【SEO】「サークルK・サンクス」の中古ドメインが約6000万円で落札される!
「サークルK・サンクス」の中古ドメイン名「circleksunkus.jp」が約6000万円で落札され話題です。
入札殺到した「サークルK・サンクス」の中古ドメイン名、6000万円超で落札される結果に
入札殺到した「サークルK・サンクス」の中古ドメイン名、6000万円超で落札される結果に[INTERNET Watch]
かつて存在したコンビニチェーン「サークルK・サンクス」の公式サイトで使われていたドメイン名「circleksunkus.jp」がオークションにかけられていたが、最終的に6000万300円で落札された。
それまで使われていたドメイン名「circleksunkus.jp」だが、GMOインターネット株式会社が運営するお名前.comの「.jpドメインオークション」にて6月1日に出品された。開始価格は6000円だったが、オークション最終日の6月18日20時30分ごろ、入札件数は1250件に上り、6000万円超で落札された。
GMOインターネットの広報担当者によると、このドメイン名は5月1日~5月20日までの更新猶予期限が過ぎたことにより、6月1日よりオークションで出品されることになったという。お名前.comでは、このように更新猶予期限が過ぎて再登録が可能になった中古ドメイン名などを対象に、登録を希望するユーザーの登録申請予約を受け付ける「バックオーダーサービス」を提供しているが、今回は複数の申請があったため、オークションを実施することになった。
検索エンジンでの評価を表す指標となる「ドメインオーソリティ」において、同ドメイン名は100段階中49を獲得。この数値はこれまでお名前.comでオークションにかけられた中古ドメイン名の中でも「最も高い評価になる」という。
サークルKサンクス失効ドメインに6000万円 落札額への受け止め、競売運営社に聞いた
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かなりの高額落札に、ツイッターなどで「(落札者は)本当に支払えるのか」といった疑念が出ていることについて、GMOインターネットの広報担当者は、J-CASTニュースの19日の取材に対し、次のように答えた。オークション参加には「クレジットカードでの支払いが前提」で、参加者は事前に登録しているため、「基本的には(いたずらで、落札者が実際には払わない、といった事態は)起こらない、と考えている」とした。ただ、「クレジットカードの利用限度額というものがあるので、入札の価格に合わせて(入札者が)調整していただくよう案内している」と述べた。
また「前例はないが支払いができないというイレギュラーが起きた場合は次の高額落札者にご案内を検討する」と答えた。
落札されたドメインは外部リンク数が4000を超え、検索エンジン評価も高い。そのため、ツイッターなどには以前から、落札者が成人向けサイトや、フィッシング詐欺サイトなどに転用してしまう可能性を指摘して懸念を示す声も出ていた。
今後の対応について、サークルKサンクスとブランド統合したファミリーマートの広報担当者は、オークション期間終了を直前に控えた18日午後、
「ファミリーマート・ブランドにブランド統合が完了しており、ドメイン名もファミリーマートに一本化しているため、こちらのドメイン(circleksunkus.jp)は今後使用する予定はない」
「今回のオークションにも参加していない」
と、取材に対して述べた。
また、今回落札した第3者からドメインを買い直すこともないのか、という記者の質問に
「はい。ありません」
と担当者は答えた。
渡辺隆広氏のコメント
■アイレップ渡辺隆広氏のコメントです。
10年前ならともかく今日においてSEO的な中古ドメインの価値はないし、これ仮にうまくいってもこんなニュースになったら誰かGoogleに通報したら終わりだよね。実はファミマ関係者が買い戻したとか?
10年前ならともかく今日においてSEO的な中古ドメインの価値はないし、これ仮にうまくいってもこんなニュースになったら誰かGoogleに通報したら終わりだよね。実はファミマ関係者が買い戻したとか? 「サークルK・サンクス」公式サイトの中古ドメイン、約6000万円で落札される https://t.co/I3KEPUnfD8 pic.twitter.com/QwCAhXUOUs
— Takahiro Watanabe (@takahwata) 2019年6月19日
SEOコンサルタントのまとめ
▼まずは「6000万円の価値あるか?」という話。
▼アイレップ渡辺隆広氏も仰っているように現在は中古ドメインによってSEO効果が上がる、という事はありません。
▼予想されるのはアダルトサイト・アフィリエイトサイトでの利用です。
このようなグレーな使用の仕方でなら収益はあると思います。しかし6000万円元を取れるのでしょうか・・?
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■Google金谷氏
「中古ドメインのパワー」
と思われているものが、上手くいった時に「中古ドメインのパワー」と感じる。
たぶん投資をされて取得したドメインなので「効いた~」
と思う方が多いのではないかと。それが都市伝説のように広まってしまったのかなと思います。
(ウェブマスターオフィスアワー2018年10月31日より)