目次
YouTubeの著作権保護フィルターが公式動画をブロック!過去にはSKE48も
YouTubeの公式動画に著作権保護フィルターが「著作権を侵害している」とブロックした、という事例を紹介します。
YouTubeの著作権保護フィルターが公式のムービーを「著作権を侵害している」とブロック
YouTubeは著作権所有者を保護するために「コンテンツID」という仕組みを使い、YouTube上のコンテンツを管理しています。コンテンツIDとは、YouTube上にアップロードされたムービーが他のコンテンツを侵害していないかどうかスキャンし、「著作権を侵害している」と判定された場合、ムービーの収益化をブロックしたり試聴ができなくしたりする仕組みです。そんなYouTubeのフィルターにより、「正当な権利を持つ公式チャンネルのムービーがブロックされてしまった」と著作権やプライバシー、ファイル共有ソフトに関連するニュースを報道するウェブサイトTorrentFreakが報告しています。
YouTube's Piracy Filter Blocks MIT Courses, Blender Videos, and More - TorrentFreak
YouTube’s Blocks MIT Courses, Blender Videos, and More (Updated)
YouTubeが運用するコンテンツIDはほとんどの場合正常に機能しているものの、時にはホワイトノイズや鳥の鳴き声がコンテンツIDに引っかかってしまうという事態が発生しています。必ずしも完璧とは言えないコンテンツIDですが、ついには著作権を持っている団体がアップロードしたムービーについてもブロックするようになってしまったとのこと。
2018年6月の中旬頃から、大学の講義内容やその関連情報をインターネットを通じて無償公開する活動をしているオープンコースウェアの一環として、MITが運営する公式YouTubeチャンネルMIT OpenCourseWareのムービーが、突然ブロックされてしまいました。
You may have noticed that we are having some trouble with our videos! Please stand by. The elves are working around the clock to fix the issue. There is still a ton of content you can use @MITOCW that doesn't have video. https://t.co/EhmEV6ywNQ. Hang in there folks! pic.twitter.com/ylvW50Nclw
— MIT OpenCourseWare (@MITOCW) 2018年6月16日
また、同様の現象はオープンソースの3Dコンピュータグラフィックスソフトウェアの開発を行うBlenderの公式チャンネルでも発生しており、どういうわけだか公式のムービーが「著作権に違反している」と判定されてしまっているようです。
SKE48CM動画が所属事務所によりブロックされた事例
▼過去に、SKE48がYouTubeに上げた公式の動画がブロックされた事がありました。
日本のカレー専門店チェーン最大手である「カレーハウスCoCo壱番屋(株式会社壱番屋)」が、コラボしているSKE48の宣伝動画を公開したところ、権利者からブロックされる事態が起きました。 ココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)は昨年、SKE48とコラボをし、キャンペーンを行いました。 メンバーが3チームに分かれ対決するという点と、プレゼントがあるという点で、ファンがこぞってカレーを食べ盛り上がりました。 事実、そのキャンペーンによる広告効果は投下額の約12倍、実売上げ効果は昨対前年比2%を押し上げたらしいのです。
問題なのは削除表示に
「この動画にはAKS co.Ltdさんのコンテンツが含まれている為、著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています」
とある事です。 「AKS」とは、SKE48のメンバーが多数所属している芸能事務所です。
SEOコンサルタントの感想
上記のSKE48の件は2014年の出来事です。YouTubeはいまだにこういう事の改善ができていないようです。
SEO・IT漫画「ウェブマブ!」
■マンガボックスインディーズ
■DAYS NEO -デイズ ネオ-
■マガジンデビュー
■少年ジャンプルーキー
■あしたのヤングジャンプ