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【2026年版!?】ローカルSEOランキング要因

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【2026年版!?】ローカルSEOランキング要因

【2026年版!?】ローカルSEOランキング要因【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

ローカルSEOのランキング要因の最新版を、ローカルSEOツールを提供するWhitespark(ホワイトスパーク)が公開した。

47名のローカルSEO専門家に聞き取り調査し、187の要因について0点~5点で評価してもらったものを、合計点の高い順にランキングとしてまとめたものだ。

もちろん調査は2026年ではなく2025年の実施だが、元記事で「2026年版」として紹介しているので、ここでもそのまま「2026年版」とした。

調査のポイントを紹介していこう。

■全体的な変化
・情報系SEOがAIで大きく揺れ動いている昨今だが、ローカル検索は比較的安定している。
・AI検索での可視性が主要なテーマとなり、多くの新要素が追加された。
・レビューシグナルと行動シグナルの重要度が上昇した。
・ソーシャルシグナルが再追加されたことで、オンページ要素とリンク要素の比重がやや低下した。

さらにセグメント別で要因を分析してくれている。それぞれ紹介していこう。

■ローカルパック / Googleマップで順位を決める主要因トップ10
・GBPの主要カテゴリ
・検索地点との距離(検索者と店舗の距離)
・GBPビジネスタイトル内のキーワード
・検索対象都市内に物理住所があること
・検索時に営業中であること
・レビューの評価数値が高いこと
・住所が公開されていること(SABではないこと)
・GBP追加カテゴリ
・テキスト付きレビューの量
・マップのピンの適切な配置

■ローカルオーガニック検索で順位を決める主要因
・各サービス専用ページの存在
・市区町村・地域キーワードの関連性
・高品質な被リンク
・GBPランディングページのタイトルタグ/見出しに含まれるキーワード
・関連業界からのリンクの質
・サイト全体の内部リンク
・特定のニッチへの明確な焦点

■AI検索での可視性(新カテゴリ)
・専門家が選定した「Best of(おすすめ)」リストなどへの掲載
・各サービス専用ページ
・業界で重要とされるドメイン名上での存在感
・新聞・ブログ・行政・業界団体など構造化されていない引用(言及)の質と権威
・サードパーティレビューサイトの権威性

■コンバージョン要因
・高評価のグーグルレビュー(4~5)
・レビューテキストのポジティブ度
・検索者との距離
・モバイル対応サイト
・テキスト付きレビューの量
・検索時に営業していること
・レビューの新鮮さ

■ネガティブ要因
・「恒久的に閉業」と表示されている
・主要カテゴリが適切ではない
・同住所・同カテゴリの別プロフィールの存在
・低評価レビュー(1~2)
・「一時的に休業」と表示されている
・マップマーカーの誤配置、サイトのハッキング、営業時間未設定

■GBPアカウント停止のリスク要因
・私書箱・バーチャルオフィスや、虚偽住所
・停止されたグーグルアカウントとの関連
・違反報告
・停止されたGBPリスティングとの関連
・サイトのハッキング
・良いレビューだけを意図的に集める手法
・虚偽レビュー報告
・GBPビジネス名でのキーワード詰め込み
・同一電話番号の複数プロフィール

「2年前の調査から大きく変わったこと」・「今回のローカルSEO調査で新たに見えてきたこと」として、次のような点があるという:

AIの影響で引用(言及)が再評価されている

「営業中」「住所表示」の重要度が大幅に上昇

一部のオンページ要素(権威サイトへの外部リンク、サービスページの量など)の評価が低下

タイトルタグの文字数制限はSEO神話であり、グーグルは長さを気にしない

また、ローカルSEOをとりまく環境やAIへの対応として、今後の方向性について、元記事では次のように整理している:

グーグルのAIモードがローカル検索の未来像である可能性が高い。
広告の統合が進めば、AI結果が従来の検索結果を置き換える可能性が高い。
AI検索で勝つには次のような施策が重要:
キュレーションされたリストへの掲載
高品質な非構造化引用
業界ディレクトリの徹底最適化
セマンティックな最適化
グーグル以外も含めた広範な評判シグナル
簡潔・構造化された高品質コンテンツ
地域コミュニティでの活動によるローカル言及獲得

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