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【SEO】Googleは対象地域の判断にIPアドレスを利用していない
グローバルサイトのSEO、今はIPアドレスを気にする必要なし
グローバルWebサイトにおけるSEOの話題だ。ウェブサイトがどの国や地域のユーザーを対象にしているかを判断するための情報の1つとして、サーバーの物理的な場所をグーグルは利用しているとされてきた。もっと具体的に言うと、サーバーのIPアドレスだ。
しかしながら、現在のグーグルは、対象地域の判断にIPアドレスを利用していないとのことだ。ジョン・ミューラー氏は次のように説明している。
『ジオターゲティング(どの国や地域をサイトが対象にしているかの判定)には、初めのころは情報が少なかったから、サーバーのIPアドレスは非常に役に立つ情報だった。そのサーバーが設置されている国のユーザーを対象にしているだろうと想定できたからだ。
しかし今はいろいろな手段でジオターゲティングの情報を手にできる。たとえば、ccTLDだ。gTLDの場合はSearch Consoleのインターナショナルターゲティングを設定できる。hreflangの情報も利用できる。
グローバル化が進んだし、CDNが利用されるようになり、IPアドレスによる判断は必要性が薄れてきた。
このような背景から、ジオターゲティングにIPアドレスをまったく使わなくなった。』
昔は、対象とする国のサーバーを利用することがグローバルサイトのSEOには望ましかった。だが今は気にする必要が全然なくなったということだ。
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SEOコンサルタントの感想
海外向けのサイトでも、どこのIPで作っても大丈夫。
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