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「URLはGoogleに認識されていません」はクロール優先度が低い?

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SCで「URL は Google に認識されていません」としてマークされたページはクロール優先度が低いのか?

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「Search Consoleのインデックス状態が「URL は Google に認識されていません」となっているページは、システム上でクロール優先度が最も低いと考えてよいのでしょうか?」
ーグルのゲイリー・イリース氏がこんな質問を受けた。質問は次のように続く:
以前インデックスされていたページがインデックス未登録の状態になり、特に変更がない場合に最終的にこの状態になるのをよく見かけます。

インデックス済みだったページが「クロール済み – インデックス未登録」に移行するといった話がこれまでにありましたが、「URL は Google に認識されていません」という状態は、そのさらに下の段階、いわば最下層に位置するものなのか気になっています。

イリース氏は次のように回答した:

それらのURL状態は優先度を示すものではない。グーグル(検索)に認識されていないため、そもそも優先度自体が存在しない。
URLの状態は、グーグルが収集するシグナルによって変化するが、この場合、シグナルの結果としてシステムがそのURLの存在を「忘れた」状態になったということだ。
ある意味、樽の底にたどり着いたのではなく、完全に樽の外へ落ちてしまったと言えるかもしれない。

「URL は Google に認識されていません」という状態は、そのURLの存在をグーグルがもとより把握していないので、優先度をつけるもなにもないということのようだ。

認識していないのにそのURLがあることをどうしてグーグルが知っているのかという疑問が浮かぶが、サイトマップや他のサイトからのリンクによって知ったものの、自分で確かめたわけではないということだろうか。もしくは、イリース氏が言うように、以前は認識していたが現在は“忘れてしまった”という状況も発生するようだ。

忘れてしまうのは、低品質が理由の場合が多いように推測する。クロールやインデックスされない問題が低品質コンテンツ(そのページだけではなくサイト全体としても)によって引き起こされるケースは年々増えているからだ。

SEOコンサルタントのまとめ

質問
「Search Consoleのインデックス状態が「URL は Google に認識されていません」となっているページは、システム上でクロール優先度が最も低いと考えてよいのでしょうか?」

回答
■Google ゲイリー・イリーシュ氏
それらのURL状態は優先度を示すものではない。グーグル(検索)に認識されていないため、そもそも優先度自体が存在しない。

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