UXを高めるために最適な文字と行間の大きさは17px × 1.6
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スマートフォン向けのWebページにおける最適なフォントサイズと行間は、どういった設定だろうか?
Yahoo! JAPANのインタラクションデザイナーの鈴木健司氏が、大規模な実験を行った結果と考察を共有した。鈴木氏は、Yahoo!ニュースの記事を使って、参加者に異なるフォントサイズと行間の組み合わせで読んでもらい、また、読みやすさや心理的負荷、読む速度、視力などのデータを収集した。
収集した実験データを次のように読み取っている:
●font-size:17px で line-height:1.6を中心とした周辺の組み合わせが、視覚的に最も良いバランス
●ただしサービスのデザインやユーザーの特性に合わせて調整できる
●心理的負荷を下げたい場合は文字をやや大きくする、もしくは行間をやや広くすると効果的
●テキストが長すぎると感じたユーザーは速く読み、短すぎると感じたユーザーは遅く読む
●速く読んだユーザーはテキストを飛ばす傾向があり、遅く読んだユーザーはしっかり読む傾向がある
●視力が低いユーザーは行間が広いほうを好み、視力が高いユーザーは行間が狭いほうを好む
●読みやすさを向上させると、PV・リンククリック数・滞在率などのウェブサービスの指標を改善できる(ただし、ページを読み飛ばしながら多くの記事を閲覧するユーザー行動は減る)
文字と行間の大きさは何が良い?読みやすさとKPI両立への挑戦
文字と行間の大きさは何が良い?読みやすさとKPI両立への挑戦[Yahoo! JAPAN Tech Blog]
SEOコンサルタントのまとめ
【UXを高めるために最適な文字と行間の大きさ】[Yahoo! JAPAN Tech Blog]
●font-size:17px で line-height:1.6を中心とした周辺の組み合わせが、視覚的に最も良いバランス
●ただしサービスのデザインやユーザーの特性に合わせて調整できる
●心理的負荷を下げたい場合は文字をやや大きくする、もしくは行間をやや広くすると効果的
●テキストが長すぎると感じたユーザーは速く読み、短すぎると感じたユーザーは遅く読む
●速く読んだユーザーはテキストを飛ばす傾向があり、遅く読んだユーザーはしっかり読む傾向がある
●視力が低いユーザーは行間が広いほうを好み、視力が高いユーザーは行間が狭いほうを好む
●読みやすさを向上させると、PV・リンククリック数・滞在率などのウェブサービスの指標を改善できる(ただし、ページを読み飛ばしながら多くの記事を閲覧するユーザー行動は減る)