SEOの最終目標は指名検索を増やすこと、ビッグキーワードでの1位ではない!
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SEOの最終目標は、ビッグキーワードで 1位を取ることではなく、指名検索 (会社名やブランド名での検索) を増やすこと
指名検索はSEOの到達点です。ビッグキーワードで1位を取る事はSEOのゴールではない。
なぜかというと通常、検索を経由するトラフィックや売上は、「誰かが生み出した」ものであり、認知や想起→興味関心→検索→購入などとファネルを形成します。…
— おおき/SEOと生成AI (@ossan_mini) February 14, 2025
SEOコンサルタントのおおき氏はこのように主張する。
なぜなら、一般的な検索からの流入は、広告やキャンペーンによって作られた認知・興味関心という段階を経て行われるが、SEOで関われるのは「検索」という一部分だけだからだ。
指名検索であれば、認知・興味関心・検索・購入までの流れを自社でコントロールできるため、競合他社との争いに巻き込まれることなく、安定的に高いクリック率と売上を期待できる。
指名検索を増やすためには、認知度向上や話題作り、効果的な広告・広報活動、検索ユーザー向けの最適化されたランディングページなどが重要になる。これは経営やマーケティングそのものとも言えるほど広範囲な取り組みだが、SEOをスケールさせるためには、指名検索の増加を目指すことが有効だと、おおき氏は言う。
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おおむね納得できるものの、気になる点もある。というのも、検索ユーザーが求めているのは「何かの製品やサービスを利用すること」ではなく、「問題・課題を解決」することだと考えた場合、そのゴールに指名検索をもってくるのは、ユーザー観点よりも自社観点を優先しすぎているように見えるのだ。
おそらく、おおき氏が伝えたいのは「検索ニーズを満たして、さらに顧客が求めることを超える価値を提供すれば、結果としてファンが増え、指名検索が増える」ということなのだろう。そうした観点を忘れて「指名検索を増やす」という言葉そのものを目的としてしまわないように注意したい。
ちなみに、筆者のブログのグーグル検索トラフィックのクエリは指名検索が上位を占める。おおき氏の主張を満たしているようだ😃
SEOコンサルタントのまとめ
「SEOのゴールは指名検索」というのはある部分で納得できます。
大企業の有名商品やサービスのようになれば、SEOをやる必要なく商品が売れます。
一方で、ビッグワードで上位を取れた場合は、その商品やサービスを知らない人も
購入や利用をしてくれるので、それもまたひとつのゴールですね。