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SEO

YouTube SEOの実践テクニック19個

投稿日:

160万本のYouTube動画分析で見えてきたYouTube SEOの実践テクニック19個

160万本のYouTube動画分析で見えてきたYouTube SEOの実践テクニック19個【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

YouTubeのランキングシステムを解明するため、160万本以上のYouTube動画調査を、オンライン動画ホスティングプラットフォームAdilo(アディロ)が実施した。10のカテゴリそれぞれにおいて、競争の激しい非ローカルキーワードで上位3位にランクインしている300本の動画を分析した。

そして、この調査から得られたデータに基づき、YouTubeの検索可視性を向上させ、エンゲージメントを高め、再生回数を増やすための19の実践的なSEOテクニックを提案している。

YouTube SEO の実践的テクニック×19
ターゲットキーワードに対して複数の動画を作成する:
YouTubeではキーワードのカニバリゼーション(同じキーワードによる競合)は問題にならない。実際、19%のチャンネルが同じキーワードで複数の動画を上位3位以内にランクインさせている。複数の動画を作成することで、ターゲットキーワードでのランキングの可能性を高めることができる。

チャンネルと動画のエンゲージメント率を高める:
上位3位以内にランクインしている動画は、平均2.65%のエンゲージメント率を持っている。また、これらの動画を持つチャンネルは、平均4.46%のエンゲージメント率を記録している。

動画の視聴回数を増やす:
上位3位以内の動画の視聴回数は中央値で約30万回。視聴回数の増加は、エンゲージメント率や視聴時間の向上につながり、ランキングに直接影響を与える。

長尺動画を避ける:
上位3位以内の動画の長さは中央値で536秒(約8分~9分)。10分未満の短尺動画が推奨される。

動画説明欄の文字数は約200語を目安にする:
上位3位以内の動画の98%が説明欄を記載しており、平均の文字数は222語。YouTubeの動画説明欄は200~250語程度を目安にするとよい。

※筆者注:英単語数であり文字数ではない

動画説明欄に外部リンクを追加する:
上位3位以内の動画の78%が説明欄に外部リンクを掲載している。

動画タイトルは検索意図を満たすものにする:
上位3位以内の動画のうち、検索キーワードと完全一致するタイトルを持つものはわずか6%で、75%の動画は関連キーワードを使用している。

HD画質以上の動画のみを作成する:
上位3位以内の動画の68%がHD画質、22%が4K画質。高画質の動画は上位にランクインしやすい傾向にある。

キーワードを含む書き起こし(トランスクリプト)を優先的に追加する:
上位3位以内の動画の94%が音声の書き起こしテキストを含んでいる。YouTubeのアルゴリズムは書き起こしテキストのキーワードを検索クエリと照合する。

クローズドキャプションを追加する:
上位3位以内の動画の93.7%がクローズドキャプションを採用している。字幕を追加することで、アクセシビリティやエンゲージメントを向上させることができる。

タイムスタンプを追加する:
上位3位以内の動画の63%がタイムスタンプを設定しており、視聴者の利便性を向上させている。

サムネイルは必ずカスタム画像を使用する:
上位3位以内のYouTube動画の89.3%がカスタムサムネイルを使用している。カスタムサムネイルは視聴者に動画の内容を効果的に伝えることができる。

動画ハッシュタグの使用は必須ではない:
上位3位以内の動画のうち、ハッシュタグを使用しているものは36.7%にとどまる。ハッシュタグは動画の発見性を向上させる可能性があるが、必ずしも必要ではない。

忍耐が重要:
上位3位以内の動画が公開されてからの時間は中央値で29か月。また、91%の動画が公開から少なくとも6か月経過している。

チャンネルを認証済みにする:
上位3位以内の動画の54%は、認証済みのチャンネルから投稿されている。チャンネルの認証は、YouTubeのランキングアルゴリズムにおいて小さな要因となる可能性がある。

チャンネルをブランドとして確立する:
上位3位以内の動画の63%がブランドチャンネルから投稿されている。ブランドの認知度を高めることで、チャンネルの可視性を向上させることができる。

チャンネル説明欄にリンクを追加する:
上位3位以内の動画の82%は、チャンネルの説明欄にウェブサイトやSNSのリンクを記載している。

チャンネル登録者数を増やす:
上位3位以内の動画を持つチャンネルの登録者数の中央値は約52万人。

チャンネルの所在地を「アメリカ合衆国」に設定する:
上位3位以内の動画の59%がアメリカのチャンネルから投稿されている。また、アメリカのチャンネルおよび国を指定していないチャンネルが、上位3位のYouTube検索結果の74%を占めている。

※筆者注: 筆者たちの場合は日本を設定することになるか?
残念ながら、数値部分は「調査データ」というよりも、大規模な「調べてみた」レベルではある。上位に来た動画とそうでない動画を比較しているわけでもなく、順位との相関係数を示しているわけでもない。そのため、「このデータをもとに動画を作れば上位になる」というものではない。

それでも、自分のやり方と違う部分があればそこから他の動画を調べ始めるきっかけにできるだろう。試す価値がある施策は多いように思う。

YouTube SEO Study: Which Techniques Improve Video Ranking In 2025?

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SEOコンサルタントのまとめ

【YouTube SEO の実践的テクニック】[Web担当者Forum]
1.ターゲットキーワードに対して複数の動画を作成する
2.チャンネルと動画のエンゲージメント率を高める
3.動画の視聴回数を増やす
4.長尺動画を避ける
5.動画説明欄の文字数は約200語を目安にする
6.動画説明欄に外部リンクを追加する
7.動画タイトルは検索意図を満たすものにする
8.HD画質以上の動画のみを作成する
9.キーワードを含む書き起こし(トランスクリプト)を優先的に追加する
10.クローズドキャプションを追加する
11.タイムスタンプを追加する
12.サムネイルは必ずカスタム画像を使用する
13.動画ハッシュタグの使用は必須ではない
14.忍耐が重要
15.チャンネルを認証済みにする
16.チャンネルをブランドとして確立する
17.チャンネル説明欄にリンクを追加する
18.チャンネル登録者数を増やす

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名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


ストアカ

白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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