グーグル検索の上位表示の鍵になるかもしれない「エンティティ」とは?
グーグル検索の上位表示の鍵になるかもしれない「エンティティ」とは?【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]
「エンティティ」について住太陽氏が解説した。現在のGoogle検索で「キーワード」よりも大きな重要性をもつポイントだ。
SEOの文脈における「エンティティ」とは、人物、場所、組織、事物、概念など、他の事物と区別できる一意性を持った現実世界の物事のことであるという。
元記事では、「住太陽」という人物を、グーグルが識別子「/g/113z0lh_1」を割り当てたエンティティで認識している例が挙げている。また、「住太陽」のエンティティは、日本語だけでなく、英語、アラビア語、ロシア語など、さまざまな言語で表示できるため、言語を超えて一意のものであると説明されている。
グーグル検索が、コンテンツに書かれている内容を「テキスト」「キーワード」ではなく「エンティティ」として認識することの主な利点は次の2つだ。
1:クエリの意図を人間らしく理解する:
グーグル検索は、エンティティのデータを利用して、検索クエリ(キーワード)を人間が理解するのと同じように理解しようとする。ユーザーが入力した単語やフレーズをエンティティのデータベースと照合することで、ユーザーが探しているものを文字列ではなく、現実の物事として理解する。
たとえば、「勝新の奥さんの近況」と検索された場合、グーグルは「勝新」が俳優の勝新太郎、「勝新の奥さん」が女優の中村玉緒であることを理解し、ユーザーが中村玉緒の現在の状況を知りたいのだと解釈する。
2:E-E-A-Tの対象としてのエンティティ:
E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)は、グーグルがウェブサイト・コンテンツ・コンテンツ制作者を評価する指標だ。ある人物や組織のE-E-A-Tを評価するには、その人物・組織のエンティティが認識されている必要がある。
エンティティをグーグルに確実に認識させることで、クエリとの関連性を高められる可能性がある。
住氏は、エンティティに関してさらに詳しく解説している:
エンティティのさらなる説明
エンティティとして認識させる方法
エンティティとして認識されているか確認する方法
「キーワード」を超えたイマドキのSEOを進めたいならば、元記事を隅から隅までしっかりと読んでおくといいだろう。
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[ボーディー]
SEOの文脈におけるエンティティとは、人物、場所、組織、事物、概念など、他の事物と区別できる一意性を持った現実世界の物事のことを言います。
[Google Patents1]
エンティティとは、一意であり、独自で、明確に定義され、区別可能な事物または概念である。例えばエンティティは、人、場所、物、アイデア、抽象的な概念、具体的な要素、他の適切な事物、またはそれらの任意の組み合わせである。