【逆SEO・誹謗中傷】誹謗中傷や風評被害を書かれたら隠蔽でなく事実の発信がお勧め
私は誹謗中傷対策の業務も行っております。
逆SEOや掲示板のコメントについて対応することなど(弁護士でなくてもできる対応についてです。)。
誹謗中傷や風評被害を書かれた時の考え方などのまとめです。
しっかり訂正謝罪を自社サイトに書いて検索されやすいように配慮する
▼SEOの専門家・辻氏はこのように語っています。
『一般企業の不祥事でも検索避けをするケースがよく見られますが、
隠蔽の意図が見つかり更に悪評になる事も多いですし、
しっかり訂正謝罪を自社サイトに書いて検索されやすいように配慮することで
他サイト記載の悪評より公式の謝罪が多くの人に届くように
するのが今の時代の最良の選択と私は思います。』
一般企業の不祥事でも検索避けをするケースがよく見られますが、隠蔽の意図が見つかり更に悪評になる事も多いですし、しっかり訂正謝罪を自社サイトに書いて検索されやすいように配慮することで他サイト記載の悪評より公式の謝罪が多くの人に届くようにするのが今の時代の最良の選択と私は思います。
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2018年8月25日
誹謗中傷サイトを作られ上位表示された場合
▼こちらはGoogleの「ウェブマスター オフィスアワー(2018年7月25日)」
にあった誹謗中傷対策の話題でGoogleの方のコメントです。
質問「競合に誹謗中傷サイトを作られた」
■質問
サイト名で検索した際の検索結果に同業他社が嫌がらせで作成した口コミサイトがいくつもヒットしてしまいます。
これらのサイトは中を見て貰えれば分かると思いますが、競合が作ったサイトです。
自社サイトの絶賛レポで埋め尽くし、同業他社を徹底的にこきおろすといったやり口です。
お金と労力をかけてサイトを作りこんでいるのでこのような自演サイトが検索上位にいくつも表示されてしまっています。
Googleの検索エンジンも日々進化していっているとはいえ、サイト内の口コミが嫌がらせかどうかといった所までは判断できず、内容の濃いコンテンツがあるサイトと判断して上位表示しているのだと思います。
このようなサイトを検索結果から除外する為には、競合が作ったサイト以上に労力をかけてそれ以上に中身のあるサイトを作っていくよりほかはないのでしょうか?
Googleの回答
■Googleの回答Googleの「Webマスターガイドライン」に違反していないサイトを、Googleが「これは良くない」という事で順位を下げたりという事は行っておりませんので基本的には、そうしたページがガイドラインに違反していたらGoogleに連絡頂ければ良いかな、ということです。
ただ、Googleもこのような状況を良いとは思っていないので、頂いた情報を元に今後も対策を練っていきたいと思っています。
実際にその(誹謗中傷の)情報を読んだ人が信用するかは別の問題だと思います。
サービス名で検索した時に、検索結果に悪口のようなものが沢山出てきた時に、
「このサイト(サービス)は本当に悪口(や批判)が多いサイトなんだ」と思うのか、
「(このサイトは)何か嫌がらせをされているんじゃないか」と思うのか。
どちらが多いのかと言えば恐らく後者の方が多いのではないかと思います。
ですので「あまり気にせず」と言っても難しいとは思いますが、
同じようなテクニックを使って(誹謗中傷サイトを)下げさせようとすると、逆にガイドライン違反となってしまう可能性も高いと思います
SEOコンサルタントの感想
▼『しっかり訂正謝罪を自社サイトに書いて検索されやすいように配慮すること』
これについて私も同じ考えです。
誹謗中傷対策の「業務」としては「消える」という事が理想です。
当事者(被害者)の方の心理としては、書かれたくない事の存在をどうしても消したいからです。
上記のGoogleのコメント
『サービス名で検索した時に、検索結果に悪口のようなものが沢山出てきた時に、
「このサイト(サービス)は本当に悪口(や批判)が多いサイトなんだ」と思うのか、
「(このサイトは)何か嫌がらせをされているんじゃないか」と思うのか。
どちらが多いのかと言えば恐らく後者の方が多いのではないか』
これはGoogleとしても何もできなくて、回答者さんのなぐさめの言葉です。
当事者の方は「見ている人数、信じている人数」というよりも「とにかく消したい」
という心で一杯なのです。
ですが、個人情報や殺害予告などの法律に触れるものならば削除は弁護士に依頼すれば削除の可能性は高いです。
しかし、「事実だけどい悪評」や「たんなる悪口」程度(本人には重大かと思いますが)ですとその情報を消す事は困難です。
そのような時に勧めたい対応は
「謝罪や弁解のコンテンツを作成し、上位表示させること」
です。世の中でよくニュースになっている「謝罪会見・記者会見」のWeb版とでもいいましょうか。
事実確認の確認と説明、ミスや迷惑をかけていた部分は謝罪、報道や誹謗中傷記事に誤りがあるのならその説明
などをきちんと行うのです。
消費者やユーザーの中には分かってくれたり応援してくれる人もいるはずです。
そしてそのようなコンテンツであれば上位表示も難しくないと考えます。
当事者の方からしたら出来事を再度思い起こすのは非常に辛い事であると思いますが、乗り越えるべき試練です。
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