グーグルはインデックスする基準を以前より厳しくしている!? 対処法は「サイト全体の品質」か
新しいページがグーグルにインデックスされない
インデックスされてもすぐに消えてしまう
こうした相談を近ごろよく耳にする。
もちろん、次のような技術的な対策は当然のことながら必要だ:
サイトマップや内部リンクなどを適切に構成し、グーグルがURLを発見できるようにする
robots.txtやnoindexでクロールやインデックスを妨げていないことを確実にする
しかし、技術的に問題がないのにインデックスされない状況も増えてきているように思われる。
というのも、グーグルは昔よりもインデックスの基準を上げていると思われることが増えてきているようなのだ。
ネット上には、日々膨大な数のコンテンツが新たに公開される。いくらグーグルといえど、クロールやインデックスのために使えるリソース(ディスク・ネットワーク・CPU)が無限にあるわけではない。そのため、昔のように「世界中の情報」をインデックスしようとはしていない可能性がある。
技術的に問題がないのにインデックスされない場合、十中八九は品質の問題に違いない。品質の低さに起因してインデックスされないケースが最近ますます増えているようだと、グーグルのジョン・ミューラー氏は述べている。ミューラー氏のアドバイスをいくつか紹介する:
■Google ジョン・ミューラー氏
『インデックスされるようにするには、特定の記事だけを修正するのではなく、サイト全体の品質を上げなければならない。』
『クロールやインデックスをグーグルは休んだりはしない。常に実行している。
もし管理サイトがクロール/インデックスされていないとしたら、それは次のことを意味する:
グーグルは、あなたのサイトよりも重要だと感じるサイトをクロール/インデックスすることを優先した
対策としては、「重要なサイトを見逃している」とグーグルに納得させるようにしなければならない。』
『特にインデックスに問題があるなら、ページ数を増やすのではなく、もっと良いページを作ることを推奨する。』
低品質評価がインデックスを阻害している件について、SEO業界で名の通っているSEOコンサルタントのリリー・レイ氏は次のようにコメントしている:
「最近インデックスに苦しんでいる多くのサイトを見ると、次のようなパターンがサイト全体に渡って存在している:
低品質
重複コンテンツ
かなり類似したURL
コンテンツが自動生成ならば、titleタグを変えたりh1タグをいじったりしても、オリジナルで高品質なページを作るには十分ではない。」
インデックス問題を抱えているサイトの管理者は、自分では十分に高品質だと思っているかもしれない。しかしグーグルの目には、ユーザーに検索結果で提示するには品質が足りていないように見えているのだろう。インデックスされないとしたら、第三者の助けも借りて、品質を調査したほうがいいだろう(サイト制作に関わっている人の判断だけでは不十分だ)。
「また“全体的な品質”か、もっとすぐに役立つSEOノウハウを教えてくれ」という気持ちもわからないではない。しかし、高度に進化してきたグーグルへの対応として万人に共通するアドバイスはこうしたものになってしまう。
「品質」しか言わないSEOアドバイスに辟易している人もいるかもしれない。しかし、だまされたと思って、少数でもいいから品質が高いページでサイトを構成することに注力してみてほしい。
SEOコンサルタントのまとめ
インデックスについて
■Google ジョン・ミューラー氏
『インデックスされるようにするには、特定の記事だけを修正するのではなく、サイト全体の品質を上げなければならない。』
『特にインデックスに問題があるなら、ページ数を増やすのではなく、もっと良いページを作ることを推奨する。』
インデックスされないサイトの傾向
・低品質
・重複コンテンツ
・かなり類似したURL
▼私も最近いくつかブログを立ち上げたのですが、全然インデックスsれません。
ページが少ない、つまり情報が少ないので「低品質」だと思われているのだと推測します。