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違うページでdescriptionも違うのにスニペットが同じ!

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異なるページでmeta descriptionも違うのにスニペットがまったく同じ、なぜ?

グーグル検索の上位表示の鍵になるかもしれない「エンティティ」とは?【SEO情報まとめ】[Web担当者Forum]

検索結果のスニペットにまつわる、Google SearchLiaison(グーグル検索の広報担当)とウェブ担当者のXでのやり取りを紹介する。

質問者: 内容が異なり、それぞれ独自のmeta descriptionを設定している記事があります。しかしGoogle検索は、2つの異なる製品に対して同じmeta descriptionを表示しています。非常に混乱します。
これはYoast(WordPressのプラグイン)の問題でしょうか? それともグーグルの問題でしょうか?

■Google SearchLiaison(@searchliaison)
SearchLiaison: スニペットは動的に作成されることと、検索に二重引用符(”)を利用している点がポイントです。
質問の例ででているのは2つの異なる製品に関するページですが、あなたは製品の名前を二重引用符で囲んで検索しています。そして、その製品名は両方のページで言及されています。
二重引用符で囲んだ検索は「語順も含め完全一致」の検索となります。その場合、私たちのシステムはその特定のフレーズに関連していると思われるページを探します。
二重引用符なしで検索すると、異なるスニペットが表示されます(例で挙げた、関連性の低いほうの検索結果のスニペットとして、まったく違うものが出ています)。
スニペットがどのように動的であるかについては、より詳しく説明しているドキュメントをご覧ください:
https://developers.google.com/search/docs/appearance/snippet

質問者: ご回答ありがとうございます。そのドキュメントはとても参考になります。
この例では、同じ「語順も含め完全一致」するフレーズがあるのは、ページ下部の関連記事セクションでした。このセクションを削除して2回言及されないようにするのがベストプラクティスでしょうか?

SearchLiaison: 削除するのも方法の1つですが、実際には心配する必要はないでしょう。
というのも、一般のユーザーで二重引用符を使って「語順も含め完全一致」で検索する人は、それほど多くはないだろうと思われるからです。検索クエリが違えばスニペットも変わります(つまりユーザーが同じ問題に遭う可能性は低い)。
引用符を使っている検索クエリでは、私たちは、引用符で囲まれた部分をスニペットに表示するために特別な努力をします。こちらのドキュメントで詳しく説明されています。
https://blog.google/products/search/how-were-improving-search-results-when-you-use-quotes/
※Web担編注 引用符を使った検索でのスニペット生成に関しては、2022年8月の仕様変更を報じる日本語記事も参照。

異なる製品のページで、meta descriptionも固有のものを記述しているのに同じスニペットが検索結果に表示されていることを発見して、このウェブ担当者はSearchLiaisonに質問したのだ。

スニペットといえば、昔はmeta descriptionだった。しかし現在では、多くの場合はmeta description以外のページ内のテキストコンテンツからスニペットが作られる(もちろん、今でもmeta descriptionを使う場合もある)。1箇所とは限らず複数の場所からの内容を組み合わせたスニペットになることも珍しくない。グーグルは、クエリに応じて適切だと判断したスニペットを動的に生成している。

質問者のケースでは、

両方のページに共通のテキストがあった(原因はページ下部の「関連記事」セクションだったようだが)

検索クエリを二重引用符(”)で囲んでおり、Google検索の「語順も含め完全一致」検索オプションを利用した形になっていた

という、ある種の特殊な状況があり、クエリに合致したテキストをグーグルが抽出してスニペットとしたのだと思われる。

スニペットの作られ方に関する質問は常に出てくる。次に挙げる仕組みは最低限知っておこう:

スニペットに表示する内容は、meta descriptionが利用されることもあるが、それ以外のページ内コンテンツが利用されることのほうが多い。

どのテキストをスニペットとして利用するかは、クエリに応じてグーグルが動的に選ぶ。つまり、同じページでもクエリが異なればスニペットも異なることがある。

スニペットのその他の仕組みと、meta descriptionのベストプラクティスはドキュメントで詳しく説明されている。先に挙げた2項目を知らなかったとしたら読んでおくことを強く推奨する。

SEOコンサルタントのまとめ

[Web担当者Forum]
スニペットといえば、昔はmeta descriptionだった。しかし現在では、多くの場合はmeta description以外のページ内のテキストコンテンツからスニペットが作られる(もちろん、今でもmeta descriptionを使う場合もある)。

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