検索と向き合い続けて見えた〝泥臭いSEO論〟本数より大事なこと
ウェブライダー代表・松尾茂起さんの「SEO」の極意
・リアルなニーズに寄り添った濃密な記事を検索エンジンは評価する
・優れたSEO記事は、ユーザーに解決策を提供し、行動変容を促す
・インタビュー記事での上位表示は難しい場合があるが、工夫によっては可能性がある
「私は、SEO=『Search Experience Optimization(検索体験最適化)』と定義しているんです。つまり、検索エンジンそのものに対してではなく、ユーザーが検索をしたときの“体験”を最適化すること。さらに噛み砕くと、SEOは検索者の悩みを解決し、願望を叶えるための『ソリューション』であるべきである、と。この考え方は、Googleが目指す方向性とも合致しています」
ウェブライダー・松尾氏が言うところの
「SEO=『Search Experience Optimization(検索体験最適化)』」
は、「ユーザーの要望を叶えること」だと思います。
悩みを解決したり、質問に答えたり、知りたいことを表示したり、欲しいものを売ったり…。
「まさに、検索結果にはユーザーの悩みに対するソリューションそのものが提示されているんです。こういった現状を鑑みると、従来のように『とりあえずサイトを立ち上げて記事を量産すればいい』という手法は、もはやSEOの施策として成り立たなくなってきたことがわかります」
『とりあえずサイトを立ち上げて記事を量産すればいいという手法はSEOの施策として成り立たなくなってきている』
…そうですね。ただ、あくまで「記事を量産」を否定している訳ではなくてやみくもに作るのが通用しない、という意味ですね。「ユーザーの悩みに対する回答」を狙って作り、それを量産しているサイトは今上位表示されているんですよね。
同社が制作したコンテンツ「会社や仕事を辞めたい人必見! 辞めたい理由別の賢い対処法11選」は、「会社 辞めたい」の検索ワードで1位を獲得しています(2021年3月時点)。
現在、こちらの記事は合計50万PVを超えたという
現在、こちらの記事は合計50万PVを超えたという
出典:「会社や仕事を辞めたい人必見!辞めたい理由別の賢い対処法 11選 | Betters(ベターズ))
「文字数は約3万字。正直、記事のクオリティに対する評価は千差万別だと思います(苦笑)。ただ、この記事を書く際に、貫き通したことが一つだけあるんです。それは『会社 辞めたい』と検索して記事にたどり着いた人たちが、なんらかの解決策を見出して、行動変容を起こせる記事にすることでした」
「長文記事コンテンツ」について。その検索ワードの要望に応えるコンテンツ(文章、画像、動画)をとにかく詰め込む。さらには他のサイトとの差別化をはかる。すると必然的に1万文字をゆうに超すコンテンツができあがります。
例えば私の記事
【2021最新版】お勧めのSEO業者・会社比較!料金・費用・体験談!悪質SEO業者に騙されないで!【まとめ】
https://seo-lpo-consultant.com/seo-company-comparison/
は作成から1年間コツコツと追記しコンテンツを重ねてきて、先日のアップート後「seo業者 比較」のワードで5位前後にまで上がりました。
これは「seo業者 比較」を観たいユーザーに応えるべくコンテンツを追記したたまものだと思います。
検索上位に表示されるコンテンツを考える際、具体的に意識すべきはGoogleが判別できる「クエリ(質問文)」です。具体的には、「Knowクエリ(知りたい)」「Goクエリ(行きたい)」「Doクエリ(やってみたい)」、そして「Buyクエリ(買いたい・申し込みたい)」の4つが挙げられます。
例えば、デニムの販売を強化したいと考えるアパレル会社が、『デニム コーデ』のキーワードを選定し、SEOで上位を目指すケースを想定してみましょう。
「この場合、キーワードに関係するのは主に2つのクエリです。具体的には、『このデニムにはこんなコーディネートの仕方があり』(Knowクエリ)、『あなたに似た体型の人が着るとこのようなイメージで』(Doクエリ)。その上で『こんなデニムがあるのなら、このデニムを購入してみたいな』(Buyクエリ)というクエリが生まれることもあるでしょう」
ご存じの方も多いと思いますが4クエリをおさらい
①「Goクエリ(行きたい)」
②「Doクエリ(やってみたい)」
③「Buyクエリ(買いたい・)」
④「Buyクエリ(申し込みたい)」
ブランド力がまだない知名度の低い企業は太刀打ちできないので、別の角度から戦略を練る必要があるでしょう。もっとも効果的なのは、しっかり時間を使って、1記事の濃密度を高めていくことです
「大企業の多くはソーシャルメディアガイドラインが厳しく、その点で中小企業にも勝算があります。消費者の口コミはSEO強化においても有効ですから、ユーザー参加型コンテンツを活用し、自社メディアや記事を拡散させる工夫を施すことも一つの手段となります。この際に気をつけるべき点が、口コミの“深さ”です」
何度も手前味噌で恐縮ですが、
【2021最新版】お勧めのSEO業者・会社比較!料金・費用・体験談!悪質SEO業者に騙されないで!【まとめ】
https://seo-lpo-consultant.com/seo-company-comparison/
の記事。SEO業者が他社の口コミを書くことはできません。
ですから私がSEO業者の口コミを書くことは評価されると考えて作りました。
ウェブライダー代表・松尾茂起さんの「SEO」の極意
・最強のコンテンツは読者に行動変容を促す
・検索上位に食い込むには、明確なソリューションを
・口コミこそがユニークな情報。細部まで濃密に