ECサイトには、販売ページと情報提供ページの両方が必要?
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ECサイトはSEOのことを考えるならば、次の2種類のコンテンツを用意しておくべきだ:
商品販売ページ
情報提供(記事コンテンツ)ページ
こんなアドバイスを、米国のSEOコンサルタントであるリリー・レイ氏がツイッターで投稿した。その理由としてレイ氏が示しているのは、完全に同一のクエリなのに、上位表示するページのタイプがその時々で大きく変化するデータだ。
【Google翻訳】
ecommサイトにコンテンツが必要な理由の例:
@ahrefsを使用してkw「バースツール」のランキングを分析する
オレンジ、赤、緑=トランザクションページ
青=「正しいバースツールの選び方」という記事
考えられるすべての目的を果たします。 グーグルはそれが最も好きなものを選びますAn example of why ecomm sites should have content:
Using @ahrefs to analyze rankings for the kw "bar stool"
Orange, red & green = transactional pages
Blue = an article called "how to pick the right bar stool"
Serve all possible intents; Google will pick the one it likes best pic.twitter.com/8NvCbtw03D
— Lily Ray ?? (@lilyraynyc) August 11, 2021
このページに埋め込んだツイートだけではわかりづらいので、元ツイートを表示してツイートに添付されているグラフを見てほしい。グラフは次ように読む:
「bar stool」(バー スツール。バーのカウンター席などで使用される、背もたれのない、座部が高い丸椅子)の検索に関するデータ
縦軸は検索順位(上が1位、下が100位)
横軸は時間(左が2020年3月ごろ、右が2021年8月)
オレンジ・赤・緑が、商品(販売)ページの順位
青が「バースツールの正しい選び方」の記事ページの順位
同じ「bar stool」の検索でも、上位に表示されるページがタイミングによって異なっているのがわかる。購入の意図に適した販売ページが上位表示するときもあるし、製品の選び方を知りたいという意図に対応情報提供のページが上位表示することもあったそうだ。この発見について、グーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントした。
■Google JohnMueller(ジョン・ミューラー)氏(@JohnMu)
「私が見たところ、クエリには現れない検索意図が時間の経過とともに変化しているようだ。
これは、サイト運営者の手の及ぶところではない。ユーザーが求めるものが変わる場合もあるし、アルゴリズムが変わる場合もあるし、そのほかの理由もある。
想定されうる検索意図を両方ともカバーするには、そうした変化に対する防衛策を張っておくことだろう。」As I see it, these inferred intents change over time, and it's a bit out of a site-owners control (sometimes user expectations vary, sometimes algorithms, or other things). By covering both possible intents, you're hedging against those changes.
— ?? John ?? (@JohnMu) August 12, 2021
ミューラー氏の言う「防衛策」とは、たとえばECサイトであれば、レイ氏が言うように次の2種類のページを提供することかもしれない:
・商品詳細(販売)ページ
・その商品に関する、役に立つ情報を提供するページ
SEOコンサルタントのまとめ
■Google ジョン・ミューラー氏
クエリには現れない検索意図が時間の経過とともに変化しているようだ。
これは、サイト運営者の手の及ぶところではない。ユーザーが求めるものが変わる場合もあるし、アルゴリズムが変わる場合もあるし、そのほかの理由もある。
想定されうる検索意図を両方ともカバーするには、そうした変化に対する防衛策を張っておくことだろう。
▼「想定されうる検索意図を両方ともカバーする防衛策」
について、ECサイトの商品販売ページにはだいたい商品の詳細もかかれています。
ですから、販売ページではカバーしきれないコラムや豆知識を別ページで作成すると良い
…ということでしょうか?たしかにコンテンツとしては充実しますよね。