プロのSEOなら2021年に実践したい2つの心構え
■SEOコンサルタント リリー・レイ氏
「どのランキング要因をグーグルが認めていて、どれを認めていないか」を議論するのは時代遅れだと思う(異論はあるかもしれないが)。
ほとんどのランキング要因を、グーグルは公式には明確に認めていない。
ユーザーにとって良いものであるなら、ランキング要因だと思って扱うべき ―― これが私の意見だ。
■Google JohnMueller(ジョン・ミューラー)氏(@JohnMu)
それはすばらしい方針だ。
That's a great strategy.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) January 3, 2021
■SEOコンサルタント リリー・レイ氏
2021年の私の夢は、「SEOツールが、実際には緊急じゃないのに緊急のSEO施策だと企業に推奨してくる」のを止めさせることだ。
「解決すべき課題ではないことに労力を集中させないこと」をちゃんと説明するのに費やす時間が減れば、すごくいいと思う。
※筆者補足: 不要だとわかっているので無視している対応があるが、SEOツールが実行すべきように勧めているので、やらない理由を上司やクライアントに説明しなければならず、そのための時間が無駄だと言っている。
■Google JohnMueller(ジョン・ミューラー)氏(@JohnMu)
SEOにおける優先度付けはものすごく難しいことがある。解決すべき課題は、すぐに山ほど見つかる。しかし、新しいことに取り組むことよりも目立った変化をもたらしそうなものを選ぶのは容易ではない。
とはいえ、雑念を追い払うのに忙しい仕事が必要なときもある。たくさんの課題を抱えることはそういったことに役立つこともあるからね。
Prioritization in SEO is sometimes super-hard. It's easy to find a ton of issues, it's hard to pick the 2 that will move the needle more than working on something new. But also, sometimes you just need busy-work to clear your mind, which having a ton of issues can help with.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) December 30, 2020
SEOコンサルタントのまとめ
▼ユーザーにとって良い事ユーザーが便利な事は「ランキング要因」と思う事にする。
現在のGoogleの方針がそうですし、もし現在そうでなくても今後ランキング要因になることは考えられます。
また、ランキング要因でなくてもユーザーに評価されればランキング以外の所で良い結果に繋がると思います。