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SEO

検索流入が激減した時の分析方法

投稿日:

検索流入が激減した! どうすれば? → まずこの4ステップで分析

検索流入が激減した! どうすれば? → まずこの4ステップで分析【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

検索トラフィックが激減したというウェブ担当者が、グーグル検索の広報役であるSearchLiaisonにXで助けを求めた。SearchLiaisonは次のようにアドバイスした:

次のようにするのがいいでしょう:

1:Search Consoleを開き、「検索パフォーマンス」から「検索結果」を選択する。

検索結果のパフォーマンス

2:グラフで「合計表示回数」をオフに、「平均掲載順位」をオンにし、上部の「日付:」をクリックして直近の6か月を前の6か月と比較するように日付範囲を指定する。

前後6か月の比較
前後6か月の比較

3:「検索クエリ」レポートを「クリック数の差」で並べ替える。

「クリックの差」での並べ替え
※筆者補足: 昇順で並べ替える(「↑」マーク)

4:クリック数が最も減少したクエリが上に来るので、上のほうから検索結果の上位に表示されているかどうかを確認していく(表の右のほうに掲載順位の列がある)。

掲載順位が多少変わっていたとしても、6か月前と同様に上位に表示されているならば、基本的な部分について修正する必要はないでしょう。トラフィックが減少した理由は、もっと有益だと判断する他のコンテンツをシステムが見つけ、あなたのコンテンツの順位が少し下がっただけの可能性があります。

このように説明すると、「でも、アップデートで変な影響がでているのでは? たとえばこういう風に」と言う人がたくさん出てくるはずです。それについてはこちらをご覧ください:

※Web担編注 リンク先のツイートの内容は次のとおり:

『「アップデートのせいで検索結果がおかしくなっている」悪い例がみつかったとしても、アップデートで検索結果が全体として悪くなったことを意味するわけではありません。

もしかしたら、その悪い例は検索のコアとは関係なく、他のシステムを調整することで改善できるものかもしれません。

グーグルの姿勢は、悪い例を調査して、その背後にある根本的な問題みつけて改善方法を探るという方向です(参考記事(英語))。』

グーグルは、ランキングシステムを改良し続けています。検索上位によく表示されるということは、グーグルのシステムが求める方向とコンテンツの方向が合っていることを意味します(グーグルのシステムも完璧ではないため、そうでない場合もありますが)。

「基本的な部分について修正する必要はない」のならば、グーグルがコンテンツ表示の仕組みを変えていくことで、時間の経過とともに順位回復していく可能性があります。

SearchLiaisonが提案したのは、どのクエリが最も影響を受けたのかを分析する方法だ。大事なのは、「順位が少し下がっていたとしても、依然として上位表示できているなら、過度な心配はいらない」という点だ。サイトに問題があるわけではなく、グーグルのランキングシステムの改良で変化が起きたと考えられるからだ(あるいは、もっと関連性が高いコンテンツが新たに公開されるのかもしれないが)。

ランキングシステムが求めるものとコンテンツが一致していれば、(1位でなくなったとしても)上位表示を保てるだろう。しかし現実的には、検索順位が永続的に安定することはない。グーグルはシステムを絶えず改良しているからだ。

そしてこの「改良」は、検索順位の低下につながることもあるし、同じコンテンツでも他のタイミングであれば検索順位の上昇につながることもあり得る。

SearchLiaisonのアドバイスから次のようなことを学べる:

●検索エンジンのシステムは常に変化しているため、順位の変動は自然に起こる。データに基づく分析を行い、性急な対応は控えるほうがいい。

●グーグルは常にランキングシステムを改善している。ランキングシステムのアップデートに関する最新情報に注意を払うといい。

●質の高い、関連性の高いコンテンツを継続的に作成することが、長期的なSEO戦略の基盤であるはずだ。

SEOコンサルタントのまとめ

▼「順位が少し下がっていたとしても、依然として上位表示できているなら、過度な心配はいらない」[Web担当者Forum]

●検索エンジンのシステムは常に変化しているため、順位の変動は自然に起こる。データに基づく分析を行い、性急な対応は控えるほうがいい。[Web担当者Forum]

●グーグルは常にランキングシステムを改善している。ランキングシステムのアップデートに関する最新情報に注意を払うといい。[Web担当者Forum]

●質の高い、関連性の高いコンテンツを継続的に作成することが、長期的なSEO戦略の基盤であるはずだ。[Web担当者Forum]

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名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


ストアカ

白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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