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SEO

【まとめ】リンクについて重要なポイント…その2

投稿日:2019年10月7日 更新日:

外部対策

【まとめ】リンクについて重要なポイント…その2

【図解】グーグルのリンク評価20の原則【2019年版】(後編#11~#20)

グーグルは、スパムリンクや低品質リンクの価値を引き下げている

ウェブ上には膨大な数のリンクがあるが、実際のところグーグルはその大多数を無視している可能性が高い。

グーグルの目的は、エディトリアルリンク(編集リンク)に重点を置くことだ。「エディトリアルリンク」とは、リンクを受ける側のサイトでは制御できず、他のユーザーが意図して配置する独自のリンクなどを指す言葉だ。

ペンギン4.0以降、グーグルはアルゴリズムによって「これらの基準を満たしていないと思われるリンクは単に無視するだけ」だとほのめかしている。たとえば、次のようなリンクがそうした扱いを受ける:

●ネガティブSEOとして張られたリンク
●リンクプログラムで生成されたリンク
とはいえ、グーグルが本当に低品質のリンクをすべて無視しているかどうかについては、多くの議論がある。低品質のリンクが張られたサイトは実際に被害を受けかねないことが証明されているからだ(特に、操作的だとグーグルが判断する可能性のあるリンクの場合)。

リンクエコー:リンクの影響は、リンクがなくなった後も残ることがある

「リンクエコー」(別名リンクゴースト)とは、リンクが検索順位に及ぼす影響が、リンクがなくなった後も長期間にわたって残っているように思われることが多い現象のことだ。
リンクがウェブから消えて数か月が経ってもリンクの残響効果は非常に強いままで、グーグルはこれらのページを複数回にわたって再クロールし、インデックス化していた。

こうしたことが起こる理由に対する推測としては、次のようなものがある

『ページの検索順位が上昇すると、グーグルが他の検索順位決定要因(ユーザーエンゲージメントなど)に目を向ける』

『グーグルがリンクの価値を維持するか引き下げるかの基準は、リンクがページ上にあるかどうかですべてが決まるわけではない』
根本的原因が何であれ、リンクの価値には、HTMLの記述とは別に、残響する空気のような性質がある。

これとは対照的に、「オーソリティの低いサイトが多くのリンクを一気に失った場合には、表示順位が下がった」という報告もある。

オーソリティの高いコンテンツにリンクを張っているサイトは、そうでないサイトより高く評価されることがある

グーグルは、「質の高いサイトにリンクすることは、明確な検索順位決定要因ではない」としている。しかし同社は以前に、そうしたリンクが検索パフォーマンスに影響を及ぼす場合があるとコメントしたこともある。

『スパムサイトや悪しき隣人にリンクしているサイトをグーグルがあまり信頼しないのと同じように、当社のシステムには、優れたサイトにリンクすることを推奨する部分がある』
(マット・カッツ氏)

さらに、長年にわたるSEOに関する複数の実験や事例データからは、関連性もオーソリティも高いサイトにリンクすると、検索順位やビジビリティに純粋にプラスの効果があり得ることが示されている。

スパムページにリンクしていると、そのページからの他のリンクも、価値を下げられることがある

マット・カッツ氏の言葉で、前半部分に注目してほしい。グーグルはスパムにリンクしているサイトをあまり信頼していないことがわかる。

「グーグルは、有料リンクをホストしていると見られるサイトや、プライベートブログネットワークの一部を構成していると思われるサイトの検索順位を下げている」ことを示す十分な証拠が、すでにあるからだ。

nofollowリンクはフォローされないが、場合によっては価値を渡すこともある

nofollowリンクはまったく考慮されないというのが共通認識だが、グーグル自身の言葉には、いくらか曖昧な部分が残る。グーグルはnofollowリンクをまったく追跡しないわけではなく、「通常」、あくまで「原則的に」は、グーグルのウェブグラフからリンクを除外することになるという。

JavaScriptリンクの多くは価値を引き渡す――ただしグーグルがレンダリングできる場合に限る

今日では、グーグルがJavaScriptをクロールしてレンダリングする機能が大きく向上したため、ほとんどのJavaScriptリンクが評価対象に含まれるようになっている。
とはいえ、グーグルは現在でも、すべてのJavaScriptリンクをクロールまたはインデックス化できてはいないかもしれない。次のような理由からだ。

●グーグルがJavaScriptをレンダリングするには時間と労力が余計にかかる
●すべてのサイトが互換性のあるコードを記述しているとは限らない
加えて説明しておくと、グーグルが考慮するのは、アンカータグ(a要素)とhref属性を含む完全なリンクだけだ。つまり、クリックなどのイベントハンドラで別のページにジャンプさせる処理などはリンクとして評価されない(上図のBとCに向けた処理の部分)。

1つのページ内に同じURLへのリンクが複数ある場合は、最初のリンクが優先される

同一ページに同じURLへのリンクが複数ある場合、最初のアンカーテキストだけが考慮されるというものだ。
同じURLに対して張られているリンクが複数あるページをクロールした場合、PageRankはすべてのリンクを通じて通常どおりに流れるが、検索順位を決定するのに使うのは、最初のアンカーテキストだけだという。

こういう状況は、次のような場合によく起こる:

●全体で共通のナビゲーション内から重要なページにリンクしている
●メインコンテンツ内からも、その重要なページにリンクを張っている

robots.txtとmeta robotsタグは、リンクの認識や取り扱いに影響を及ぼすことがある

グーグルが独自の検索順位決定アルゴリズムでリンクの重み付けをするには、そのリンクをクロールしてリンク先を確認しなければならない。当然のことだ。

しかし、そうしたグーグルの処理を妨げる指示を、サイト全体やページ単位でする(してしまう)ことがある。例を挙げよう。

●robots.txtファイル内のDisallow指定によって、そのURLをクロールできなくなっている

●ページのmeta robotsタグ、またはHTTPヘッダーのX-Robots-Tagで「nofollow」を指定している

●ページでは「noindex, follow」を指定しているが、グーグルが最終的にリンク先までクロールするのをやめてしまう
グーグルは多くの場合、他のページからリンクされているURLを、たとえそのページがrobots.txtでブロックされていても検索結果に含める。しかし、グーグルは実際にページをクロールできないため、そのページ上のリンクはどれもグーグルからは見えないに等しい。

否認したリンクは価値を引き渡さない(通常は)

リンクを否認することで、グーグルはウェブをクロールする際、こうした被リンクを効果的に検討対象から外す。
とは言うもののグーグルは、ユーザーの否認ファイルに間違いがあると判断すると、そのファイル全体を無視することがある。これはおそらく、ユーザーが自らを害することのないようにするためだろう。

リンクではない言及が、データやオーソリティをウェブサイトに関連付けることがある

グーグルは、HTMLリンクがなくても、エンティティ(企業、人、アート作品などの概念)に関するデータをページに関連付ける場合がある。これは、ローカルビジネスにおけるサイテーション(言及、引用)の処理で行っているものと同様だ。ページ内でブランド・映画・著名人などに言及するデータがある場合も同様にしている。

これと同様にグーグルは、たとえリンクがなくても、リンクされていないメンションがデータやオーソリティをウェブサイトや一連の情報と関連付ける可能性がある。
これは複雑なテーマだが、次のように言えるだろう。

グーグルは、データとウェブサイトを関連付けるために必ずしもリンクを必要とするわけでない。

エンティティ間に強い関連があれば、検索結果にサイトを表示させる助けになるかもしれない。

SEOコンサルタントのまとめ

【まとめ】
▼Googleは、スパムリンクや低品質リンクの価値を引き下げている
→しかし「意図的に設置された」とGoogleに判断されればペナルティを受けます。
▼「リンクエコー」リンクを外しても影響がしばらく残ることがある
▼オーソリティの高いコンテンツにリンクを張っているサイトは、そうでないサイトより高く評価されることがある
▼「優れたサイトにリンクすることを推奨する」とマット・カッツ氏が言っていた。
→良いサイトにリンクすることによりサイトの価値が上がる可能性がある。
▼スパムページにリンクしているとそのページからの他のリンクも価値を下げられる場合がある
▼JavaScriptリンクの多くは価値を引き渡す。(レンダリングできる場合)
▼ページに同じURLへのリンクが複数ある場合は最初のリンク、アンカーテキストが優先される
▼robots.txtとmeta robotsタグによりクロールできないと、リンクの認識や取り扱いに影響を及ぼす場合がある
▼否認したリンクは検討対象から外される
▼HTMLリンクがなくてもその言及が、ウェブサイトに関連付けられることがある
※その1記事
【まとめ】リンクについて重要なポイント…その1

▼『鮮度の高いリンクを一挙に公開すると、強力なリンクを凌駕する場合が多い』
▼『スパムリンクは鮮度の高いリンクの効果を鈍らせることがある』
▼自分でテストしてみることを推奨。
▼「SEOについて学ぶには、実際に試してみるより効果的な方法はない」
▼人気が高いページは被リンクが沢山あり、そこからのリンクほど強い。
▼コンテンツの上部にあるリンクのほうが強い。
▼「サイドバー」「ヘッダー」「フッター」からより独自コンテンツからのリンクのほうが強い。
▼関連性の高いアンカーテキストを含むリンクは価値が高い。
▼無関係のアンカーテキストは価値が下がるか無視される。
▼新たなドメインからのリンクは重要(ドメイン分散)。ただし強いドメインからの2つ目のリンクのほうが強い。
▼他サイトからのリンクはサイト内リンクより強い。
▼サイト内リンクや優れたサイト構造も重要。
▼信頼できるシードサイトからのリンク距離が近ければ近いほど効果は強い。
▼ページのトピックに関連性の高いページからのリンクは強くなる。
▼鮮度の高いページからのリンクは鮮度の低いページからより強くなる。
▼リンク増加率は、鮮度のシグナルとなる。

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記事執筆/サイト管理者

記事執筆/サイト運営者


名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


ストアカ

白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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