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【コンテンツSEO】についてのSEO専門家の参考になるコメントまとめ
「コンテンツSEO」という言葉が言われ出してから結構経ちますね。
言われだした当時は「とは言ってもテクニナルなSEOだろ~」なんて風潮があり、実際にテクニカルなSEOが通用してしまっていました。
しかし2017年の現在では、「質の良いコンテンツ」がどんどん上位表示されるようになってきました。
そこで「コンテンツSEO」とはどういうものか?SEOの有名な専門家の方々のコメントをまとめてみました。
木村賢 氏(サイバーエージェント)
現在:検索者に最適化するのがSEO
Googleがユーザーへの最適化をどんどん進めており、これからもどんどん進むことを考えると、Googleのアルゴリズムを見てそれを最適化するよりもユーザーを見て、ユーザーに最適化するほうが効率的だし長生きできるんじゃないかという結論に達すると思います。
SEOのためにコンテンツを作るなと言う気はまったくありませんが、SEOで長く成果を出したいならアルゴリズムにフィットさせずに、検索者にフィットされることを考えようねというお話です。
SEOは、検索者に最適化するものである
と言ってしまって良いのではないでしょうか?
決して綺麗事で言うのではなく、Googleの方針に乗っかると必然的にそうなると考えています。
渡辺隆広 氏
やはりコンテンツについてはユーザーのことを考えろ以上のアドバイスはありません。
ウェブサイトで発信している情報は、ユーザー(人間)のためにあるのですから、来訪者のことを考えてコンテンツを考えることは当たり前です。
「コンテンツはユーザーのことを考えているか」が判断基準の1つなのですから、コンテンツマーケティング関係者や SEO 文脈でコンテンツについて語る際に皆口をそろえて「ユーザーのためのコンテンツを作れ」と提唱しているわけです。
中長期的に見ても「ユーザーのことを考えて情報を発信する、ユーザーのためのサイト運営を行う」ことが正しいのです。SEO は、目先の、短期的な効果を追求する施策ではなくて、将来的に正しい施策を行うべきです。
ナイル(元ヴォラーレ)
結局「SEO=検索ボリュームのあるキーワードに対応したコンテンツをいっぱい作ること」の手法論に陥ってしまっているケースが圧倒的に多いということです。
単純にSEOで集客に繋がるコンテンツばかりを作るのではなく、実際のユーザーのニーズやサイト流入後の行動も踏まえて、それぞれのコンテンツの役割を定義していく必要があります。
辻正浩 氏
本当に信頼性だけを重視するとまともに情報を探すことができなくなるものの、信頼性を軽視すると怪しい情報で検索結果は溢れかえります。検索エンジンはこの中間で微妙なバランスを取るため、「どういう検索キーワードを信頼性重視検索キーワードと判断するか?」「どういうサイトを信頼性あるサイトとするか?」を判断するアルゴリズムを調整し続けていると推測されます。その丁度良い場所というのは、検索キーワードやユーザ、更にはWebサイトの状況などから随時変わるもので、明確な答えはないでしょう。
鈴木謙一 氏(海外SEO情報ブログ)
「検索エンジン目線ではなくユーザー目線で考なければならない」とは、金谷さんからのアドバイスです。
抽象的なアドバイスに聞こえるかもしれません。
でも、愛情を注いだコンテンツ作成は実際に非常に大切なことではないでしょうか。
作った本人が好きではないコンテンツを誰が好きになるでしょうか?
ユーザーの検索意図を理解したコンテンツ作りが重要です。
特に情報収集型です。
ユーザーの疑問や悩みを解決するコンテンツが必要です。
実質的な中味のない薄っぺらなコンテンツだとパンダに捕まります。
GoogleもBingも(かつてのYahoo!も)すべての検索エンジンは、検索キーワードに現れない隠されたユーザーの意図を理解することに一生懸命です。
潜在的な意図を察知していかに適切な検索結果を返すかに絶えず取り組み続けています。
SEOコンサルタントの感想
私は「SEOコンサルタント」を名乗らせて頂きながらもまだまだ勉強中です。
上記の有名な専門家の方々にはいつも勉強させて頂いています。
以前はWEBマーケティングの考え方から
「SEOで検索上位になっても、そしてアクセスが増えてもコンバージョン率が上がらなければ会社の売り上げ(利益)は上がりませんよ」
とお客様に行っていました。
「SEOで検索上位になるようにする(SEO対策)」
↓
「検索上位になりアクセスが増える」
↓
「サイト内のコンテンツやデザインなど、コンバージョン率の上がる工夫をする」
という感じで、まずSEOで上位表示させ、さらに問合せや商品購入へ繋がるサイト、コンテンツを作るという流れでした。
ですが、もしかしたら現在、今後は
「サイト内のコンテンツやデザインなど、コンバージョン率の上がる工夫をする」
↓
「SEOとなり検索上位に表示される」
という事なのかもしれません。
上記の例だとやってる事は同じ事なんですけどね。
違うのは
「SEOだけの為に小手先のテクニックをやるだけのサイトは上位表示されない」
「サイトのコンテンツを良くする努力を怠っているサイトは上位表示されない」
という事です。
まずは上記のSEO専門家の方々のサイトをよく読んで頂ければと思います。
ついでで構いませんので私もこのサイトで色々と記事を書いております。
よろしくお願いします。
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