URL変更の確認にsite:検索を使ってはいけない
『ドメイン名の移転を含むURLの変更の処理が完了したかどうかの確認に site: 検索を利用してはいけない。』
site: は、指定したドメイン名に含まれるURLに関する情報を返す特殊な検索構文だ。そのため、たとえグーグル内部での移行処理が済んでいたとしても、移転前の古いURLを結果として返すことがある。
たとえば、古いドメイン名がexample1.jpだったとして、新しいexample2.jpに301リダイレクトしたとする。
その場合、グーグルで site:example1.jp を使って検索すると、新しいexample2.jpへの移転処理が実際には完了していても、古いexample1.jpのURLが結果に出てくることがある。
そうなると、「移転が正常に処理されていないのではないか」と不安になってしまうことだろう。
グーグルにインデックスされているURL(正確に言えば正規URL)を調べるには、Search ConsoleのURL検査ツールを利用する。URL検査ツールで正規URLを正しく確認できる。
例としてhttpでwwwなしの
http://suzukikenichi.com/blog/
をURL検査ツールで調べたものだが、正規URLとして、httpsでwwwありのhttps://www.suzukikenichi.com/blog/
が表示されている。このサイトでは、
http から https へのリダイレクト
www なしから www ありへのリダイレクト
をかけており、グーグルがきちんと処理できていることがわかる。
English Google Webmaster Central office-hours from Nov 1, 2019
SEOコンサルタントのまとめ
「URL検査ツール」では正規URLを調べることができます。