【歯科SEO】口コミサイトで不自然な歯医者の評価の見分け方
口コミサイトでの歯医者選び 不自然な評価の見分け方
「ネット予約対応で、土日も受診できる。家からも近い。決め手は、どのサイトでも評判が良くて、悪い口コミがなかったことです。でも、たった1回の治療で、悪くもない7本の歯を削られてしまいました」
こう語るのは、必要もなく歯を勝手に削った傷害容疑で、今年1月に逮捕された歯医者(中国地方で開業)の元患者。この事件では、警察に約90件の被害相談が寄せられた。
問題の歯医者は、5月から始まった公判で「正当な治療行為」として無罪を主張しているが、地元の歯科関係者の間では、患者とのトラブルが多いことで有名だった。診療報酬の不正行為などで保険医の登録も取り消されている。
第一に、評価の大半が最高の「★5つ」で占められていること。トラブルが頻発していた事実を考えると、違和感がある。
第二に、投稿が肯定的な内容ばかりで、次のような抽象的で無難な表現で埋め尽くされていること。
「先生が明るい」「優しかった」「親切」「丁寧」──本物の口コミには、体験した者にしか書けない具体的なエピソードや、“秘密の暴露”があるものだが、それが何もない。
第三に、投稿が一定の時期に集中していること。この歯医者の場合、去年3月の2週間内で4件の投稿があり、うち2件は同一日。他の投稿は約1年前だから、不自然さが際立つ。この口コミサイトを対象にした、バイト募集の実態も確認している。
実は、歯科関係者にとって「口コミ」が“捏造”されているのは公然の秘密。大半の口コミサイトは、予約システムと連動しており、運営会社が営業の際に“契約料に口コミが含まれる”と堂々と言っているのだ。
筆者はある歯医者の取材中にやってきた営業担当のそうした“セールストーク”を直接聞いたこともある。システムによっては、サイトを通じて予約した患者1人につき2000~3000の手数料を歯科医院から徴収している。
辻正浩氏
■辻正浩氏(@tsuj)
週刊ポストでもこの地図サービスの偽装口コミの件が。いよいよ本当に注目されだした。
週刊ポストでもこの地図サービスの偽装口コミの件が。いよいよ本当に注目されだした。>口コミサイトでの歯医者選び 不自然な評価の見分け方 https://t.co/q1nEBNdiej
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) August 4, 2019
SEOコンサルタントのまとめ
歯科は競争が激しいですし、SEOをしている歯科医院も多いです。また、EPARK歯科のようなサイトが上位を独占したり、マイビジネスでの問題も発生しています。