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SEO

「AI時代のGoogle検索・音声検索」(アイレップ・渡辺氏)

投稿日:2018年4月10日 更新日:

2-4

【SEO】「AI時代のGoogle検索・音声検索」(アイレップ・渡辺氏)

「Web担当者Forumミーティング 2017 Autumn」にてアイレップ・渡辺氏の講演のレポート記事です。
元記事を是非ご覧頂きたいのですが、いくつかを引用させて頂きます。

AI時代のGoogle検索・音声検索に、SEO担当者が考えておくべきコト

渡辺氏はまず、次のような言葉を紹介した。

●2020年までに、全検索の50%は音声に(comScore, 2017)

●2020年に少なくとも検索の50%は音声と画像を通したものに(Andrew Ng, Baidu Chief Scientist, 2016)

●83%の人が、音声検索でいつでも手軽に情報を探せるようになると思うと回答(Google, 2017)
Web担当者Forum より)

▼どんどん音声検索が普及してくるんですかね。。。

SEOのEはExperienceのE

検索サービスの本質は、グーグル創業から20年近く変わっていない。基本的な機能は次の2つだ。

検索利用者の意図を理解する
適切な情報を検索結果に表示する
Web担当者Forum より)

▼Googleは基本的な考え方に関しては、変わっていないんですよね。

Google検索サービスの原則

①ユーザーの検索意図を理解する
②回答を見つける
③適合する情報を届ける

検索利用者へ

SEOは「Search Engine Optimization」の頭文字だが、Eの部分は「エンジン」ではなく「エクスペリエンス」だという考え方が登場している。
Web担当者Forum より)

▼「Experience」を訳すと「経験, 慣れ, 体得, 見聞き, 覚え」となる。
「ユーザー体験」ということですね。

グーグルは次のような取り組みを行っている。

1:検索行動パターンの分析
2011~12年から機械学習を徐々に活用し、検索行動パターンからユーザー満足度やブランド浸透率が測定可能になった。

2:ユーザーの行動変化を測定
モバイルシフトに伴いリンクを張る人が減り、リンクだけではWebサイトを評価できなくなった。リンクの性質が変化したため、ユーザーの行動変化(SNSなどで影響を受ける)を測定し、検索を通じてユーザーが到達するサイトのデータと組み合わせた評価が合理的になっている。
Web担当者Forum より)

Googleが活用するデータ

●検索・アプリ活動
●取引情報
●位置情報
●アクセスデータ
▼このような情報をGoogleは取得し、サイトの価値を評価しているようです。

指標としては、次のようなものが考えられる。

●CTR
●滞在時間 / 直帰
●再訪問回数
●ブランド検索(指名検索)の推移
このうち「CTR」と「滞在時間 / 直帰」は操作できるが、「再訪問回数」と「ブランド検索(指名検索)の推移」は難しい。
Web担当者Forum より)

サイトの知名度や信頼性は、ユーザーと向き合わなければ構築できない。SEOの基本的アプローチは、SEOのEは「体験=検索利用者」と捉えて、ユーザーのための優れたサービスを提供するしかない。
Web担当者Forum より)

●ポイント1: サイトのUXを定義する
●ポイント2:検索意図は文脈で捉える
●ポイント3:コンテンツはテキストに限らない
Web担当者Forum より)

次のようなデータも考えるうえで参考になる。

●競合サイト(公式サイト、事業戦略など)
●調査・統計情報
●オンライン / オフラインの各種情報(チラシ、雑誌、新聞広告、ニュースなど)
●社内で保有している各種マーケティングデータ(他部署にデータがあるかも)
●Googleの検索結果画面 【取扱注意】
Web担当者Forum より)

▼上記はUXを良くする為に参考になるデータです。
Googleの検索結果画面を参考に対策する施策は注意が必要ということですね。

検索をしようとする瞬間はどのような場面なのか
キーワードを入力してページにアクセスしたときに、ユーザーが要求する水準はどこまでか
そのコンテンツを見終わったら次に何をしたいのか
Web担当者Forum より)

▼上記は検索意図を読み取る為のポイントです。

「検索意図の把握」は前後の文脈や満足度も考える

記事↓
【A】
【キーワード】
【C】
【D】●A:検索行動を誘発した要因
人の属性、利用シーン(時間、場所、活動)、そんな時間?
<例>
「新婚旅行 おすすめ」と「お一人様 温泉」の違い
●キーワード:検索クエリの入力
●B:満足(課題解決)する要求水準
⇒コンテンツの形式・体裁・必要量、品質、オーサー基準など
●次に期待されるアクション
⇒解決した課題を基に再検索?それとも別のアクション?を具体的に考える

検索行動パターン(現実のユーザー)

「!」⇒「検索」⇒「Web」⇒「!」⇒「検索」⇒「Web」⇒「!」⇒「検索」⇒「Web」⇒「!」⇒「検索」⇒「Web」⇒「!」⇒「検索」⇒「Web」⇒「コンバージョン」
検索と情報閲覧を繰り返しながら疑問や課題を解決していく
(通販なら情報を入手しながら購買意志を固めていく)

●同時に興味を持つコンテンツがありそうなら、関連リンクなどの形式でコンテンツ提示
●またいつか訪問してほしいなら、TwitterやFacebook公式サイトの紹介へ誘導など
●定番サイトとしてブランドを認識してほしいなら、そのジャンルの専門性がわかるレイアウト
Web担当者Forum より)

▼上記は根本的なサイトの工夫の例。見ての通り小手先のSEOテクニックではなく、ユーザーの事を考えた工夫です。

オートコンプリートについて

オートコンプリートには、次のように検索エンジンごとに「クセ」がある。

●ヤフー: 実際にユーザーが入力した言葉に近い(=スパムも多い)
●グーグル: ユーザーの検索データだけでなくWebのデータも使い、類似クエリを推定(=実際にはユーザーが検索しない言葉が出てくることがある)
Web担当者Forum より)

▼オートコンプリートはあまり気にしすぎないほうが良いですね。

音声検索の特徴

音声検索は対話で進む

[AI]ご用件はなんでしょうか?
[ユーザー]品川駅近くのレストランを探してる
[AI]【一覧抽出】品川駅近くには○件の飲食店があります。
何人でご利用ですか?
[ユーザー]3人
[AI]【条件絞り込み】こちらの○○○○はいかがですか?
[ユーザー]ファミリー向けが良い
[AI]【条件絞り込み】こちらの○○○○はいかがですか?

AIはやり取りから家族構成を把握し次回以降の会話に反映する

アイレップ・渡辺隆広 氏

株式会社アイレップ デジタルマーケティングエージェンシー/SEM/インターネット広告代理店
http://www.irep.co.jp/

SEMリサーチ
http://www.sem-r.com/

著者&SEMリサーチ運営者::渡辺 隆広

渡辺隆広(わたなべ・たかひろ)。

株式会社アイレップ 取締役 (2014年1月1日現在)。SEM(サーチエンジンマーケティング)総合研究所所長。
1997年、大学在学時に日本で初めてのSEOサービスを提供開始。イープロモート(後に法人化)を立ち上げる。2003年4月退社。その後、検索エンジンマーケティング関連会社を経て、2005年4月より株式会社アイレップに入社、SEM総合研究所 所長に就任。

明治学院大学国際学部卒業、同大学院修士課程修了(2005年)。
SEMリサーチ - 検索エンジン情報 by 渡辺隆広

SEMリサーチ より)

SEOコンサルタントの感想

▼非常に参考になる講演、そしてレポート記事です。
やはり「ユーザーの為になる優れたサイトを作る」というのが理想であり、それを行うべきです。
それを手助けするのがSEOの施策です。
まずはこれを逆に考えない事です。
そして「どういうコンテンツがユーザーの為になる優れたサイトなのか?」
というものについて手助けするのが「SEOコンサルタント」だと考えております。

▼今は「OK,Google」と言うのが恥ずかしい・・

Google音声検索での「OK、Google」は「恥ずかしい」という意見まとめ

みたいですが、だんだん慣れていくのでしょうね。。。

そして「検索利用者の意図を理解する」については今後重要なポイントになると考えています。

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名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


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白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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