Google社員「アフィリエイトサイトでも順位は関係ない」
ランキングを決める際にアフィリエイトサイトかどうかを Google は気にしません。
Google が気にするのは、そのページがクエリに関連性があり高品質なコンテンツを提供しているかどうかです。
■Google JohnMueller(ジョン・ミューラー)氏(@JohnMu)
『Google の視点からはアフィリエイトかどうかは気にしない。私たちが気にするのは、関連性が高い情報を提供しているかどうかだ。購入するために別のサイトへリンク経由でユーザーが行くと、アクセス解析ツールでは離脱とかそういったレポートとして記録されると思う。だとしても、必要な情報をあなたのサイトで見つけることができて、別のサイトへ移動して購入するのであれば本質的には完璧と言える。
一方で、あなたのサイトに訪れたはいいけれど欲しい情報が何もないとか他のサイトと同じ情報しかないとかで、アフィリエイトリンクをクリックするだけだとしたら、Google の視点からは役立つサイトではない。こんな状態であれば、Googleg が検索結果に出すのはリンク先のサイト(マーチャントのサイト)であってアフィリエイトサイトではないだろう。
別のサイトへ送客するアフィリエイトなのかそれとも直接販売するサイトなのか、あるいは純粋な情報提供のサイトなのかはさほど重要ではない。もっと重要なのは、ユーザーが探しているものを満たせるかどうかだ。
私が自動的に判断できるものではなく、あなた自身が自分のサイトを見て次のように評価してみるといい ―― たとえアフィリエイトリンクがまったくなかったとしてもインデックスされるような独自で、説得力があり、高品質なものを本当に提供しているか?』
SEOコンサルタントのまとめ
▼Google・ジョン・ミューラー氏は「関連性が高い情報を提供できていればアフィリエイトサイトでもランキングには関係ない(上位表示される)という内容の発言をしました。
▼「アフィリエイトサイトでもランキングには関係ない」とありますが、一方で2019年に行われた世界最大のSEOカンファレンス「Pubcon」では「多すぎる広告はランキング要因になる」という情報がありました。
これは「多すぎる広告によりユーザー体験(UX)が低くなるから」だと解釈します。
広告を貼りすぎたり広告ありきのコンテンツだと「関連性があり質の高い情報」からは離れてしまうからだと思います。ですから、「アフィリエイトサイトでもランキングには関係ない」と言っても、広告のバランスには注意すべきと私は考えます。
資料:【その2】SEOカンファレンス「Pubcon」のレポートまとめ(サクラサクLABOさんのツイート)
●多すぎる広告はランキング要因になる
▼アフィリエイトサイト注意!