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Google検索結果の強調スニペットが減りナレッジパネルが30%以上増加

投稿日:2018年1月15日 更新日:

Google検索で「ワンピース」と検索した検索結果

【SEO】Google検索結果の強調スニペットが減りナレッジパネルが30%以上増加

Google検索結果において、強調スニペットが減りナレッジパネルが30%以上増加というニュースがありました。

グーグルSERPに変動! ナレッジパネルが30%以上増加し、強調スニペットが減少[WEB担]

この2年間、グーグルのSERPでは強調スニペットが着実に増加を続けてきた。1万キーワードを対象とした日別の調査データを見ると、強調スニペットが表示されたクエリの割合は、ここ2年でおよそ3倍近い伸びを示している(2015年11月には約5.5%だったものが2017年10月には16パーセント以上に)。

ところが、10月の終わり近くになって(グラフの一番右)、この割合が初めて大幅に下落した(Search Engine Landのブライアン・パターソン氏とクリス・ロング氏が指摘)。

上記の期間に強調スニペットが表示されなくなったキーワードは、次のとおりだ。
CRM
ERP
MBA
buddhism(仏教)
web design(ウェブデザイン)
anger management(アンガーマネジメント)
hosting(ホスティング)
DSL
ActiveX
ovulation(排卵)

今回の場合は、明らかに興味深い傾向が見られた。強調スニペットが表示されなくなったクエリのほぼすべてで、以下のようなナレッジパネルが表示されたのだ。

今回の注目点は、SERPに強調スニペットが表示される割合が減ったことだけではない。同じ時期に、ナレッジパネルが大幅に増加したのだ(およそ30%の伸び)。

興味深い(というか検索ユーザーの視点では残念な)点がある。新たに表示されるようになったこれらのパネルの多くは、アンサーボックスと異なり、言葉やフレーズの一般的な意味が説明されているだけなのだ。つまり、価値ある情報が追加されていることはほとんどない。

まったく同じ時期に、SERPに表示される「画像の検索結果」の数も減少していることがわかった。次のグラフは、そのことを示すために作成した同じ2週間のグラフだ。

こうした変更の理由として考えられるのは、次のことだ。
Googleは、一般的な用語に対する回答を標準化しようとしている可能性がある。
または、次のような理由があるかもしれない。
これまでの強調スニペットの質と一貫性に問題があると考えていた可能性がある。

SEOコンサルタントの感想

Googleは日々「検索結果で完結」させようとしています。
なるべく検索結果で情報を知ったり、サービスを使用できるようにしようとしています。
それがどんどん進化しているという事です。
「○○と言えばこの情報」と、統一しようとしているのですね。
しかし、同じ言葉で複数の意味を持つワードにおいては必ずしも良い事とは思えません。
「同じ言葉で複数の意味を持つワード」で有名なのが「ワンピース」です。
洋服の「ワンピース」と、アニメ漫画の「ワンピース」と、どちらも有名でありながら同じ言葉です。

Google検索で「ワンピース」と検索した検索結果

この検索結果ではアニメ漫画の「ワンピース」のナレッジパネルが表示され、上位もアニメのほうになっています。
洋服のほうは5位以下です。
おそらく検索数などからGoogleが判断してのだと思いますが、洋服の方を知りたいユーザーも多数いるはずで、便利とは言えません。
こういう事もありますから今後も改良が進むでしょうね。。

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■ページ: 240ページ
■著者:別冊宝島編集部 (編集)
※白石竜次は寄稿

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名前:白石竜次 Shiraishi Ryuji
肩書:SEOコンサルタント
高校卒業後、調理師を経て数々の職業を経験し、その後IT企業でHTMLおよびSEO対策を学ぶ。
その経験を知識を生かしながら各企業でSEO担当者となりインハウスSEOを行う。
現在ではフリーで様々な企業のSEOコンサルティングを行っている。
2011年11月 「SEO対策<検索上位にヒットする>コレだけ!技(技術評論社)」を出版。
2014年1月「世界一わかりやすいSEO対策 最初に読む本(技術評論社)」を出版。
2014年1月「たった30分でできるSEO検索エンジン最適化(秀和システム)」を出版。
2017年 書籍「DeNAと万引きメディアの大罪(宝島社)」に寄稿。


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白石 竜次

元お笑い芸人の初心者・中小企業向けSEOセミナー

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