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SEOコンサルタントとお客様のあるある話。SEOコンサルもセカンドオピニオンに

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SEOコンサルタントとお客様のあるある話。SEOコンサルもセカンドオピニオンに

あえてSEOを意識するべきタイミングとは

とはいえ、いくつかのポイントで「あえてSEOを意識」しないと、あって当たり前だと思っていた検索経由のトラフィックを失ってしまう可能性があります。

リニューアルの要件定義や技術的側面でのリスク
リニューアルで起こりうる技術的なリスクについては、実は一年ほど前に書いた記事がありますのでそちらをご覧ください。

① URL変更が伴うサイトリニューアルで、リダイレクトを誤ってしまったケース

②サイト公開後、検索エンジンからクロール・インデックスされなくなってしまうケース

③JavaScriptでの実装により、適切にクロール・インデックスされなくなるケース

引用:新規サイト公開時・リニューアル時のSEOで注意すべき”つまずき”と対策

意識して設計されていた可能性のある要件の例

1:重要キーワード獲得の為の受け皿ページ
2:低品質ページのインデックス制御
3:ページの引用をしている際や重複対策のために用いる
「canonical」の処理
4:title設定や内部リンク設計などサイト全体のSEO設定

▼これは参考になりますね!

SEOコンサルタントあるある1

失敗例①:関係者間のSEOの前提知識のズレを認識せぬままローンチされたケース
担当の方がある程度SEOに対して知見を持っていたり、情報収集をして要点を抑えられていたとしても、依頼(発注)を行った際に「当たり前のように基本的なSEO要件が含まれていて、実装されている」と認識していたが、うまく伝わっておらず出来上がったものが実は全くできていなかった(かつ、それがそのままチェックを通さずローンチしてしまった)というケースです。
具体例をあげると、SEOを少しでもわかっている方であればリニューアル前後の対応ページ間の301リダイレクトやページごとにtitleを設定するのは常識レベルの要件ですが、蓋を開けてみたら全くできていなかった…などあげられます。あとは、要件書で言及されている箇所は実装できているけど、言及されていない細かな部分がうまく実装できていないなど、担当者の方は分かっていても社内外の関係者までしっかり認識が行き渡っていないとこういったことが起こりがちです。

▼例えば、SEOコンサルで長い期間おつきあいしているお客様で、過去に何度も説明したり話題に出てきていたテクニックが、実はお客様はきちんと理解していなかった、
というケースです。
「え!?これ4年前に説明しましたよ???」

SEOコンサルタントあるある2

失敗例②:SEOに知見のある担当者が置いてけぼりのまま(もしくはいない状態で)プロジェクトが進んでしまっているケース
一番SEOを知っているWeb担当者に決裁権がなく、置いてけぼりにして話が進んでしまい、結果として元々SEOを踏まえて設計してあったサイトがSEOを完全に無視した仕様でローンチされトラフィックを大幅に失った事例もありました。

▼SEOコンサルタントの自分を見つけてくださって依頼してくださったのは担当者の方で、SEOの基本知識と理解をしてくださっている。
SEOによるメリットも、SEOで結果を出すために時間(年月)がかかる事やお金がかかる事などにも理解ができる方が担当者。
しかし「その会社のサイトを改修」となるとさらに上の上司や社長が出てきて、SEOの事情を無視した要望や決断をしてくる。
結果、SEO施策の多くが却下となったり、予算の都合で施策が行えなかったり。。。

SEOコンサルタントあるある3

これを耳にしたら注意!危険ワード代表例
「今回のリニューアルはSEOを目的としていません」
⇒あとからSEOのための再設計を行うとパッチワーク的な実装になりいびつなサイト構造になる可能性があり、SEOのために再度リニューアルせざるを得ないといった事態になりかねません。
「検索流入は重要視していません」
⇒程度の差こそあれ、コンテンツを持っている以上SEOは関わってくるので、事前にSEOのチェックは不可欠です。

▼SEOコンサルを諦めます・・

SEOコンサルタントあるある4

「SEOはわかっている」という言葉を鵜呑みにせず、何がわかっているのか適切に聞き出すこと

▼これは本当に要注意な発言です。

中途半端なSEO知識は「全くSEOを知らない」より数倍やっかいです!!

正しい情報でない施策をその人は「正しい」と思い込んでいます。
そして往々にしてSEOとかITを勉強している人は
「自分は頭がいい」「頭が良くなりたい」とうう意識があるのでなんかプライドが高いんですよね。。

低品質な外部リンクによる悪影響

人工リンクとは無縁のサイト運営をしていたにも関わらず、知らず知らずのうちに低品質なリンクが貼られ大きく検索順位を落としたり、過去に利用した人工リンクがそのままになっており、時間差でペナルティ判定をGoogleから受けることがあります。
特になにもしていないのに順位が下落したり、検索経由のトラフィックが急落した場合はまずサイトのバックリンクをチェックしてみましょう。

▼これはグレーなものですね。Googleは低品質なリンクは「無効にする」と言っていますが、
実際に順位が下がってしまうこともいまだに起きているようです。
心配なら「否認」ですね。

検索結果のクリック率が減った要因

MFI(モバイルファーストインデックス)の適用や日本語アップデートなど、Googleのアルゴリズムによる順位変動や競合サイトの台頭はもちろんのことですが、意外と見過ごしがちなのが順位変動以外での「検索結果」上の自社サイトへのクリック率の悪化です。
「順位は落ちてないはずなのに、検索経由のトラフィックが減っている」という場合疑わしいのはこのケースです。
クリック率が落ちる原因は主に2つあります。

検索連動型広告がファーストビューの大半を占めている
各社が該当のキーワードで広告出稿を行っている場合、順位は1位なのにファーストビューに入っていないということが起きたりします。

ナレッジグラフやアンサーボックス等Googleの検索アルゴリズムによる影響
Googleの検索エンジンのアルゴリズムはユーザーの検索体験をより良くするために日々機能を改善しています。その一環として検索結果に関連する情報やアンサーを直接表示させる仕組みを用意しています。
ナレッジグラフやアンサーボックスに記載されている内容でユーザーが充分な情報を得られれば、サイトにトラフィックする必要もなくなります。結果として検索順位は高いのにクリックされないということが発生しうるでしょう。
…これらに明確に対策を行うことは難しいですが、まず現状把握として重要なキーワードでどのような検索結果になっているかは普段から実際に調べる癖をつけると良いでしょう。

[PR]弊社のような知見を持った会社にセカンドオピニオン的にはいってもらうというのもおすすめです!

実際に、「既にSEO会社と契約して作業している」というお客様にアドバイスを行っております。
「悪質なSEO業者」は確かに存在しているようです。
そしてお客様はそういう噂を耳にして疑心暗鬼になり、良いSEO会社までも「悪いSEO業者」さと誤解しがちです。
SEOコンサルも「セカンドオピニオン」的に依頼する時代です。
ご相談、お待ちしております。

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■タイトル:『DeNAと万引きメディアの大罪』
■ページ: 240ページ
■著者:別冊宝島編集部 (編集)
※白石竜次は寄稿

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