Google「ペンギン4.0でスパムの価値を無くした」
最近話題となった「WantedlyのDMCA問題」
【SEO】WantedlyがDMCAで誹謗中傷を削除し批判されている件まとめ
以来、「意図的に特定のサイトの検索結果順位を下げる」行為「逆SEO」「ネガティブSEO」への関心が高くなっているように思います。
その逆SEOの手法として、
というものがあります。
2017年8月の時点で、この手法で逆SEOをすると持ちかけてくるSEO業者や逆SEO業者(誹謗中傷対策業者)が存在しています。
ですが、2016年にGoogleが行った「ペンギンアップデート4.0」により建前上はそれができなくなったはずなのです。
ペンギンアップデート4.0とは?
ペンギンアップデート4.0の大きな違いは、ウェブスパム対策のアルゴリズム変更です。
ペンギン4.0の更新から1週間たって判明したこと――ペナルティではなく無効化、ネガティブSEOを防げるか?、ペンギン3.0からのリカバリなど[海外SEOブログ]
Googleのゲイリー・イリェーシュ氏のコメント
『従来、ウェブスパム対策のアルゴリズムはサイト全体の順位を下げていた。今回(のペンギン4.0で)は、順位を下げる代わりにスパムの価値をなくすようにした。』
ペンギンアップデート4.0後のリンクについて
「サイトにスパムリンクを貼る」※ネガティブSEO
↓
貼られたサイトにペナルティ
↓
検索順位が圏外に飛ばされる
「サイトにスパムリンクを貼る」※ネガティブSEO
↓
無効化
↓
検索順位は変わらず
Googleの発言をそのまま受け取ればこのようになると思われます。
という事は「サイトの否認(スパムサイトからリンクをされた時にGoogleサーチコンソールから行う設定。スパムサイトのリンクを無効化する。)」をする必要も無くなります。
さらには、当然ながら「スパムではないけれど関連性の無いサイトからのリンク」も悪くて無効化、良くてかなり小さい効果、になると、都合よく解釈さればなります。
ですので今までは所有サイトからリンクを貼ったり、知り合いからリンクされたりする時に「このサイトうちのサイトの内容と全く関係無いからリンクを辞めよう」とか「リンクの否認をしよう」という事がありましたが、これからは極端な話、知り合いに片っ端からリンクをお願いして、その中のいくつかからリンクジュースを貰えれば儲け、ダメでもペナルティやマイナスのSEO効果は無し、となるのではないでしょうか?
ただ、現状に「質の低いリンクを受けて順位が下がった」というような噂がいまだに存在しますし、上記のような、「逆SEOに効果がある」という人もいます。
ですから、もし自分の管理サイトに「質の低いサイトからのリンク」を発見した時には「リンクの否認」をすることをおすすめします。
関連:Google「ペンギンアップデート4.0は「ソースサイトを見ている」
バックリンクを否認する – Search Console ヘルプ – Google Support
自分のサイトへのリンクをダウンロードする
Search Console のホームページでサイトを選択します。
ダッシュボードで [検索トラフィック]、[サイトへのリンク] の順にクリックします。
[リンク数の最も多いリンク元] の [詳細] をクリックします。
[その他のサンプルリンクをダウンロードする] をクリックします。[最新のリンクをダウンロードする] をクリックすると日付も確認できます。
否認するリンクのリストをアップロードする
リンクの否認ツールのページにアクセスします。
ウェブサイトを選択します。
[リンクの否認] をクリックします。
[ファイルを選択] をクリックします。
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