口コミレビューサイトのYelpが「Googleは検索結果を違法に独占している」
と、Googleを批判したそうです。
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【SEO】口コミレビューサイトのYelp「Googleは検索結果を違法に独占している」
口コミレビューサイトのYelpがGoogleを批判
Googleはユーザーのためになっていないと口コミレビューサイトのYelpが痛烈に批判[GIGAZINE]
レストラン、弁護士、クリーニング屋など地域に根ざしたビジネスの口コミレビューサイトを運営する「Yelp」が公式ブログで「Googleは検索結果を違法に独占している」とGoogleへの批判を展開しています。
Yelpは「Googleは自社の検索エンジンが90%以上のシェアを握っていることを利用し、検索上部にGoogleが提供するサービスや情報を展開するのは独占禁止法に違反している」と以前から主張していました。Yelpの共同設立者であるジェレミー・ストッペルマン氏はCBSの特集「いかにしてGoogleは巨大になったのか?」に出演した際にもGoogleの違法性を強く訴えました。
CBSはこの特集で、Googleの反競争的態度や検索アルゴリズムの不透明性を指摘し、Googleに質問状を送付していました。Googleはこの質問状に対して、「AmazonやFacebookを含む多くの競合他社が存在しており、Googleが検索広告業を独占しているとは考えていません。当社は競合他社に不利益を与えるようにアルゴリズムを変更してはいませんし、ユーザーに可能な限り最良の結果を示すのがGoogleの責任と考えています。ただし、検索順位の下がったサイトが不満に思って不平を言う可能性も十分理解しています」と回答しています。
特集でGoogleの回答を知ったYelpは「Googleは可能な限り最良の結果を提供するどころか、検索結果の表示によってGoogleの提供するコンテンツが違法に有利となっている」と改めて主張し、Googleの検索広告ビジネスの問題点を指摘するムービーを公開しています。
(GIGAZINE より)
CBS “60 Minutes” piece on Google's abuse of dominance - Yelp
Focus on the User (An explainer)
検索結果の画面を見ると、実は検索画面の上部にはGoogle+ローカルによるレビュー情報が3~7つ表示され、その右にはそれぞれの店の位置を示すGoogleマップが表示されます。
Googleの元CEOエリック・シュミットは「答えがわかっているのであれば、消費者にとって何もクリックすることなく情報を知ることができる方がいいでしょう」と語っていました。
しかし、実際にGoogleで検索を行うと、スマートフォンであれば画面の2分の1、PCであれば画面の3分の1を、Googleの情報が覆ってしまうとYelpは主張しています。
また、Yelpの調査によると、検索上部に表示されるだけで視認性も上がるため、圧倒的に有利となるとのこと。ユーザーが心理的に注目しやすいポイントにGoogle+ローカルのレビューやGoogleマップを表示するというデザインは反競争的なもので、Googleは検索結果を独占しているとYelpは強く批判しています。
(GIGAZINE より)
SEOコンサルタントの感想
ポイントは「検索アルゴリズムの不透明性」「Google検索結果の広告」
ここのバランスですよね。
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