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リスク回避型リンクビルディング…その1「カノニカルバーンページ」とは?

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リスク回避型リンクビルディング…その1

[Web担当者Forum]の記事についての解説と感想

リスク回避型リンクビルディングの基本「カノニカルバーンページ」とは(前編)

今回は、格言あるいは公理とでもいうべきものを2つ取り上げる。1つ目は、これだ:

『削除できないリンクを構築してはならない』

僕もペンギン・アップデート以前はこのことがわかっておらず、いちど張ったリンクを取り除く大変さを思い知ることになった。リンクを否認することも可能だが、問題のあるリンクならばウェブからなくしてしまうほうがすっきりすることが多い。

【白石】
「手動ペナルティ」になると、できる限り自力で、怪しいリンクを外す努力をしなければなりません。
ですから、可能であれば、連絡がついてリンクを外してくれそうな相手にリンクを貼って貰うのが理想ですが、
そんなことはできる訳がありません。。

でも、それにはどうすればいいのだろうか?
リンクは他サイトに設置されるものなので、必ずしも自分のコントロール下にあるとは限らない。しかし、次の2種類のリンクは分けて考える必要がある:
●獲得したリンク
●構築したリンク

「獲得したリンク」とは、なにもせずに手に入るリンクや、すばらしいコンテンツを書いたために獲得したリンクのことだ。これに関しては、心配しなくてよい。削除しようと思うことも、ほぼないだろう。
問題は「構築したリンク」だ。実際に積極的なリンクビルディングを進めていくのなら、次のような点を意識するといいだろう:
●カノニカル「バーン」ページ
●自分のリンクプロバイダーをよく知るべし

1つは僕が「カノニカルバーンページ」と呼ぶものだ。ダークな響きがある言葉だが、実のところ、要するにリンクの保険のようなものにすぎない。
この手法の背景にある考え方は、次のようなものだ:

『コンテンツの価値とリンクの価値を1つのカゴに入れない』

もうちょっとSEO的に説明すると、「コンテンツのURLと、リンクビルディングする際のURLを別にして、そのリンク価値はcanonicalで集約する」というものだ。

【白石】
被リンクのリスク分散、ということですね。

このホワイトボードフライデーのURLが次のものだったとする:
https://example.com/risk-averse-links
このコンテンツに対してリンクビルディングするために、アウトリーチ(メールやソーシャルやリアルなどを通じての外部の人への働きかけ)を進めるとMozが決めたとしよう。その場合、まず次のようなURLを作り、アウトリーチではこちらのURLへのリンクをお願いする:
https://example.com/risk-averse-linkbuilding
ポイントは次のとおりだ:
●URLの決め方にルールはない、別URLであればいい
●ページの内容は同じにする
●リンクの価値がすべてオリジナルのページに渡るようにrel=”canonical”タグ(URL正規化タグ)を入れる

勘違いしてほしくないのだが、ドアウェイページ(誘導ページ)を大量に作るという手法ではない。

SEOコンサルタントのまとめ

【白石】
私の解釈ですと。
●被リンクを貰う専用のページを作成する(TOPではないページにする)
●rel=”canonical”タグ(URL正規化タグ)を入れ順位を上げたいページを指定する
●もし「被リンクを貰う専用のページ」にスパムリンクを受けたら削除する(メインコンテンツとは別URLだから削除できる)
●順位を上げたいページ(オリジナルのページ)に受けたらオリジナルのページを削除する、これが「カノニカルバーンページ」というもの?
▼これって「被リンク効果」は消えるのでしょうか?該当ページは存在しなくてもそのドメインは残っていますけど。。
でも専門家の方が言うんだから、これで大丈夫なんでしょう。。。
と言いたいですが、SEOは常に「例外」があるものです。
スパムリンクを受けたら「リンクの否認」も同時にしたほうが良いでしょう。

  • B!