低品質による順位ダウンにはドメイン名の移転が効果あり!?
サイト品質によるトラブルの事例をもう1つ取り上げる。英語版オフィスアワーでのジョン・ミューラー氏のコメントをグレン・ゲイブ氏が要約してツイッターでシェアしていたものだ。
流れとしては、こんなことがあったらしい:
長く運営しているサイトがあり、重要なキーワードでずっと上位表示できていた。
しかし、あるタイミングで、主要なキーワードの順位が下がってしまった。
サイトの管理者は、最終手段としてドメイン名を移転した。
功を奏して元の順位に戻った。
しかし、わずか3日で再び順位が下がってしまった。
ミューラー氏は、順位が下がった原因は「広範囲なサイトの品質の問題」だろうと指摘している。
ドメイン名移転の直後は、サイト全体の品質をグーグルはまだ把握できていない。しかし時間がたつにつれ徐々に全体像を理解できてくる。すると、やはり「品質が低い」という結論になり評価を下げたのだろうと推測できる。
つまり、問題はドメイン名にあるのではなく品質にあるため、ドメイン名を変えても根本的な解決にはならないのだ。名前をすげ替えただけで中身は同じなのだから。
SEOコンサルタントのまとめ
検索結果の順位決定要因は基本的に「コンテンツの品質」が大きく影響するので、
ドメインだけを変えても評価は変わりません。
一時的に上がるようなことがあってもじきにコンテンツを判定され下がってしまいます。