AI検索の成長: 注目すべき伸びだがグーグルを脅かすほどではない
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AI検索エンジンがグーグルの優位性に与える影響を、Datos(デイトス)とSonata Insights(ソナタ・インサイツ)が分析し、結果をSparkToro(スパークトロ)が公開した。
主な調査結果は、「トラフィック」「検索行動」「AI検索の広範な採用状況」に関するものだ。主要点をまとめると、次のとおりだ:
・グーグルのPC検索の訪問数は2023年5月から2024年5月の間に1.4%と緩やかに増加した。一方、AI検索プラットフォームであるPerplexity(パープレキシティ)は同期間に42%と大幅な成長を遂げた。
・この成長にもかかわらず、グーグルの検索ユーザー数はPerplexityの290倍と圧倒的な差がある。
・Perplexityユーザーは全体的な検索頻度が少ない。1ユーザーの1か月あたりの検索(などの行動)数は、グーグルでは200回だが、Perplexityでは15回に過ぎない。
・大きな話題となっているにもかかわらず、従来の検索エンジンユーザーのうちAIプラットフォームを検索に利用しているのはわずか16.45%で、前年からわずか2パーセントポイントの増加にとどまっている。
・重要なのは、AIプラットフォームユーザーの99%が依然として従来の検索エンジンを利用していることで、「AI検索がグーグルに取って代わった」という考えは誤りである。
調査結果を公開したSparkToroのCEOであるランド・フィッシュキン氏は、次のように締めくくっている
・AI検索は紛れもなく成長しているが、現実的な期待を持つことが大切・グーグルは依然として検索市場で支配的な地位を占めており、AIプラットフォームは市場シェアに大きな影響を与えていない
・マーケティング担当者は、AI検索のような新興プラットフォームのみに焦点を当てるのではなく、ターゲットオーディエンスがすでに存在する確立されたチャネルを優先すべき
SEOコンサルタントのまとめ
さすがに検索エンジン自体はGoogle派ですね。
Google検索自体にAIの検索結果でますし。