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「カニバリゼーションで順位が下がった」はだいたい思い込み

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カニバリゼーションで順位が下がった ⇐ だいたい思い込み

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「カニバリゼーション」というSEO俗語がある。これは、「同じキーワードに関連したページがサイト内に複数あることが原因で、想定したページが上位表示しなかったり、どのページの順位も芳しくなかったりする状況」を表すものだ(“Cannibalization” は「共食い」の意)。

そのカニバリゼーションに関連した相談をグーグルのジョン・ミューラー氏に持ちかけたサイト管理者がいた:

「カニバリゼーションを起こしていたブログを削除しました。

メインページが検索結果に戻ってきたのですが、ターゲットのキーワードでは7ページ目です。以前は1ページ目でした。ほかの関連するキーワードではすべて1ページ目です。待つしかないのでしょうか?」

ミューラー氏は次のように指摘した:

「カニバリゼーションが問題ではないように思える。

カニバリゼーションがランキング下落の原因になったとどうやって判断したんだろう ―― カニバリゼーションがはっきりと目に見えるようなことが起こっていたなら驚きだ。」
カニバリゼーションが問題ではないように思える。

ミューラー氏は「どうやって判断したんだろう」と疑問形で表現しているが、これは「そんなことは起きない」という否定をやわらかく言っているだけだろう。

ともすると反論を受けそうだが、筆者もカニバリゼーションなるものがグーグル検索に本当に存在するのか懐疑的だ。キーワードに関連するページがサイト内に複数あるなら、複数のページが検索結果に出てくることすらある。

SEOコンサルタントのまとめ

質問:カニバリゼーションを起こしていたブログを削除しました。メインページが検索結果に戻ってきたのですが、ターゲットのキーワードでは7ページ目です。以前は1ページ目でした。

■Google ジョン・ミューラー氏
カニバリゼーションが問題ではないように思える。
カニバリゼーションがランキング下落の原因になったとどうやって判断したんだろう
カニバリゼーションがはっきりと目に見えるようなことが起こっていたなら驚きだ。

▼「カニバリゼーション」…「同じキーワードに関連したページがサイト内に複数ある」
ことにより順位が下がるという意見がありますが、
実はそんなことは無いのではないか?
という意見が出ていますね。

  • B!