IPv6はSEOに有利に働くのか?
IPv6はSEOに有利に働くのか?
こんな質問があった。もちろん答えは「いいえ」だ。
グーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントしている(強調は筆者による):
IPv6にSEO効果はまったくない。同じサーバーに接続する別の手段にすぎない。
It has no effect at all, it's just a different way to get to the same server.
— 🦙 johnmu.xml (personal) 🦙 (@JohnMu) April 6, 2022
あるサーバーホスティングサービスのサイトに、IPv6がSEOにもたらすメリットが説明されている。これを読んだサイト管理者が真偽のほどを確かめるためにミューラー氏に質問したのだ(しかも、リンクネットワークにはIPv6が有利だとこのホスティング会社は説明している。リンクネットワークはガイドラインに違反する行為だ)。
IPv6でサーバーに接続しているかどうかは一般ユーザーにはまったく重要ではない。IPv6のサーバーでホストすればコンテンツが「関連性があり高品質」になるわけでもない。合理的に考えれば、検索エンジンの評価にIPv6が関係ないことは明白だ。
IPv6にSEO効果があると煽っているサーバー会社が日本にあると聞いたことはないが、もしそんな勧誘を受けても無視しよう。
ipv6 とは
IPv6とは、IPアドレスのバージョン4であるIPv4に続く、次世代のバージョン6にあたるIPアドレスです。しかし、せっかくIPv6アドレスを用いたインターネット接続環境を導入したのに、「通信速度があまり変わらない」「遅いのでは?」と悩んでいる方もいるかと思います。しかし、その場合はいくつかの原因が考えられます。
( NTTコミュニケーションズより)
SEOコンサルタントのまとめ
■Google ジョン・ミューラー氏
質問:IPv6はSEOに有利に働くのか?
回答:IPv6にSEO効果はまったくない。同じサーバーに接続する別の手段にすぎない。