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【SEO】モバイルファーストインデックスについてよくある誤解!
モバイルファーストインデックスについて、誤解されがちな疑問についてGoogleが解説しています。
モバイルファーストインデックスによくある誤解と混乱をGoogleが解説
■検索結果の URL
URLs in search: With Mobile-first indexing, we index the mobile version. When we recognize separate mobile URLs, we'll show the mobile URL to mobile users, and the desktop URL to desktop users - the indexed content will be the mobile version in both cases.
— Google Webmasters (@googlewmc) 2018年6月14日
検索結果の URL: モバイル ファースト インデックスではモバイル版ページをインデックスする。モバイル版が別の URL だと認識した場合は、モバイルユーザーにはモバイル版の URL を表示し、PC ユーザーには PC 版の URL を表示する。
ただしインデックスされるコンテンツはどちらもモバイル版ページ。
【すずき補足】
別々の URL で構成されたサイトにおいては、モバイル検索と PC 検索では検索結果に表示される URL が異なります(もちろん、アノテーションがきちんと設定されていることが前提)。でも URL は異なったとしても、インデックスされる(= 評価の対象になる)のはモバイル向けページです。
「動的な配信」と「レスポンシブ ウェブ デザイン」の構成では、モバイル検索も PC 検索も同じ URL が検索結果に表示されます。
(海外SEO情報ブログ より)
■別々の URL
https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/separate-urls?hl=ja#annotations-for-desktop-and-mobile-urls
パソコン用 URL とモバイル用 URL のアノテーション
Google のアルゴリズムがモバイルの別個の URL を認識できるように、次のアノテーションを指定することをおすすめします。パソコン用ページに、対応するモバイル用 URL を指す特別な link rel="alternate" タグを追加します。これで、Googlebot がサイトのモバイル用ページの場所を検出できます。
モバイル用ページに、対応するパソコン用 URL を指す link rel="canonical" タグを追加します。
(海外SEO情報ブログ より)
■キャッシュされたページ
Cached page: Unfortunately, it looks like we're currently still not showing a cached page for many mobile-first indexed sites. This is a bug, not by design, and should get resolved over time. It's just the UI, it doesn't affect crawling, indexing, or ranking.
— Google Webmasters (@googlewmc) 2018年6月14日
キャッシュされたページ: 残念なことに、モバイル ファースト インデックスに移行した多くのページに対してキャッシュされたページを現状では表示できていない。
これは不具合によるものであって、仕様によるものではない。そのうち解決する。
表示上の問題であり、クロールとインデックス、ランキングには影響しない。
(海外SEO情報ブログ より)
■スピードとモバイル ファースト インデックス
Speed and mobile-first indexing: The mobile speed update in July is independent of mobile-first indexing. Fast sites are awesome for users, especially on mobile, since devices & connections there tend to be slower than with desktops.
— Google Webmasters (@googlewmc) 2018年6月14日
スピードとモバイル ファースト インデックス: 7月に導入される モバイル検索の Speed Update とモバイル ファースト インデックスは無関係。
高速なサイトは特にモバイルではユーザーにとってすばらしいし、モバイルは PC と比べて接続が遅い傾向にある。
(海外SEO情報ブログ より)
▼「スピードアップデート」と「モバイルファーストインデックス」は関係ありません。
■モバイルサイトの UI
Mobile website UIs: Using "hamburger-menus" and "accordions" on mobile websites is fine.
— Google Webmasters (@googlewmc) 2018年6月14日
モバイルサイトの UI: ハンバーガーメニューやアコーディオンをモバイル版サイトで使っても問題ない
【すずき補足】
現状では、初期状態で隠れているコンテンツは重要度を下げられることがあります。
しかし、MFI では問題になりません。
スマホはスクリーンが PC よりも狭いので、コンテンツを初期状態で非表示にする展開式の UI やタブ型の UI が一般的だからです。
(海外SEO情報ブログ より)
▼「モバイルファーストインデックス」では問題無くなるという事ですね。
■必須要件
On requirements: Neither mobile-friendliness nor a mobile-responsive layout are requirements for mobile-first indexing. Pages without mobile versions still work on mobile, and are usable for indexing. That said, it's about time to move from desktop-only and embrace mobile 🙂
— Google Webmasters (@googlewmc) 2018年6月14日
必須要件: モバイルフレンドリーとレスポンシブ ウェブ デザインのどちらもモバイル ファースト インデックスの必須要件ではない。
モバイル版がないページでも引き続きモバイル検索に表示されるしインデックスに使われる。
そうは言っても、PC 版だけのサイトからモバイルユーザーを受容するサイトに乗り換える絶好の機会だ。:)
(海外SEO情報ブログ より)
▼必須ではないと言うことですけど、レスポンシブ化やサイトスピードが遅くないという事はサイト運営上の当然の事、ということですね。
■ランキング
On ranking: The mobile-first index doesn't change anything for ranking other than that the mobile content is used. While mobile-friendliness is a ranking factor on mobile, being in the mobile-first index is not.
— Google Webmasters (@googlewmc) 2018年6月14日
ランキング: モバイル版ページのコンテンツが使われること以外は、モバイル ファースト インデックスでは何も変わらない。
モバイルフレンドリーはランキング要因だが、モバイル ファースト インデックスはランキング要因ではない。
(海外SEO情報ブログ より)
▼モバイルフレンドリー⇒ランキング要因
▼モバイルファーストインデックス⇒ランキング要因で無い