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「SMX East 2017」での最新SEO情報…タイトルなどのキーワードや長文SEOについて

投稿日:2017年10月25日 更新日:

【SEO】「SMX East 2017」での最新SEO情報…タイトルなどのキーワードや長文SEOについて

ニューヨークで行われた「SMX East 2017」というイベントの情報です。
最新のSEOについての情報が書かれています。詳細は記事を読んで頂ければと思いますが、
ポイントをまとめたいと思います。

「SMX East 2017」SEOについての注目情報

「HTTPS:検索数が高いキーワードの上位トップ3に入ったドメインの65% は HTTPS を導入(※ HTTPS だから検索順位が高いわけではない、後述)。HTTPS はランキングの大きな要因ではないが、コンバージョンや来訪者への信頼醸成には役立つのでは。」

「コンテンツの長さ:上位3サイトのコンテンツは、それ以下(20位まで)のサイトよりも45%長い。すべてのキーワードボリュームで同様の結果だった。」

「ロングテール(のキーワード)はショート~ヘッドよりも20% コンテンツ数量が多かった⇒提供するコンテンツが十分か確認すること、それが関連性があり、ユーザーの意図に合致していることを確認すること。」

「キーワード:検索数が多い(High-Volume)キーワードでランクインするドメインの35%はタイトル要素にキーワードを含んでいない。」

「アンカーテキスト:アンカーテキスト内のキーワードはほとんどランキングに影響ない。検索数が多いグループ(High-Volume)でもアンカーにキーワードを含んだリンクはわずか8%だった。」

「訪問者数:High-Volume グループにおいて訪問者数は影響あり、検索数が少ないグループでは影響は小さかった。ダイレクトアクセス(※ ブラウザの検索欄/アドレスバーから直悦、サイトへ訪問すること)を除いてデータを集計すると、来訪者数はランキングに大影響していないことが判明。」

「ユーザーシグナル:トップ3以下のサイトでは直帰率が上がっていた(※ 関連性が高いと判断したサイトを検索上位に表示しているのだから、当然だと思う⇒直帰率と、どんな検索クエリでサイトに訪問しているのか確認すること」

「まとめ:バックリンクはまだ重要、ユーザーシグナルは検索順位に影響する、タグ内のキーワード挿入は重要性が低くなっている。ランダムフォレストによる重要性の評価の結果⇒ダイレクトアクセス、滞在時間、セッションあたりの閲覧ページ数、直帰率は重要度高いと言える。」

「その他、総括:コンテンツの長さやキーワード云々のところは、その数量は過多が問題なのではなくて、検索利用者の来訪意図や求めている事柄を十分に考慮してページを制作せよという趣旨であることは言うまでもありません。ダイレクトアクセスに関して、Chrome や GA のデータを検索順位の参考にしていると思う人と挙手する人が多いことは意外。前者はともかく後者は違うんじゃないの?」

SEMリサーチ より引用)

SEOコンサルタントの感想


SEOについての注目情報がいろいろとありました。
まず、「Googleはサイト全体、サイトの中身を見て適切に評価する」というアルゴリズムがどんどん進化しているという事です。

SEOでキーワード挿入することについて

・検索数が多いキーワードでランクインするドメインの35%はタイトル要素にキーワードを含んでいない
・アンカーテキスト内のキーワードはほとんどランキングに影響ない。検索数が多いグループ(High-Volume)でもアンカーにキーワードを含んだリンクはわずか8%だった

この点からもそれが伺えます。
昔のSEOは「タイトル」「ディスクリプション」「アンカーテキスト」「見出し(H1)」「記事本文」
などに【キーワードを入れる】
という施策が真っ先に上がりましたが、上記のイベントではその必要は無い様なコメントになっています。
では「タイトルやアンカーテキストにキーワードを入れないほうが良いのか?」
と言えば、それは気が早いと思います。

確かに「無理やりキーワードを入れないほうが良い」とは思います。しかし適切な範囲であればキーワードの強調は必要であると考えます。
このコメントでは「検索数が高いキーワードの上位トップ3」と言っていて、そのデータです。
「検索数が高いキーワードの上位トップ3」と言えば、そうとう有名ですし大きなサイトです。
そういったサイトはドメインパワーも強いでしょうし被リンクも多く獲得しているはずです。
そのような大規模あるいは有名サイトでしたら「極力不自然なキーワード挿入」を避けたほうが自然ですし王道です。
ですが、中小企業や小さなサイトは上位表示を目指す場合は多少のキーワード挿入はすべきだと考えます。勿論不自然なものはいけません。

長文SEOについて

・上位3サイトのコンテンツは、それ以下(20位まで)のサイトよりも45%長い。すべてのキーワードボリュームで同様の結果だった

このコメントを「長文SEO」だなと解釈しました(違っていたらすみません)。
自分の現在の経験においても「いまだに長文のサイト(ページ)は評価されている」という印象がある為です。
ポイントは「ただ長文を書く」のではなく、上記にあるように、「キーワードの詰め込み」ではなく

『関連キーワードや共起語を含めてキーワードについての様々な情報を書く』

という事です。同じ事を長々と書くのではなく、

『様々な視点からの情報を書く事により「ユーザーの検索意図」を汲んであげる』

のです。その結果、
長文になる⇒Googleに評価される
となっているのが現状だと思います。

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