SEO業者の被リンクをSEO会社が外した事例について
SEOの仕事依頼を受けた時に、既に過去、別のSEO業者に依頼をしており、その結果が良くなかったと言って回ってくるという事があります。さらには「SEO業者に良くないリンクをつけられた」というケースもあります。今回はそんな事例の話です。
SEO会社バリューエージェントさんの記事です。
SEO業者の被リンクをSEO会社が外した事例
SEO対策意味あるの?SEO業者の被リンクを9週間かけて外した結果[大阪 Webマーケティング バリューエージェント]
今回SEO業者がつけていた外部被リンクは60本
この被リンクを週に7本づつ削除を行い。9週間かけてリンクを削除。
リンク元サイトは、私が見た限りでは典型的なSEO会社が作っている外部リンク用のホームページ1サイトから発リンク1本〜2本、数ページでテーマはど真ん中というよりは、まあまあ近いと言えば近いけどというような、感覚的には1記事数百円で書いた記事の寄せ集めで、文章としては読めるレベル。
▼バリューエージェントさんがクライアントのサイトにつけられたSEO業者の被リンクを外した結果の記事。
▼このSEO会社の名前は出していません
▼リンク元サイトはよくあるSEO業者の被リンク用サイト
▼クライントの代わりにSEO業者にヒアリング
▼リンクを外したら24位から7位になった
▼被リンクの費用は49,800円/月だった
▼SEOをリースで販売したり、いいかげんな会社がいまだにある
SEO専門家辻氏の感想
全部の会社でこうなると言い切れないですが、あそこのリンクはなぁ。前に見たそこの内部提案はひどかったけど、今もひどいままなのかな。うーん……〉SEO対策意味あるの?SEO業者の被リンクを9週間かけて外した結果 https://t.co/2YJ6a341cM
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2017年3月29日
こういう駄目なケースだけでは無くて駄目人工リンクだと上昇量や率が下がるだけで、まだまだ人工リンクは上がりますからねぇ。
でも、競合がそれをやってて、それに気付けたなら、通報すると今はとても早くGoogleは対応してくれますね。
リンクやってないなら通報オススメ。 https://t.co/7cpxZrXdlY— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2017年3月29日
SEOコンサルタントの感想
・バリューエージェントさんは私と同様で「外部対策ではなく内部対策やSEOコンサル」の会社のようです。
・私は外部対策の不確定要素は「その被リンクの効果があるか」と「SEO業者の被リンク用サイトが効果のあるものなのか」
というものがあると思います。
・現在、Googleは「質の低いサイトからのリンクは無効化する」と言っていますが、100%そうなる保障はありません。心配なら「リンクの否認」をしたほうが良いと思います。
・私もお客様が契約していたSEO業者の被リンク用サイトがよくなかったのでリンクを外して貰った事があります。
被リンク関連記事

■Googleのジョン・ミューラー氏 「GoogleのJohn Mueller氏はTwitterでこう語っています。「自然にリンクするだけで、他の記事とリンクするときに何か面白くする必要はありません。」 「そのような有機的な方法で他の記事にリンクするときには、何もする必要はありません。」 Q. おかしなリンクが大量にあるので否認ツールを使いたい。問題ないか? ●Googleジョン・ミューラー氏の回答 以前のSEO業者が付けたような、自分が関与しない怪しいリンクがあるならリンクの否認ツールを使ってかまわない。 とはいえ、リンクを毎週毎週チェックして、気に入らないリンクが5本増えたから否認するといったことまではしなくていい。Google 側で処理する。 否認ツールを頻繁に使ったからといってサイトの評価に影響することはない。 良いリンクと悪いリンクの両方が多くのサイトには普通は張られているもの。
■Googleのジョン・ミューラー氏 不自然なリンクではなく、ただ単にスパムサイトから張られただけなのであれば、私なら無視する。もっと大切な問題のために時間を取っておきなさい。
▼まず「YMYL(Your Money or Your Life)」がポイントですよね。 ▼そして「E-A-T(専門知識、信頼性、信頼性)」が大事です。 3つの施策(正しい理解かどうかはわかりませんが。。) ▼「サイトからブログ」のリンクを「nofollow」のリンクとした。 ▼メインとブログを別ドメインに?? ▼古いページ?などを「noindex化」した。 コンテンツ作成 ▼ユーザーの意図に焦点を当てたページを作成 ▼特定の病状に焦点を当てたページを掲載 その他 ▼著作者情報(著者プロフィール)を強化 ▼医師にコンテンツをレビューさせ、レビューアとして追加 ▼著者プロフィールは著者ページとウェブサイトをリンクした ▼フィードバックを求めるフォームを追加
▼バリューエージェントさんがクライアントのサイトにつけられたSEO業者の被リンクを外した結果の記事。 ▼このSEO会社の名前は出していません ▼リンク元サイトはよくあるSEO業者の被リンク用サイト ▼クライントの代わりにSEO業者にヒアリング ▼リンクを外したら24位から7位になった ▼被リンクの費用は49,800円/月だった ▼SEOをリースで販売したり、いいかげんな会社がいまだにある
【リンクについてまとめ】 ▼『鮮度の高いリンクを一挙に公開すると、強力なリンクを凌駕する場合が多い』
▼『スパムリンクは鮮度の高いリンクの効果を鈍らせることがある』
▼自分でテストしてみることを推奨。
→リンクは白黒割り切れません。実際にやってみないと…
▼「SEOについて学ぶには、実際に試してみるより効果的な方法はない」
▼人気が高いページは被リンクが沢山あり、そこからのリンクほど強い。
▼「サイドバー」「ヘッダー」「フッター」からより独自コンテンツからのリンクのほうが強い。
→本文中からのリンクが効果的。
▼コンテンツの上部にあるリンクのほうが強い。
▼関連性の高いアンカーテキストを含むリンクは価値が高い。
▼無関係のアンカーテキストは価値が下がるか無視される。
▼新たなドメインからのリンクは重要(ドメイン分散)。ただし強いドメインからの2つ目のリンクのほうが強い。
→「リンク分散」とは言われるけど、強いドメインのサイトの2つ目3つ目のリンクのほうが価値ある。
▼他サイトからのリンクはサイト内リンクより強い。
▼サイト内リンクや優れたサイト構造も重要。
▼信頼できるシードサイトからのリンク距離が近ければ近いほど効果は強い。
▼ページのトピックに関連性の高いページからのリンクは強くなる。
▼鮮度の高いページからのリンクは鮮度の低いページからより強くなる。
→やっぱり更新頻度の高いサイトのほうが価値があるようですね。
▼リンク増加率は、鮮度のシグナルとなる。