上位表示されるECサイトのカテゴリページのコンテンツ量に関する分析
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ECサイトのSEOは「商品ページ」「カテゴリページ」であって、記事ページではない。そうしたページでは、記事ページほどのコンテンツ量を確保できないことが多い。どうすればいいのだろうか?
英国の上位表示ECサイトのカテゴリページ300件を対象に、コンテンツ量(単語数)をDigitaloft(ディジタロフト)が調査した。結果から、上位表示の鍵は、単語数の多さではなく、ユーザーの購買を助ける関連性の高いコンバージョン重視のコンテンツであると結論付けている。
重要なポイントをまとめると、次のような内容だ(英語の1語は、日本語で2文字~3文字程度をイメージするといい):
検索順位1位のEコマースカテゴリページにおけるユニークなテキストコンテンツの平均は、わずか310語
上位表示されるページの大部分は簡潔である。66%が400語未満、44%が1語~200語の範囲。
上位表示には、単語数よりもコンテンツの関連性と有用性が重要である。意識すべきポイントは、「顧客が製品を選び、自社から購入するのを助けること」である。決して「無駄なテキストを追加すること」ではない。
ブログのような長い購入ガイドは、購買の意図を薄める可能性があるため、カテゴリページにはふさわしくない。その代わりに、商品一覧の上に簡潔な導入文を、その下に対象を絞ったFAQを配置するような手法が効果的。
カテゴリページのコンテンツが「修正なしで競合他社のサイトに掲載できるようなもの」であれば、それは汎用的すぎる。顧客がなぜ特に自社ブランドから購入すべきかを強調するコンテンツでなければならない。
検索順位1位のページの10%はh1見出し以外のコンテンツがなかった。しかし、そうしたページのほとんどは大きな権威を持つ主要な「有名」ブランドのものであった。小規模なブランドはこれに頼ることはできず、競争するためには独自のコンテンツが必要である。
検索結果の上位に非常に長いコンテンツが表示されることは稀である。分析対象のページのうち、600語を超えていたのはわずか13%、1,000語を超えていたのは6%に過ぎなかった。
SEOコンサルタントのまとめ
【ECサイトについて】[Web担当者Forum]
上位表示には、単語数よりもコンテンツの関連性と有用性が重要である。意識すべきポイントは、「顧客が製品を選び、自社から購入するのを助けること」である。決して「無駄なテキストを追加すること」ではない。