Googleの「ウェブマスターオフィスアワー」2020年9月3日の内容です。
Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスター オフィスアワー 2020 年 09 月 03 日)
司会:金谷武明 & 小川安奈
★本日のご質問
00:02:16 URL 公開後インデックス登録されない
00:05:22 site: 検索と Search Console のデータの乖離
00:08:09 AMP ページを終了する際の手順
00:09:22 スパマーのウェブサイトハッキングの解釈
00:11:08 Web Vitals の指標計測ツールの違い
00:14:38 大きなサムネイル画像が準備できない
00:17:00 フィッシング詐欺に誘導するサイト対応予定
00:22:46 ライブテストへの機能追加要望
00:26:52 Search Console を活用したい
00:29:17 「名前のないアイテム」とは
00:32:26 Search Console カバレッジレポート表示
00:34:44 サイトマップのベストプラクティス
00:41:04 WebP のフォールバック方法
00:43:18 外部リンク施策の提案を受けた際の報告先
00:47:31 記事の構造化データの通常ページでの使われ方
00:48:53 「セキュリティの問題」を解決するには
00:50:16 Google Site のサイトがインデックスされない
00:51:00 記事ページがクロール・インデックスされない
00:53:15 Search Console への登録方法
00:53:55 検索結果で同一サイトのページが多数表示
参考サイト
▼サクラサクラボさんにまとめがありますので紹介します。
一部気になるものを引用させて頂きます。
Web Vitalsの指標計測ツールの違い
Q.PageSpeed Insights、Search Console、Chrome拡張機能などそれぞれのツールでLCP/FID/CLSを計測する仕組みは同じなのか?
A.ガイド記事を参照してほしい
https://web.dev/vitals-tools/フィールドデータとラボデータで異なるし、集計された数値なのかリアルタイムの数値なのかでも異なる
データを参考にするために、どうやって集計された数値なのかを理解しておくとよい※注
PageSpeed Insights:集計されたフィールドデータとリアルタイムのラボデータ
Search Console:日別のフィールドデータ
Chrome拡張機能:リアルタイムのラボデータサイトマップのベストプラクティス
Q.PCとスマホが別々のURLの場合、サイトマップ送信のベストプラクティスはどうすればよいのか
A.ヘルプページを見てほしい
サイトマップの作成と送信
https://support.google.com/webmasters/answer/183668
「ページのモバイル版とデスクトップ版の URL が異なる場合は、いずれかの URL にのみリンクすることをおすすめします。ただし、両方の URL にリンクする必要があると考える場合は、URL にアノテーションを付けて、デスクトップ版とモバイル版を示します。」結論としては、PCだけ送っても、SPだけ送っても、両方送ってもよい。
サイトの規模によって異なる場合もあるだろうが、モバイルページのサイトマップを送るといいのではないか外部リンク施策の提案を受けた際の報告先
Q.SEO業者から外部リンクの営業を受けたがどのようにお知らせするのが良いのか
A.該当する窓口はない
金谷さんのtwitter DMは開いている(ただしその業者に対して何かするわけではなくその業者を締め出すことは特におこなっていない)
なおすでにそのような業者のリンクはほとんど無効になっている金谷さんからのコメント
SEOはもうだめだからソーシャルをやらなければいけないという意見について
オンラインでビジネスを行う際の新規顧客獲得やリテンションにおいて、検索からの誘導がダメになったからソーシャルをやるというようなものではない。
今では当然ソーシャルも使うべきだし、SEOが有効だった時から本来やるべきだったことを、きちんとやるという認識に変えた方がいいのではないか。
(マーケティングに携わる者として)良いコンテンツを作り、集客チャネルや目的をきちんと考えてプランを練るのがよいのではないか。