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SEO 白石竜次コラム

【「検索意図」とは?】タイトルタグより「〇〇とは」の」見出しが優先された事例

投稿日:2020年2月21日 更新日:

SEOおおぎり

「検索意図」とは?タイトルタグより「〇〇とは」の」見出しが優先された事例

現在のSEOにおいて「ユーザーの検索意図に応える」ということは重要なことであり、最新の「王道SEO」だと思います。
今回はそれが顕著に表れた事例を紹介します。

「検索意図」とは?

「検索意図」とは、ユーザーがどんな意図をもって検索エンジン(Google)を検索しているか、というもので、
現在Googleのアルゴリズムは、それ(ユーザーの検索意図)に応える情報を含んでいるサイトやページを評価し、上位表示させている、というものです。
ユーザーの検索意図を分類するとこの3つに分けられます。

▼検索の目的
「情報検索」…一般的な検索
「トランザクション検索」…購入する準備ができたときに行われ
「ナビゲーション検索」…最適化の方法をほとんど必要としない

SEOの検索意図を理解するためのすばやく簡単なガイド

情報検索
これらは、一般的な検索です。
それらは特定の主題について学びたいと思う人々によって行われる可能性が高く、まだ変換することは期待されていません
アプライアンスWebサイトの例では、これらのクエリは次のようになります。
「オーブンはどのように掃除しますか?」
「オーブンを自然にきれいにする方法は?」
「冷蔵庫の冷凍庫のサイズ」
GoogleがSERPで「People Also Ask」クエリをますます表示しているため、これらのキーワードやフレーズを簡単に識別して活用できます。
検索者の旅のこの時点でのコンバージョンの可能性は最小限ですが、これらはランキングの対象となるクエリです。
この種のコンテンツをWebサイトに配置すると、旅行の開始時にユーザーの前にブランドやサイトを配置する機会が与えられます。
これらのタイプのクエリに対して一貫してランク付けする場合、競合他社がいない場所に自分を配置します。
Googleがより多くの機能を備えたスニペットやその他のSERP機能を表示することで、潜在的な顧客ニーズにも対応しながら、オーガニックフットプリントを増やすことができます。
Googleでおすすめのスニペットと「People Also Ask」を最適化する方法を読むことを強くお勧めします。
何も保証されていませんが、これらのために最適化するコンテンツが多いほど、SERPでそれらの切望されたスポットを取得する可能性が高くなることがわかりました。

トランザクション検索
トランザクション検索は、ユーザーが購入する準備ができたときに行われます。 これらは、Webサイトのカテゴリまたは製品に関連します。
アプライアンスのWebサイトの例に戻ると、次のようなクエリが見つかる場合があります。
「洗濯機を買う」
「1000ドル未満のベストストーブ」
「[ブランドを挿入]コーヒーマシン」
「[ここに製品コードを挿入]をオンラインで購入する」
架空のアプライアンスWebサイトでは、トランザクション検索が不可欠になります。
また、最初にサイトの最適化を開始するときに、情報検索よりも優先される必要があります。

ナビゲーション検索
ナビゲーション検索は最も理解しやすく、最適化の方法をほとんど必要としません。
これらの検索は、ユーザーが目的地(通常は有名なブランドまたはWebサイト)を念頭に置いており、必要となる可能性のある検索語が1つしかない場合です。
あなたのウェブサイト。

▼現在のSEOではとにかく「コンテンツ」と言われており、それは事実なのですが、さらにそれよりも
「検索意図」とも言われています。

有名SEOコンサルタント「検索者の意図を満たすことが王様」/検索意図について説明
『ウェブではコンテンツは王様ではない。検索者の意図を満たすことが王様だ。お昼に「ピザ」で誰かが検索したとしたら、それはピザの歴史を探しているのではなく、ピザを食べたがっているんだ。』

▼「ユーザーの検索意図」という言葉は「検索インテント」とも言われています。
そして4つのクエリに分類されます。

ユーザーの検索意図を狙うSEOの解説(住太陽氏)
【マーケターが知るべき4つの瞬間】
●1.知りたい(Knowクエリ)
●2.行きたい(Goクエリ)
●3.やってみたい(Doクエリ)
●4.買いたい(Buyクエリ)

▼検索クエリの種類はこのように分類されます。

「検索意図」と「背景」…Faber Companyの月岡氏セミナー(感想/解説)

検索は、以下の3種類に分類できる。、
1:インフォメーショナルクエリ(情報収集型)
2:ナビゲーショナルクエリ(案内型)
3:トランザクショナルクエリ(取引型)

それぞれ具体なキーワード例をあげるとすると、以下のようなものだ。
1:インフォメーショナルクエリ:「スノーボード 選び方」
2:ナビゲーショナルクエリ: 「バートン スノーボード」※
3:トランザクショナルクエリ: 「スノーボード 通販」「スノーボード 激安」「スノーボード 価格」
※ バートンはブランド名

1のインフォメーショナルクエリが検索全体の80%以上を占めているという。ただし、購入/契約の意思が固まっていない情報収集段階の1のユーザーに広告でリーチするのは、費用対効果が見合わない。そこでSEOでのリーチが有効になってくる。

【白石】
1:インフォメーショナルクエリ(情報収集型)
2:ナビゲーショナルクエリ(案内型)
3:トランザクショナルクエリ(取引型)

は、「ユーザーの検索意図」「コンテンツ」の話題で必ず出てきますね。「インフォメーショナルクエリが検索全体の80%以上」というのはすごいですね。

▼上記のようなことから、ユーザーは様々な目的を明確に持って(意識してなくても潜在的に)検索エンジン(Google)を検索しており、それぞれの要望を満たしてあげれば、ユーザーに満足して貰え評価される。
するとそういうサイトやページは検索エンジン(Google)に評価される・・・つまり、上位表示される、という事です。

タイトルタグより「〇〇とは」の」見出しが優先された事例

「ユーザーの検索意図」がいかにGoogleに重要視されているか、という具体的な事例を紹介します。
これは私がSEOコンサルしてとあるお客様のサイトです。

「VR〇〇」というクエリに対して上位表示されている、とあるVR関連のサイトの検索結果です。

検索結果に表示されているタイトルは
「TOP(VR●●って何?) - VR●●案内所」
と表示されています。
ですが、タイトルタグの設定は
「VR●●案内所」
です。「TOP(VR●●って何?)」はタイトルタグには入れていません
この文言はどこから来たのか?
これは
TOPページ本文に記載されています。

<h1>VR●●って何?</h1>
VR●●とは「●●×●●」の●●を楽しむ最先端の●●●●験です。

このように、「VR〇〇」という用語についての説明が記載されています。

Googleは、「VR●●案内所」というサイト名よりも「VR●●って何?」という言葉を評価し、こちらのほうがタイトルにふさわしいと判断して
このような検索結果の表記にしたのです。

さらに驚くべき事態として、そのすぐ下に

「VR●●とは?」
という同じサイトの別のページも表示。
同じサイトのページを2つ検索結果に表示させているのです。
こちらのページはタイトルタグに「VR●●とは?」を設定しており、
「VR〇〇」という用語についての説明が別の文言で記載されています。

いかにGoogleが「VR〇〇」という用語についての説明を重要視しているかがわかります。
これには理由があります。

【理由1】:他の競合サイトが書いていない。
…「VR〇〇」というクエリでの他の上位サイトには「VR〇〇」という用語についての説明が書かれていません。
Googleは「検索結果の多様性」というのも重視しておりますので「VR〇〇情報」みたいなタイトルが並ぶよりも、
用語の説明ページも検索結果の中に欲しい、と思ったのでしょう。

【理由2】:「VR〇〇」という用語が知られていない
…実は「VR〇〇」という用語は、世間一般には普及していない、新しい用語だからです。
「VR〇〇」は最近業界内で新しくできたサービスを表す言葉です。
ですから、この業界に詳しくない一般の人はまさしく「VR〇〇って何?」と思うと予想されます。
ですから「VR〇〇って何?」という言葉が拾われたのだと推測します。

SEOコンサルタントのまとめ

SEOコンサルタント白石(パンダ)
SEOコンサルタント白石(パンダ)
この事からわかることは

①ユーザーの検索意図を満たすコンテンツは、評価される。
②「検索結果の多様性」からも評価されやすい
③新しい用語の説明は評価される。

という事です。そのような用語やサービスを扱っている方は是非説明や情報をコンテンツに加えるべきです。

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記事執筆/サイト管理者

記事執筆/サイト運営者


名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


ストアカ

白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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