画像:日本経済新聞
目次
医療系サイト・病院口コミサイトが規制対象に!
厚生労働省が医療系のサイトを規制対象にすると発表しました。
病院口コミサイト規制
厚生労働省は、特定の医療機関に誘導する意図のある医療機関以外が運営するウェブサイトを広告とみなし、規制の対象とすることを決めた。現在、様々なサイトが口コミ情報や病院ランキングを載せているが、虚偽や誇大など不適切な表現と判断すれば行政指導などを行う。
例えば、患者が特定の医療機関での治療の体験談をブログに書き、この行為に対して業者を通じて医療機関から報酬が支払われているケースを想定。
治療実績をもとにした医療機関のランキングサイトの体裁(ていさい)をとりつつも、特定の医療機関のサイトへの誘導で報酬が支払われているケースも規制対象とする。
こうしたサイトの監視は、厚労省が外部機関に委託し、8月から開始したネットパトロールで行う。
違反が見つかった場合、まずはサイトの運営者に通知して自主的な改善を促すが、従わないときは自治体が行政指導などを行う。
(日本経済新聞 より)
SEO専門家のコメント
SEO専門家で、医療サイトに詳しい辻さんのコメント。
これは大きい。これで終わりではなく流れが続くのでしょうし、健食等へも似た方針が拡大すればネットが抱える問題の一つが一気に改善されますね。厚労省の人がんばって!>病院口コミサイト規制
虚偽・誇大表現で患者誘導 改善拒めば行政指導 https://t.co/tqjR7UVKCg— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2017年11月5日
SEOコンサルタントの感想
「welq問題」から約1年。あれから医療系サイトについてGoogleや世の中の対応が変わってきています。
昨日の「比較サイトに措置命令」と同様のニュースです。
比較やランキングというていでありながら不公平で意図的に誘導するサイトに厳しくなってきました。
でもたいていのアフィリエイトサイトはそんな感じです。
ただ医療系サイトだとより正確。公平な情報が求められます。
私自身、体調不良などで苦しみながらサイトを検索して治療方法を求めた経験があります。
その時の経験かた言えば、本当に困ります。病気を治そうと、なんとかしようとしている時に誘導サイトだった日にゃあたまったもんじゃありません。
このような医療系の口コミサイトに対しても、厳しくチェックして頂きたいですね。
WELQのSEOについて
この記事では、「WELQ」が無くなってものの代わりに「ヘルスケア大学」や「NAVERまとめ」「Yahoo!知恵袋」などが上位表示されており、状況は変わらないという事が伺えます。
「ヘルスケア大学」は対応を進めているものの、「NAVERまとめ」「Yahoo!知恵袋」、小さなサイトなどは依然として専門の医師でない者が書いたページが上位表示されています。
「WELQ、DeNAのキュレーションメディア問題」
について取り上げた書籍
『DeNAと万引きメディアの大罪』で、私は原稿を数ページ書かせて頂きました。
こちらは2017年9月のGoogle検索「肩こり」の検索結果画面です。
1位には「WELQ」のような、情報満載で長文の「まとめサイト」が表示されています。
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