話題のネタを狙うだけのコンテンツ、グーグルは推奨しない
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話題になっているトピックに関連するコンテンツを(ツールをうまく使って)作るのは、検索トラフィックを獲得する方法としてよく知られている。
■Google SearchLiaison(@searchliaison)
コンテンツに対する私たちの「スタンス」は、ユーザー本位の考え方に基づくことです。
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content検索数が多い人気キーワードをターゲットにすることを主目的としたコンテンツは、ユーザー本位の考え方に基づいているとは言えず、長期的な成功にはつながらないと考えられます。
https://developers.google.com/search/updates/helpful-content-updateOur "stance" on content is to make it for people-first:https://t.co/NaRQqb1SQx
Content with the primary purpose of tapping into popular searches is probably not really people-first and wouldn't be recommended for long-term success:https://t.co/b1MYLCMGC9
— Google SearchLiaison (@searchliaison) July 31, 2023
これは、注目キーワードを狙ったコンテンツ作成テクニックを投稿したスレッド内での発言だ。そうした小手先の手法に対して「そんなやり方では、すぐに悪影響がでる」「いや、グーグルのAIコンテンツ方針をふまえると問題ないはず」といったやりとりがあり、そこにグーグルの姿勢を表明する形で投稿された。
「話題になっているトピックについてコンテンツを作ること」自体が必ずしも悪いことだとは、筆者は思わない。おそらく、グーグルの広報は次のようなことを伝えたかったのではないだろうかと考える:
●コンテンツはまず、ユーザーのために作るべきだ。
× 人気キーワードやトレンドを狙うだけのコンテンツ
○ ユーザーにとって価値のある情報や体験を提供することを目指す
●ユーザーに本当に役立つ情報を伝えることを主眼にコンテンツを作っていけば、長期的には信頼関係を築ける。「すぐに効果が出る方法」だけを突き詰めるのではなく、「ユーザー第一の視点」を持ち続けることが、実際には成功への近道である。
SEOコンサルタントのまとめ
■Google SearchLiaison
検索数が多い人気キーワードをターゲットにすることを主目的としたコンテンツは、ユーザー本位の考え方に基づいているとは言えず、長期的な成功にはつながらないと考えられます。
誹謗中傷対策会社の経験からしますと、「ネガティブな評判」は一般的にはユーザーは知りたい情報です。
例えばA社が不祥事を起こした場合、一般ユーザーはA社の悪い評判を知りたいですし、
それを提供するのが「ユーザーのためのコンテンツ」です。
ですがA社やA社と取引してA社に集客するためのサイトだったりすると、
A社のネガティブな話を書きたくありませんし普通書きません。
ではそれは、「ユーザーのためのコンテンツ」と言えるのか?
ということになります。