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SEO

コアウェブバイタル改善はインデックス改善にも役立つ?

投稿日:

SEOまんが3話-008

コアウェブバイタル改善はインデックス改善にも役立つか?

「コア ウェブ バイタルを改善すれば、Google検索にインデックスされやすくなるか?」

■Google JohnMueller(ジョン・ミューラー)氏(@JohnMu)
本質的には、コア ウェブ バイタルはページエクスペリエンス シグナルで、むしろランキングの要因であり、(クロールの抑制につながるような)品質の要因ではない。どのくらいクロールやインデックスするかには関わってこない。
「どのくらい速くページを読み込むか」と「どのくらい速くクロールできるか」が多少関係してくるケースもあるが、「ページ表示が速ければたくさんクロールする」というものではない。
概して言えば、コア ウェブ バイタルとクロール/インデックスはさほど関係なく、互いに完全には結び付いていない。

ミューラー氏は全体として「関係ない」と答えているが、おそらくわかりやすさのためだろう。状況によっては関係してくると筆者は考える。それは、「極端に遅い」場合だ。

たとえば、次のような状況を想像してほしい:

サーバーの反応が極度に遅い
画像の読み込みがものすごく遅い
そのためにページの読み込みにかなり長い時間がかかる
この場合、コア ウェブ バイタルのスコアは悪くなるだろう。さらに、Googlebotのアクセスでタイムアウトが発生してクロールにも悪い影響が出るかもしれない。結果としてインデックスにも問題が起きることも考えられる。

こうしたケースでは、読み込み速度を改善すればクロール/インデックスも改善する可能性がある。同時に、コア ウェブ バイタルも改善が見込まれる。

だがこれは、「コア ウェブ バイタルを改善したことがクロール/インデックスの改善に直結した」わけではない。読み込み速度の改善が、「コア ウェブ バイタル」「クロール/インデックス」どちらも改善したというだけだ。

それ以外の場合では、ミューラー氏の言うように、ほぼ関係ないと考えていいだろう。インデックスされにくい理由が「コア ウェブ バイタル」ではなく「コンテンツが低品質であること」にあるのならば、表示速度をはじめコア ウェブ バイタルをいくら改善したとしてもインデックスされやすくなることはないだろう。

SEOコンサルタントのまとめ

質問:コア ウェブ バイタルを改善すれば、Google検索にインデックスされやすくなる?

■Google ジョン・ミューラー氏
回答:コア ウェブ バイタルはページエクスペリエンス シグナルで、むしろランキングの要因であり、(クロールの抑制につながるような)品質の要因ではない。どのくらいクロールやインデックスするかには関わってこない。

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名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


ストアカ

白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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