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GoogleにはYMYL専用のアルゴリズムがある!?

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YMYL専用のアルゴリズムがグーグルにはある!?

「検索品質評価者向けのガイドラインにあるように、たとえばYMYLジャンルのサイトでは、より厳格なアルゴリズムを用いてクロール・インデックス・ランク付けしていることもある。」
グーグルのジョン・ミューラー氏が、オフィスアワーでこのようにコメントした。

YMYLとは、「Your Money, Your Life」つまり、「お金・資産や、人生・健康・生命」に関係するジャンルを示す言葉だ。検索ユーザーの人生に重大な影響を与えることがあるので、非YMYLジャンルと比べて、より慎重に検索結果を提供しているのだ。

グーグルは、YMYLジャンルの検索では、高いE-A-T(専門性・権威性・信頼性)を備えているコンテンツを検索結果で返すように調整している。だが、その実態はあなたが想像するものとは少し異なるかもしれない。

グーグルには、E-A-Tのアルゴリズムやスコアは存在しない:

▼「E-A-Tアルゴリズム」は存在しない
▼「E-A-Tスコア」も存在しない
実際にグーグルが行っているのは、次のような処理:

▼「E-A-Tが高いと人間が感じる度合い」を複数のアルゴリズムを用いて評価
ということは、YMYL系のクエリでは、次のようなことが発生している可能性もある:

非YMYL系のクエリでは使われないアルゴリズムが使われる
非YMYL系のクエリよりも評価基準を厳しくしている
こうしたことをミューラー氏が詳細に解説したわけではないのだが、おおむねの理解としては間違っていないだろう。
■Google JohnMueller(ジョン・ミューラー)氏(@JohnMu)
ちなみにミューラー氏のコメントは、もともとは、次のような質問に対する回答に含まれていたものだ:

「ジャンルごとに異なるアルゴリズムをグーグルは使っているのか?」

こちらに関しては、次のように回答している:

『そんなことはない。たとえば、自転車のネットショップと靴のネットショップに別々のアルゴリズムを使っていたりはしない。どちらもECサイトに分類される。』

SEOコンサルタントのまとめ

▼「E-A-Tアルゴリズム」は存在しない
▼「E-A-Tスコア」も存在しない
実際にグーグルが行っているのは、次のような処理。
▼「E-A-Tが高いと人間が感じる度合い」を複数のアルゴリズムを用いて評価
[Web担当者Forumより]

■Google ジョン・ミューラー氏(
質問:「ジャンルごとに異なるアルゴリズムをグーグルは使っているのか?」

回答:『そんなことはない。たとえば、自転車のネットショップと靴のネットショップに別々のアルゴリズムを使っていたりはしない。どちらもECサイトに分類される。』

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