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新しい指標INPは「Interaction to Next Paint」の略で、日本語でいうと「操作反応時間」

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コア ウェブ バイタルの新指標INP追加とFID廃止をグーグルが発表

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グーグルがページエクスペリエンスの指標として採用しているコア ウェブ バイタル(CWV、ウェブに関する主な指標)の指標が2024年に一部入れ替わる。

グーグルは現在、コアウェブバイタルの指標として次の3つを定めているが、このうちFIDを「INP」という別の指標に置き換えることをグーグルは発表した:

●LCP(最大コンテンツの描画)
●CLS(初回入力遅延)
●FID(累積レイアウト変更) → INP(操作反応時間)に置き換え

変更は2024年3月を予定している。新しい指標INPは「Interaction to Next Paint」の略で、日本語でいうと「操作反応時間」といったところ。ウェブサイトがユーザーの操作(クリック・タップ・キー入力など)に対してどのくらいすばやく反応するかを測定する指標だ。

FIDと違う点として、測定する操作のタイミングが異なる:

●FID ―― 最初の操作だけを対象に測定
●INP ―― ユーザーがページを利用した期間全体を通して発生するすべての操作の遅延を測定し、全遅延の98パーセンタイル~100パーセンタイル値を採用

INPは、ページ滞在中の全体的な応答性を評価するというわけだ(CLSも同様にページ滞在中の全体を測定している)。これにより、INPはFIDよりも包括的な応答性を測定できる指標となっている。

SEOコンサルタントのまとめ

【コア ウェブ バイタルの指標が変更】[Web担当者Forum]
●LCP(最大コンテンツの描画)
●CLS(初回入力遅延)
●FID(累積レイアウト変更) → INP(操作反応時間)に置き換え
【FIDとINPの違い】
●FID→最初の操作だけを対象に測定
●INP→ユーザーがページを利用した期間全体を通して発生するすべての操作の遅延を測定し、全遅延の98パーセンタイル~100パーセンタイル値を採用

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