辻正浩氏と 渡辺隆広氏のセミナー情報(小川卓氏の記事)
辻正浩氏と 渡辺隆広氏のセミナーが行われました。詳しくは元記事をご覧ください。
辻正浩氏
ありがとうございました!帰りたくなるほど豪華な参加者の方々が多くで不安でしたが、楽しんで頂けたようで安心しました。>渡辺さんと辻さんが登壇された、DemandSphere株式会社主催の「The Vision of SEO」に参加してきました! - Real Analytics (リアルアナリティクス)
ありがとうございました!帰りたくなるほど豪華な参加者の方々が多くで不安でしたが、楽しんで頂けたようで安心しました。>渡辺さんと辻さんが登壇された、DemandSphere株式会社主催の「The Vision of SEO」に参加してきました! - Real Analytics (リアルアナリティクス) https://t.co/jKa9TtRjx5
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) July 31, 2019
私は渡辺さんの本を読んでSEOを知って、渡辺さんの元で働いて本格的に学んだわけですが、この流れじゃなかったら絶対に今の状態はありえないなあと思いますね。最初の頃の研修や実務で「TDLにSEOを提案するなら?」とか、SEOではなく検索をどう考えるかをずっと叩き込まれたのが生きているなあと。
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) June 23, 2019
私だけでなく、良いSEO系のイベントでは石を投げたら元アイレップSEOに当たるとか、SEO担当がいる巨大サイトを運営する会社の半分には渡辺さん教え子がSEOやってるんじゃとか思いますし。孫も含めると影響力大きいなあと。
私は教える側はごくわずかで恥ずかしいですが……出来ることでがんばらねば。— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) June 23, 2019
渡辺隆広氏
私からは、検索キーワード分析してコンテンツを作成するというフローそのものが間違い、それは単語盛り込んだ文章を作成しているだけでコンテンツマーケティングじゃない、という話を【8/7(水)in大阪】Ateam Contents Marketing Meetup_Vol.01 (2019/08/07 19:15〜) https://t.co/viM1VEB5IH pic.twitter.com/N00QjzQlA1
— Takahiro Watanabe (@takahwata) July 18, 2019
セミナー記事
渡辺:私は「SEOの成果を順位で評価するのはやめません?」とお客さまに言っています。そもそもSEOのゴールは1位をとることではなく、オーガニックトラフィックから売上を上げることですよね。
Googleが検索ユーザーにリンクではなく直接答えを返すようになり、スマホだと顕著に検索1位が昔でいう6〜7位の位置まで下がってしまっていますが、1位をとる以外にもビジネスゴールを達成する方法はたくさんあると思います。
辻:私は約20万キーワードの順位を定期的に追っていますが、昔ほどチェックしなくなりましたね。数十サイトのSEOコンサルティングをおこなっていますが、ランキングデータを提出しているお客さまは1社だけ。順位だけ追いかけるのってある意味こちらとしては楽なんですが、それはお客さまのためにならないんですよね。
渡辺:付け加えると、SEOの評価基準が順位に依存している場合、1位から2位に下がった時にインハウスSEO担当者は上司への説明責任が発生しますよね。10年前なら少し分析すれば改善策にあたりがつきましたが、今って正直わからないじゃないですか。(笑)上司から詰められないためにも、順位を基準にしない方がいいなって思いますね。
コンテンツSEOの人たちはここ1年ぐらいでみんな苦しみ始めていますね。
ニュースサイトのような、記事を出すことがサイトの価値そのものの場合は効率が落ちてもやるしかありませんが、多くのサイトは記事に頼るだけでなく、いろんな方向でSEOに取り組む必要があると思います。
「良いコンテンツがあるけどなかなか見てもらえない」という課題を解決するための手段がSEOなのに、SEOのためにコンテンツが作られている。そのなにがダメかって、キーワードを見すぎなんですよ。キーワードはユーザーを理解するためのシグナルの一つにすぎないのに、キーワードばかり見ているからとりあえずキーワードが入った記事の大量生産になってしまう。
だから私がコンテンツについてアドバイスする時は「Googleのことを忘れろ」と言ってますね。Googleはユーザーがそのコンテンツをどう評価したかを見ているだけで、コンテンツそのものを評価しているわけではない。ユーザーにフォーカスしてやるべきです。
辻:キーワードを意識したコンテンツSEOって、おそらく本格的にやり始めて大声で言い出したのが自分なので申し訳ないところはあるんですけど、時代が変わったのは確かですね。サービスの価値がきちんと検索されるようになっていないのに、SEOをやるとなったらSEO目的記事の大量生産しかしない会社が多すぎるんですよ。
2013年以前からSEOをやっている人とそれ以降にSEOをやり始めた人には違いがあると感じています。昔からSEOをやっている人って、キーワードの意識が身に染み付いちゃってるんですよね。キーワードごとのユーザー解析データを浴びるほど見続けてきたからこそ、SEOにおける「これは合っている、間違っている」という感覚の精度が高い。新しい動きはどんどん出てきていますが、このキーワードの意識をもって一歩一歩進んでいけば、これからの未来も案外ついていけるんじゃないかと思っています。
▼テクニカルな部分は無くならない
▼ユーザーと向き合う⇒良いサイトを作ることに⇒結果的にSEOになる
▼SEOのためにコンテンツを作っても上手くいかない⇒キーワードの方に目が向き人に向いていない為
▼記事だけでなく「一覧」「FAQ」などの「機能」にもSEOを行う
▼検索順位を上げることを目的にしてはいけない
▼順位が1位から2位に下がった時にその理由って説明できないよね
▼検索順位をクライアントに伝える事はほとんどない
▼営業・広報・人事など、周り巻き込んで施策を実行すべき
▼Google検索回数よりYouTube検索回数の方が多いジャンルもある
小川卓氏
参加してきたので、ブログ記事書いてみた。https://t.co/Qf9P6c2sDK
— Taku Ogawa (小川 卓) (@ryuka01) July 31, 2019
SEOコンサルタントのまとめ
アイレップ渡辺隆広氏<と元アイレップの辻正浩氏。アイレップってすごい会社ですね。
アイレップのセミナー、渡辺隆広氏のセミナーは一度観に行ったことがあります。
小川さんも有名な方ですよね。
記事の感想は、納得というか、このお二人が言ってくれて「私のSEOの考えは間違っていなかったんだ」と安心しました。