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サイトをコピーされた場合の対策/クローキングとは?

投稿日:2019年3月28日 更新日:

SEO】サイトをコピーされた場合の対策

Googleの「ウェブマスターオフィスアワー」2019年3月7日の内容です。

コピーサイトへの対策について

●質問
コピーサイトへの対策についてサイト全体を丸ごとコピーされてしまいました。
[発覚の経緯]
偶然にもSEOポイズニングについての記事を読んでおり、気になって調査した所
運営サイトでも同様の状況であることが発覚されました。[発覚後の対策]
コピーサイトは一般的なUserAgentでアクセスすると閲覧できませんが、GooglebotのUA
でアクセスすると運営サイトの完全コピーサイトを表示していることがわかりました。
(ChromeDeveloperToolで確認)
過去に何度かDMCA違反の申請を行った事もあったため、以下のようなフローを実施しました。1.ホスティング会社への連絡。CloudFlareを介しているためホスティング先がわからず断念2.DMCA申請。詳細な内容を記載して申請を行ったが著作権違反を認められず。限定されたUAのみに
表示しているためか?この点は不明です。3.GTMでのリダイレクト。八方塞がりとなってしまった為考えあぐねて出した対策です。
コピーサイトがGTMを含めたソースごとコピーしていたので、コピーサイトのドメインをトリガーとして
Google.comへ転送されるようGTM上で設定を行いました。

[現在の状況]
とりあえずの対策として現状も3の状態にしているのですが、Googleには未だインデックスされたままです。
サイト運営者としては即時に削除したいものですが、このようなケースではどのような対策を行うのが
ベストか、取り上げて頂きたい。

Google金谷氏の回答

実際に見てみるとコピーされていました。ただ通常のブラウザでアクセスすると実際には閲覧できないけれども
Googlebotではアクセスできるようになっていて、検索結果にはインデックスされている状況です。
DMCAが通らなかったというのは僕にもわからないのですけども、できる事としては、
(なぜこのようなスパム行為をしているのか原因はわからないのですけども)
対策としては
「クローキング」という手法を行っているんですね。

クローキング – Search Console ヘルプ – Google Support

クローキングとは、人間のユーザーと検索エンジンに対しそれぞれ異なるコンテンツまたは URL を表示することです。クローキングは、Google のユーザーが予想した結果と異なる結果をユーザーに提供するものであるため、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反と見なされます。
クローキングの例としては、次のようなものが挙げられます:
・検索エンジンには HTML テキストのページを表示し、人間のユーザーには画像や Flash のページを表示する。
・ページをリクエストした User-agent が人間のユーザーではなく検索エンジンである場合にのみ、ページにテキストやキーワードを挿入する。

ですからぜひ「クローキングのスパム」としてスパムレポートから送って頂ければと思います。

ウェブマスター オフィスアワー2019年3月7日

Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスター オフィスアワー 2019 年 3 月 7 日)
-YdALw

SEOコンサルタントの感想

改ざんなどされた場合にはまずはスパム報告ですよね。


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