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SEO

いまどきSEOに被リンクは不要?

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イマドキのSEOに被リンクは不要? 100万件のSERP分析で判明した真実に刮目せよ

イマドキのSEOに被リンクは不要? 100万件のSERP分析で判明した真実に刮目せよ【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

「リンクがランキングに与える影響力は、低下している。」

このようにグーグルは近年主張しているが、実際のところどうなのだろうか? Ahrefs(エイチレフス)が、100万件の検索結果ページを分析し、さまざまなリンク指標と検索順位の相関関係を調査した。

検索ボリュームが大きいほどリンクの影響が強まる
データを検索ボリューム別に分類したところ、検索ボリュームが多いキーワードでは、被リンク数と検索順位の相関がより強くなることが判明した。

これは、競争の激しい検索環境では、より強力なリンクプロファイルが必要となるためだと考えられる。ただし、検索ボリュームの大きいキーワードでは「上位表示されたページが自然と多くのリンクを獲得する傾向にある」ことも、この相関の強まりに影響している可能性がある。

ブランド検索ではより被リンクと順位の相関が高く
また、ブランド関連の検索では、非ブランド検索よりもリンクとの相関が強くなることが調査結果からわかった。

しかし、これは「ブランドだからリンクがより重要になる」というわけではなく、ブランドの知名度が高いことが要因であると考えられる。確立されたブランドは自然と多くのリンクを獲得しやすく、ブランドの影響力がランキング上昇に寄与することで、リンクの相関が強く見える可能性があるからだ。

リンクの影響は以前より若干低下
今回の調査結果を、2019年にAhrefsが実施した別の調査(低検索ボリュームの非ブランドクエリを対象)と比較すると、リンクと検索順位の相関がやや低下していることがわかった。2019年の相関係数は次のとおりだった:

被リンク(Links):0.27
dofollow被リンク(Followed links):0.25
被リンク元ドメイン名数(Referring domains):0.29
dofollow被リンク元ドメイン名数(Followed referring domains):0.26
対して、今回の調査ではこれらの指標が 0.22~0.24 の範囲に収まっている。これは、リンクの影響が以前よりも減少している可能性を示唆する。

ローカル検索ではリンクの影響がより強い
ローカル検索では、「被リンク数」と「被リンク元ドメイン名数」の順位との相関が、全体的な相関よりも明らかに高いことがわかった。これは過去のデータと比べても強い相関である。

ローカルSEOにおいては、同業他社のウェブサイトとコンテンツが類似しているケースが多く、リンクが人気度を測る指標としてより重要な役割を果たしていると考えられる。

また、ローカルビジネスでは外部リンクのシグナルが少ないため、内部リンクがランキングに与える影響も比較的大きい可能性がある。

情報コンテンツではリンクの影響が大きい
情報収集検索(例:「○○のやり方」「○○とは」など)においては、商業クエリやトランザクションクエリ(購入や申し込みに関するクエリ)よりも、被リンクとの相関が高いことが判明した。

これは、競争の激しい情報系キーワードでは、強力なリンクプロファイルがグーグル検索の評価指標として重要になるためと考えられる。ただし、質の高い情報コンテンツは自然とリンクを集めやすいため、結果的に相関が強まっている可能性もある。

キーポイント
調査結果から見えてきた重要ポイントをまとめる:

リンクは依然としてグーグルのランキング要因の1つだと考えられる(高い相関関係を示す)
ただし、その影響度は「クエリの種類」「検索ボリューム」「競争環境」によって変わる
全体としての相関は弱い~非常に弱い範囲
「検索ボリュームが多いキーワード」や「情報クエリ」では、リンクの影響がより大きくなる
「ローカルSEO」では、リンクが他と差別化する要因として強い影響を持つ
過去の調査と比較すると、リンクと検索順位の相関はやや低下しており、グーグルの発言と一致する傾向がある

補足: 調査方法と結果
本調査では、米国で検索ボリュームが最も多い上位100万件のキーワードを対象に分析を実施した。検索結果の上位20件とSEO指標との関係を測るため、スピアマンの順位相関係数を用いた。この相関係数は関係の強さと方向性を示すが、「相関関係 ≠ 因果関係」である点には注意が必要だ。

各リンク指標と検索順位のスピアマン相関係数は次のとおり:

ドメイン名評価(Domain Rating): 0.131
被リンク数(Number of Backlinks): 0.248
dofollow※被リンク数(Number of Followed Backlinks): 0.242
※dofollowリンクとはnofollow属性が付いていない通常のリンク
被リンクドメイン名数(Number of Referring Domains): 0.255
dofollow被リンクドメイン名数(Number of Followed Referring Domains): 0.250
内部の被リンク数(Number of Internal Inlinks): 0.117
内部の発リンク数(Number of Internal Outlinks): 0.093
外部の発リンク数(Number of External Outlinks): 0.083

SEOコンサルタントのまとめ

リンクと検索順位の相関(2019年Ahrefs調査)[Web担当者Forum]
●被リンク(Links):0.27
●dofollow被リンク(Followed links):0.25
●被リンク元ドメイン名数(Referring domains):0.29
●dofollow被リンク元ドメイン名数(Followed referring domains):0.26

【リンクと検索順位の相関】[Web担当者Forum]
▼リンクは依然としてグーグルのランキング要因の1つだと考えられる(高い相関関係を示す)
▼ただし、その影響度は「クエリの種類」「検索ボリューム」「競争環境」によって変わる
▼全体としての相関は弱い~非常に弱い範囲
▼「検索ボリュームが多いキーワード」や「情報クエリ」では、リンクの影響がより大きくなる
▼「ローカルSEO」では、リンクが他と差別化する要因として強い影響を持つ
▼過去の調査と比較すると、リンクと検索順位の相関はやや低下しており、グーグルの発言と一致する傾向がある
【白石】個人的にはまだ被リンクの効果はあると思いますので、
ナチュラルリンク設置が可能なら設置する(してもらう)べきだと思います。

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記事執筆/サイト運営者


名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


ストアカ

白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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