SEOカンファレンス「Pubcon」のレポートまとめ(サクラサクLABOさんのツイート)
世界最大のSEOカンファレンス「Pubcon」レポートをしているサクラサクLABOさん(サクラサクマーケティングさん)のツイートをまとめます。
「Pubcon」とは?
世界最大のSEOカンファレンス「Pubcon」 – MarkeZine(マーケジン)
イベント名:Pubcon in Las Vegas
開催時期:例年10〜11月頃
場所:Las Vegas Convention Center, South Hal
概要:世界最大規模のSEOをテーマとしたカンファレンス。セッション内容はSEOだけでなく、SEMからソーシャルまで、多岐にわたる
レベル:初心者から上級者まで、様々なセッションが用意されている
URL:https://www.pubcon.com/las-vegas-2017
主催:Pubcon Inc.
サクラサクLABOさんのツイート
本日より開催されるPUBCON Las Vegasに弊社根岸も参加しております。リアルタイムでカンファレンスの内容を随時ツイートしたいと思います。 pic.twitter.com/wKj3E8TnSE
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
no followはいまや検索順位を決定するためのヒント。nofollowは2006前後, コメントスパムを駆逐するために生まれたが、今やfollowすべきリンクもnofollow
と記述されてしまっているケースをよく見る。#pubcon2019 pic.twitter.com/Gai0cjgrw6— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
no followがなぜno followなのかはわからない。その為、にいくつかの変数を作成した。それがrel=”sponsored” とrel=“ugc”#pubcon2019
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■社内でSEOを成功させるキーポイント
1.経営者、決済者に向けて、SEOの成果をデータで見える化すること。SEOのビジネスインパクトをしっかり伝え続けること。
※インハウスSEO担当も、外部のコンサルもここが肝。#pubcon pic.twitter.com/HNq4KJVQYL— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
2.開発チームを巻き込むこと。SEOと開発チームは摩擦関係にあるが、今や双方切っても切れない存在。
@ john muellerもSEOを成功させるためには、 javascriptエンジニアとの協力が不可欠と。
※提案した施策が止まってしまうことは多々あるが、開発チームとのコミュニケーションが重要。#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
3. 検索体験最適化すること(検索エンジン最適化ではなく)。ページスピードの改善は、検索エンジンの為ではなく、
ユーザーの離脱率改善に大いに役に立つ。
※検索エンジンに範囲を超えての改善提案は、マーケティング全般の改善につながる。SEOコンサルティングの視野を広げること。#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■EATについて考える
2017年2月のコアアルゴリズムアップデートで流入数が激減。この時テクニカルSEOで説明できなかった。
EATの重要性を考えるようになったきっかけ。#PUBCON pic.twitter.com/dWJLwBTzfv— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■コンテンツのEATをGoogleはどう判断しているのか?
1.権威性のあるドメインからのリンク
2.誰が書いたのか明確にしている(運営者情報の必要性)
3.ユーザーにとって安全なサイト(カスタマーポリシーなどの有無)
※品質評価ガイドラインにポイントが記載されている。#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■信頼性の低いサイトとは?
1.誤字、脱字、文法が誤り、読みにくい
2.返金ポリシーがない
3.httpsではない
4.科学的根拠がない
※とくにYMYLにおいては重要。アップデートの度に強化されている印象。#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■レピュテーション情報も非常に重要
・特にECサイトにおいて
・ブログ、SNSなどの情報から判断
・リンクスクリーニング同様、レビュースクリーニングも必要
※どこまでレピュテーション情報を参考にしているかは不明だが、EATを判断する1要因になっている印象。#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■GoogleはどうやってEATを判断しているのか?
・GoogleはEATをページの様々なシグナルから判断している
・もっとも有名なのが、ページランク。権威性の判断に使われている。
※EATの低いサイトからのリンクを否認して、順位回復した事例がある#pubcon pic.twitter.com/r7vH2undTr— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■EATに関する誤解(嘘)
・EATは特定サイトだけに影響がある
・検索ランキング要因である
⇒レイターズ評価は直接ランキング要因にならない
・テクニカルSEOに代わるもの
・アップデート時に考慮される唯一の項目
・短期的に成果があがるものである#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■アップデート時、勝者と敗者の違い
・専門家著者数-多
・専門の監修者の有無-多
・事業運営歴の差-長
・アフィリンクの数-少
・CTAボタンの数-少
・アワードの数-多
・関連コンテンツへの発リンクの数-多
・外部サイトのレビュー評価の差-高
・UGCコンテンツ-少#pubcon pic.twitter.com/pkOa0pMRen— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■ユーザビリティの摩擦を解消する
★ユーザーが嫌いな3点つのこと
・期待を裏切ること
・考えさせすぎること
・不快なこと
※UI、UXの改善は、価格や、商品そのものと同じくらい大事。#pubcon pic.twitter.com/vPfetXSv65— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■ウェブサイトの4つの摩擦のポイント
・読み込み速度
・わかりにくいボタン(押しにくいボタン)
・多量のポップアップ
・広告を求めていないページで広告
※とくにモバイルは、戻ることや閉じることがPC以上に面倒#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■なぜiPhoneのデザイナが優れているのか?
・ 摩擦なしのデザインの代名詞
・考えなくても何が起きるかわかる
・必要最低限の動作で機能する
※プロダクトとユーザーの間の摩擦が最も少ないデザイン#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■レピュテーションマネジメント:ブランドとは?
” ブランドとは期待、記憶、ストーリー、関係性を包含し、消費者の意思決定に関与するものである ”#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■レピュテーションマネジメント:自己理解
・エゴサーチをしてどう見られているかを理解
⇒社名&人名×噂、おすすめ、評判、って?
・SERPs、ソーシャルアカウント、画像、レビューとあらゆる角度から把握
・ユーザーは常にあらゆ角度からー検索するストーカー#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■レピュテーションマネジメント:自己防衛
・修正可能なものはアップデートする
・従業員のlinkdinアカウントなど活用するよう協力依頼
・わずがの投資でブランドを守ることが可能。#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■ブランディングメッセージ
『みんなに知ってもらいらい=誰にも知られない』
強みと弱み、ターゲティングがなければ誰にも知られることはない。
※何でもできますは、何もできないと同義#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■ブランディングを確立するためのステップ
1.なぜブランディングをするのか?
2.自分が何者で、誰にどんな価値提供をするのか?
3.自社の強みと弱みは何か?
4.ユーザーの期待と不満は?
5.競合からみた時に自社は?
※ブランドメッセージは己を知るところから#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■ブランディングの為にNGなこと
・炎上してもすぐに消そうとしないこと
・競合を否定しないこと
・自社のアンチに過剰に反応しないこと
※アンチはファンの20倍、情報拡散力がある#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 8, 2019
■音声検索の未来
2020年までに
・検索の30%がスクリーンなしで
・検索の50%が音声で#pubcon pic.twitter.com/0tuhrTJ9nk— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■音声検索の未来
・最初の音声アシスタント:Siri
・Goolgeの最初のアシスタント:Google now
・2019年で一番人気なスマートスピーカ:Amazon echo
・最新のスマートスピーカー:Google nest hub#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■音声検索とローカルSEO
・ローカルSEOとの相性が非常に良いi
・ +near meの検索回数は3年前と比較して1000%増加
・採用されるには構造化データ、GMBの登録が重要#pubcon pic.twitter.com/cxYS4KT0nl— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■音声検索の最適化
・ speakableマークアップを活用する
・強調スニペットとダイレクトアンサーの改善#pubcon pic.twitter.com/HvPzXqDGC7— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■音声検索への準備
・自社サイトは関係ないと思っている人は注意
・インフォメーションナルクエリも増えている
・よりエンティティを伝えることが重要
・その為にはhttps://t.co/J63TImGQI4が非常に役に立つ#pubcon pic.twitter.com/LY1DnD9DhT— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
Google検索の50%がゼロクリック。 pic.twitter.com/7FFAeKlpfm
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■音声コンテンツの最適化(VCO)
・ユーザーの想定質問を考える
・そのテーマに関する類義語、関連語を考える
・質問毎に回答の文章を作成する
・各質問に対するコンテンツをつくる#pubcon pic.twitter.com/cqOyllZfWH— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■検索結果分析とコンテンツ
・Googleに文字数を数えるアルゴリズムはない
・最低300ワード必要などというアルゴリズムはない
・コンテンツの新鮮の必要性はキーワードによって異なる
※ユーザーにとって価値の高いコンテンツを作ること大事#pubcon pic.twitter.com/cGXl60lzMv— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■検索結果分析とコンテンツ
・ユーザーの検索インテントを満たすこと
・SERPsからインテンツを読み取ることができる
・トピックについて書くのではなく、ユーザーが切望しているもの対して書く#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■検索結果分析とコンテンツ
※魚釣り(Striper fishing)というインテント
・言葉の意味ではなく、”釣り方”を知りたいことはSERPsから理解できる
・HOW TO動画の表示
・HOW TOコンテンツが多数ランクイン
・Peoploe also askも参考になる#pubcon pic.twitter.com/rcOeI59WUG— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■検索結果分析とコンテンツ
※魚釣り(Striper fishing)というインテント
・言葉の意味ではなく、”釣り方”を知りたいことはSERPsから理解できる
・HOW TO動画の表示
・HOW TOコンテンツが多数ランクイン
・Peoploe also askも参考になる#pubcon pic.twitter.com/rcOeI59WUG— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■SEOで大事なこと
・あなたが何を伝えたいか?
・ユーザーが求めているものはなにか?
・Googleが好んでいるものは?
※この3つが交わるコンテンツを作れば成功する#pubcon pic.twitter.com/UHMIFVaR2i— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■キーワードのインテントにマッチさせる手順
・コンテンツの冒頭でインテントを満たす
・そのあとCTAをクリックさせる理由を述べる
・さらに深堀した内容を記述する#pubcon pic.twitter.com/1HDuNK460U— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■AMP
AMP導入したことによるアドバンスクリエイトさんの改善事例
※鈴木謙一さんのセッション#pubcon@suzukik pic.twitter.com/eAgR12N7nF— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■Google Discove
・クエリが存在しない検索結果
・自分が興味がある記事をレコメンド
・GSCで数値チェックできる
・ 1か月に800万人以上使用されてる(2年前)
・画像の最適化が最も重要#pubcon pic.twitter.com/DS6VXQNYEQ— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■Google Discove(画像の最適化が最重要)
・CTRと滞在時間に大きく影響する
・大画像を見せるためには、AMPを使う必要がある
・正方形と長方形で表示が異なる
・1200pxの横幅で作成するとワイド表示になる。#pubcon pic.twitter.com/45R2KGhgAy— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■0クリック増加とSERPsの多様化
・0クリックが50%を占めている
・検索結果の多様性が加速。
・PCはまだ10本リンクだが、モバイルは大きく変化
・ショッピングカルーセル、強調スニペット、広告の下に自然検索結果#pubcon pic.twitter.com/nRzWIXxWTJ— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■0クリック増加とSERPsの多様性
・SERPs上の画像の表示機会は増大
・画像の最適化が重要
・ユニークと目を引く画像を活用する
・画像のサイトマップもつくるべき#pubcon— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■2019まだリンクは効くのか?
※ahrefのCMOのセッション
・参照リンク数が多いサイトはトラフィックも多い(あくまでも相関)
・リンクがなくても上位表示は可能だが競合がいる場合はやはり重要
・ドメインオーソリティが低く、リンクが0でトラフィックを生んでいるサイトは10%#pubcon pic.twitter.com/SCnc34At0D— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
■リンクと順位の相関性
・外部リンクと順位の相関性0.25
・内部リンクと順位の相関性0.12#pubcon pic.twitter.com/qYgLvc77Zi— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) October 9, 2019
サクラサクLABO
seoコンサルティングサービスとは、貴社サイトを徹底的に分析し、サイト内部改善、阻害要因排除、外部施策と、総合的に最適化し、検索流入を増加させるサービスです。
SEOコンサルタントのまとめ
【感想まとめ】※ほぼサクラサクLABOさんの引用
●社内でSEOを成功させるキーポイント
1:経営者、決済者に向けて、SEOの成果をデータで見える化する。
2:開発チームを巻き込む。
▼これは私の著書でも言っています。会社の他の部署の方々にも協力を仰ぐ。協力してもらう事がSEOの成功に繋がります。
●EATの判断方法
1:権威性のあるドメインからのリンク
2:誰が書いたのか明確にしている(運営者情報の必要性)
3:ユーザーにとって安全なサイト(カスタマーポリシーなどの有無)
4:ページランク
▼権威性のあるドメインからのリンクは非常に難しい所です。できるのは運営者情報、ですね。
★EATの低いサイトからのリンクを否認して、順位回復した事例がある
▼・・・、てことは「質の低いサイトからのリンクは無視」ではなく被リンクの精査が必要??
●信頼性の低いサイト
「誤字、脱字、文法が誤り、読みにくい」「返金ポリシーが無い」「httpsではない」「科学的根拠が無い」
▼誤字が多いと信頼性が下がるのか…気を付けよう。。。
★EATは検索ランキング要因ではない
▼これはどうなんでしょう?EATが上がればサイトの評価も高まると思います。「直接ではない」という事で、間接的には上がる要因になるとは思います。
●Googleに文字数を数えるアルゴリズムは無い
●最低300ワード必要などというアルゴリズムは無い
▼文字数を数えて決めている訳ではありませんよね、長文の方が情報を網羅しているので価値が上がるという事と、マネタイズをするために構成や誘導などをちゃんとすると結果長文になるという事で、「長文」自体を評価している訳では無いです。
●コンテンツの新鮮の必要性はキーワードによって異なる
★SEOは「何を伝えたいか?」「ユーザーが求めているもの」「Googleが好んでいるもの」を複合すれば成功する
▼ユーザーの検索意図を満たすコンテンツをGoogleが好んでいるので。
●検索結果の多様性が加速
●画像の最適化が重要
●リンクがなくても上位表示は可能だが競合がいる場合はやはり重要
●ドメインオーソリティが低く、リンクが0でトラフィックを生んでいるサイトは10%
▼現在においてもリンクは重要です。
●0クリックが50%を占めている
「ゼロクリック検索」…Google検索の50%以上がクリックなしで終了している!
大多数の検索(50.33%)がオーガニック検索結果または有料検索結果をクリックせずに終了したことがわかりました。