースで販売したり、いいかげんな会社がいまだにある
【リンクについてまとめ】 ▼『鮮度の高いリンクを一挙に公開すると、強力なリンクを凌駕する場合が多い』
▼『スパムリンクは鮮度の高いリンクの効果を鈍らせることがある』
▼自分でテストしてみることを推奨。
→リンクは白黒割り切れません。実際にやってみないと…
▼「SEOについて学ぶには、実際に試してみるより効果的な方法はない」
▼人気が高いページは被リンクが沢山あり、そこからのリンクほど強い。
▼「サイドバー」「ヘッダー」「フッター」からより独自コンテンツからのリンクのほうが強い。
→本文中からのリンクが効果的。
▼コンテンツの上部にあるリンクのほうが強い。
▼関連性の高いアンカーテキストを含むリンクは価値が高い。
▼無関係のアンカーテキストは価値が下がるか無視される。
▼新たなドメインからのリンクは重要(ドメイン分散)。ただし強いドメインからの2つ目のリンクのほうが強い。
→「リンク分散」とは言われるけど、強いドメインのサイトの2つ目3つ目のリンクのほうが価値ある。
▼他サイトからのリンクはサイト内リンクより強い。
▼サイト内リンクや優れたサイト構造も重要。
▼信頼できるシードサイトからのリンク距離が近ければ近いほど効果は強い。
▼ページのトピックに関連性の高いページからのリンクは強くなる。
▼鮮度の高いページからのリンクは鮮度の低いページからより強くなる。
→やっぱり更新頻度の高いサイトのほうが価値があるようですね。
▼リンク増加率は、鮮度のシグナルとなる。