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ランディングページに動画を置くとCVRが悪くなる!?

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ランディングページに動画を置くとCVRが悪くなる!?

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ランディングページに動画を設置するとコンバージョン率が上がる ―― CROに取り組んでいるウェブ担当者なら、こんな情報を見聞きしたことがあるかもしれない。

これは、果たして真実なのだろうか?

CROを専門にコンサルティングしているUnbounce(アンバウンス)が、クライアント3万5000社のランディングページを材料に大規模な調査を行った。

その結果、ほぼすべての業種で動画はコンバージョン率アップにほとんど寄与しなかったという。むしろ、教育や不動産など一部の業種ではコンバージョン率が大きく下がったそうだ。

どんな状況であっても、総じて、動画はCROには役に立たないとUnbounceは結論づけている。業種の違いだけではなく、次のような要素の間でも目立つ差異は見られなかったという:

動画のタイプの違い
コンバージョンのタイプの違い
参照元の違い
デバイスの違い
もちろん、「動画は絶対にCROへの効果がゼロ」だというわけではない。表示パフォーマンスに気を遣い、UXを阻害しないようにうまく使えば効果は出るだろう。ランディングページに動画を設置する場合は必ずA/Bテストで効果測定すべきだろう。

また、興味深い調査結果として、トラフィックチャネルによる違いがある。

動画なしのほうが総じて良い成績なのだが、オーガニック検索トラフィックに関しては、動画があってもコンバージョン率はさほど大きく下がっていなかったのだ。他のチャネルからのトラフィックと違って意図が明確であるため、動画の影響が少なかったのかもしれない。

元記事では、ここで示したもの以外にも多くのデータをグラフとともに紹介している。興味のある人は、ぜひ元記事を参照してほしい。

Unbounceの調査は、偏りが出ないように次の点に留意して実施している:

季節要因の影響を避けるため3つの期間に分けて計測(2020年後半~2021年初頭)
各期間で約3万5000件のランディングページを調査
対象は「動画なし」「埋め込み動画(YouTube)」「背景に動画を使用」の3タイプで分類
業種とコンバージョン種類で分類(「フォーム入力」「ページ上でのクリック」の2種類)
参照元ごとにも分類(検索広告、ソーシャル、オーガニック検索)
モバイルとPCで計測

SEOコンサルタントのまとめ

LPに動画を入れるとコンバージョン率が悪くなるというデータがありました。
コンテンツとして充実するし、良いと思ってましたが、
UXを阻害すると悪くなるようですね。
UXが快適になるように入れる分には悪くはならないかもしれませんね。

  • B!