【SEO】SEOキーワードカニバリゼーションの問題1…「SEOのカニバライゼーションとは?」
SEOキーワードカニバリゼーションの問題について前編です。
あなたが思うよりも深刻なSEOキーワードカニバリゼーションの問題を考え直そう(前編)
あなたが思うよりも深刻なSEOキーワードカニバリゼーションの問題を考え直そう(前編)[Web担当者Forum]
SEOにおける「カニバライゼーション(共食い)」とは?
→ 複数のページが、同じ(あるいは非常に似通った)キーワードやキーワード群をめぐって競合している問題のことサイトでカニバリゼーションが発生していると、どんな問題が発生するのだろうか?
複数のページで同じキーワードや類似のキーワードをターゲットにしていると、検索エンジンから見て「混乱」が生じ、どのキーワードに対してどのページを表示すればいいかわからなくなってしまう。具体的な例を挙げながら解説しよう。
僕があるEコマースサイトを運営しているとする。オンラインで靴を販売している「Distilled Shoes」という架空のサイトだ(「Distilled」は筆者が所属する会社の社名)。
そのサイトでは、「ankle boots」(アンクルブーツ)というキーワードを狙って、次の専用カテゴリページを作成した。●ページ: カテゴリページ
内容: 商品一覧
URL: /boots/ankle-boots/
ECサイトだが記事コンテンツも重要だ。そこで僕は、しばらくしてから2本のブログ記事を作成することにした。どちらもキーワード調査に基づき、アンクルブーツに関連するトピックについて書いた。記事の1本はアンクルブーツの履き方、もう1本は2019年に流行りのアンクルブーツの履き方トップ10を紹介したものだ。●ページ: ブログ記事①
内容: アンクルブーツの履き方
URL: /blog/how-to-clean-leather-boots/●ページ: ブログ記事②
内容: 流行っているアンクルブーツの履き方トップ10
URL: /blog/boots-cleaning-guide-2019最初はEコマースのカテゴリページが表示されていたいくつかのキーワードで、一部のブログページが検索上位に表示されているのに気づく。
ここであなたに質問だ。この状況は、僕のウェブサイトにとって良いことだろうか、それとも悪いことだろうか?
さあ、それでは答えを発表しよう。答えは……個々の状況と、正確なキーワードと、特定のキーワードで検索しているユーザーの意図によって異なる。
メタデータ
①メタデータ
複数のページで、メタデータ(主にtitle要素や見出し)が同じキーワードや非常に似通ったキーワードをターゲットにしている場合に、カニバリゼーションが起きがちだ。この場合はメタデータだけを調整すればいいので、あまり手間をかけずに修正できる。この種のキーワードカニバリゼーションは、上の例のように具体的なキーワードをターゲットにしているカテゴリ(またはサブカテゴリ)ページを多く含むEコマースサイトで起こりやすい。理想をいえば、ブーツ全体に関連するキーワードをターゲットにした包括的なブーツのページを用意したい。一方、それ以外の2ページでは、各ページで販売している特定の種類のブーツ(アンクルブーツとチェルシーブーツ)に焦点を当てる必要がある。
「女性用ブーツ – アンクルブーツとチェルシーブーツ」
↓
「女性用ブーツ – 冬のブーツ全種類」「女性用アンクルブーツ」
↓
「女性用アンクルブーツ」「女性用チェルシーブーツ」
↓
「女性用チェルシーブーツ」
▼【H1の修正】
「女性用アンクルブーツとチェルシーブーツ」
↓
「女性用冬のブーツ」
「アンクルブーツ」
↓
「アンクルブーツ」
「チェルシーブーツ」
↓
「チェルシーブーツ」
▼「アンクルブーツ」についてのキーワードを「アンクルブーツ」カテゴリにまとめた感じ。
よくある事ですが、「アンクルブーツ」を売りたすぎてサイト全体において「アンクルブーツ」事をかいてしまっている。
それを「アンクルブーツの事は「アンクルブーツ」カテゴリに」としたわけです。
ページコンテンツ
②ページコンテンツ
同じサイトの複数のページで、非常に似通ったトピックを本文で取り上げることもあるだろう。こうした場合、ページコンテンツレベルでカニバリゼーションが起こる。/blog/how-to-clean-leather-boots/ 革のブーツが長持ちする手入れの仕方を提案する
/blog/boots-cleaning-guide-2019/ さまざまな種類のブーツを手入れする方法について、個別対応のガイドを掲載するこの種のキーワードカニバリゼーションは通常、相当量のテキストを含む記事ページやトランザクションページで起こる。
これら2本のブログ記事は、どちらもかなり似通った検索意図に応えようとするものではある。しかし、このタスクに取り組む場合には、次のことを自問してほしい。
『検索エンジンから見ると、どれほど違うだろうか?』
僕が推奨するのは、新しいページの作成に時間やリソースを投じる前に、既存のコンテンツを見直してみることだ。
SEOコンサルタントのまとめ
▼まずは「検索意図」について確認。関連記事です。
マーケターが知るべき4つの瞬間
1.知りたい(Knowクエリ)
2.行きたい(Goクエリ)
3.やってみたい(Doクエリ)
4.買いたい(Buyクエリ)
当然Google検索が完璧だとは思っていませんし、
Google検索は常に改善を、完璧と申しますが皆さんの求めている情報にたどり着けるように目指して作っています。
そして常に改善を行っています。
▼次に考えたいのは「カテゴリ」の問題。
場合によってはカテゴリを削除したり整理することが必要です。
本当に必要?SEOに効くカテゴリと順位の関係[SEO対策の森]
記事を何かのカテゴリに置くか独立させるかで記事の順位がかなり変わる事がある。
順位が微妙な場合は独立させるか、
カテゴリトップそのものを削除してFetchしてしばらく様子見るテストをしても良い。最近、カテゴリを全て削除した(=トップ配下を全て個別記事にした)サイトの順位が急浮上した。
記事を何かのカテゴリに置くか独立させるかで記事の順位がかなり変わる事がある。
順位が微妙な場合は独立させるか、
カテゴリトップそのものを削除してFetchしてしばらく様子見るテストをしても良い。最近、カテゴリを全て削除した(=トップ配下を全て個別記事にした)サイトの順位が急浮上した。
— おおき/SEOコンサルタント (@ossan_mini) 2018年6月21日
なぜカテゴリトップページを削除すると検索順位が上がったか?
ターゲットにしていた検索KWと重複していたからです。